本文へジャンプ

Hitachi

このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧下さい。

2009年9月8日

中国・重慶市軌道交通3号線向け
跨座型モノレール車両用駆動システムおよび分岐器を受注

  株式会社日立製作所(執行役会長兼執行役社長:川村隆/以下、日立)は、このたび、重慶市軌道交通3号線(以下、重慶市3号線)向けモノレール車両用駆動システム114両分および本路線用分岐器11基を受注しました。日立は、2005年に運転開始した重慶市軌道交通2号線のモノレールシステムを納入しており、その信頼性・安全性が高く評価されています。これらの実績をもとに、2008年9月には、重慶市3号線の列車制御システムを受注しており、今回さらに車両用駆動システムと分岐器を受注しました。

  重慶市3号線は、中国南西地方の中核都市として人口約3,200万人を擁する重慶市の中心街を南北に縦断する路線です。今回の受注した第1期工事の区間は、2011年中の運転開始をめざして建設が進められています。

  今回受注した車両用駆動システムは、VVVF(Variable Voltage Variable Frequency:可変電圧可変周波数)インバーター制御装置、モーターおよび静止形インバーター装置(補助電源装置)によって構成されています。また、分岐器は、鉄道の転轍機に該当するもので、鋼製の桁を直接転換させるモノレールシステム特有の装置です。今回の受注により、日立は既受注の列車制御システムと合わせ、モノレールシステムの核となる3つの製品・システムを納入することとなりました。

  日立は、鉄道総合システムインテグレーターとして、車両および車両用駆動システム、列車制御システム、受配電システムなど、さまざまな鉄道関連製品・システムを多数納入してきました。特に、跨座型モノレールシステムにおいては、40年間以上にわたって、日本国内をはじめ、中国、シンガポール共和国、アラブ首長国連邦、大韓民国など、数多くの地域で受注・納入を進めており、グローバルな事業展開を加速しております。日立は、これからも、優れた先端技術、製品・システムの開発を続け、豊富な納入実績を生かして、お客様のニーズに応じた鉄道トータルソリューションを提供していきます。

受注案件の概要

1. 発注者 重慶市軌道交通総公司
2. 受注内容 モノレール車両用駆動システム(VVVFインバーター制御装置、モーター、
静止形インバーター装置)114両分、モノレール路線用分岐器(関節式、
関節可とう式)11基
3. 受注金額 総額 約80億円
4. 共同受注者 [モノレール車両用駆動システム]
株式会社日立製作所、三井物産株式会社、三井物産プラントシステム株式会社、
ナブテスコ株式会社
[分岐器]
株式会社日立製作所、三井物産株式会社、三井物産プラントシステム株式会社、
株式会社日立プラントテクノロジー

重慶市3号線の概要

1. 路線名 重慶市軌道交通3号線
2. 開業予定 2011年
3. 路線距離 約20km(第一期工事区間)
* 最終計画は、約60km(重慶市計画)
4. 駅数 18駅(第一期工事区間)
* 最終計画は、40駅(重慶市計画)

お問い合わせ先

株式会社日立製作所 電機グループ 営業統括本部 海外交通営業本部 海外第三部
[担当:川村、斉藤]
〒101-8608 東京都千代田区外神田一丁目18番13号
TEL : 03-4564-3732 (直通)

株式会社日立製作所 電機グループ 交通システム事業部 車両システム本部 モノレールSI部
[担当:西野、柳村]
〒101-8608 東京都千代田区外神田一丁目18番13号
TEL : 03-4564-4116 (直通)

以上

Adobe Readerのダウンロード
PDF形式のファイルをご覧になるには、Adobe Systems Incorporated (アドビシステムズ社)のAdobe® Reader®が必要です。