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2008年9月30日

デジタルサイネージ*1の導入を容易にする
「MediaSpaceデジタルサイネージパック」を発売

最薄部35mmの「WoooUTシリーズ」を用いたディスプレイ、
モバイル通信サービスをセットにし、導入費用軽減と自由なレイアウトを実現

  株式会社日立製作所(執行役社長:古川 一夫/以下、日立)は、デジタルサイネージ(電子看板)向け映像配信サービス「MediaSpace」の新メニューとして、映像を表示するディスプレイなどのハードウェアや、ネットワーク回線敷設工事を不要にするモバイル通信サービスなどを従来の映像配信サービスに組み合わせることで、デジタルサイネージの導入を容易にする「MediaSpaceデジタルサイネージパック」を10月1日から発売します。

  近年、多くの人が集まる公共空間に設置されたディスプレイに、映像や画像、文字、音声などのコンテンツをタイムリーに表示するデジタルサイネージが、広告や販売促進の媒体として注目を集めています。日立では、2003年にデジタルサイネージ向け映像配信サービス「MediaSpace」の提供を開始し、流通企業や金融機関、交通機関などに設置された2,500台以上のディスプレイに、映像や情報の配信を行っています。

  デジタルサイネージは、ニュースや天気予報などの最新情報を表示できるほか、多拠点のディスプレイ上に、一斉に同じ映像や情報を表示できることから、導入を検討する企業が増加しています。一方で、導入にあたって、コンテンツ配信サーバをはじめ、各拠点に設置するディスプレイなどのシステム構築・工事、配信用のネットワーク回線の敷設工事が必要となるなど、導入費用の大きさが、普及の障壁となっています。

  今回販売を開始する「MediaSpaceデジタルサイネージパック」では、従来の映像配信サービスに加えて、ディスプレイおよび設置スタンド、モバイル通信サービスを組み合わせ、現地での設置作業と配信管理サービスを一括して提供します。これにより、お客様はディスプレイ設置工事やネットワーク回線敷設工事を行うことなく、容易にデジタルサイネージを導入することができます。また、スタンド内部にモバイル通信カードを搭載しており、電源を接続するだけで映像配信サービスが利用可能*2となるため、イベント会場などでの利用でも、容易に設置場所を移動することができます。ディスプレイには、最薄部35mmの薄型液晶テレビ「WoooUTシリーズ」を使用し、設置場所に余裕がない店頭などでの利用にも対応します。

  今後日立は、「MediaSpaceデジタルサイネージパック」を積極的に展開し、映像配信サービス事業の拡大を図っていきます。

*1
デジタルサイネージ:デジタル技術を使いタイムリーに映像や情報をディスプレイに表示する次世代型インフォメーションシステム
*2
モバイル通信サービスについては、設置場所の電波状態によって、利用できない場合があります。

「MediaSpaceデジタルサイネージパック」の特長

1. ディスプレイ、モバイル通信サービスをセットにすることで、導入費用を軽減

  従来の映像配信サービスに加えて、液晶ディスプレイやスタンドなどのハードウェア、ネットワーク回線敷設工事を不要にするモバイル通信サービスをセットにしました。お客様は、ディスプレイ設置工事やネットワーク回線敷設工事などを行う必要がなくなり、導入費用を削減できます。また、ハードウェアの現地での組み立て設置作業も含めた導入にかかる費用を月々の分割払いとし、映像配信サービスの月額費用に含むレンタル方式で提供することにより、導入費用を大幅に抑えることができます。

2. 薄型液晶テレビ「WoooUTシリーズ」、モバイル通信カードの採用により、自由なレイアウトを実現

  スタンド内部にモバイル通信カードを搭載しており、設置場所では電源を接続するだけで映像配信サービスが利用できます。このため、イベント会場や売場などのレイアウト変更に応じて、容易にスタンドの設置場所を移動することも可能で、効果的な運用を実現します。また、ディスプレイには、最薄部35mmの薄型液晶テレビ「WoooUTシリーズ」32V型を使用し、設置場所に余裕がない店頭やオフィスビルのエントランスなどでの利用にも対応します。

3. コンテンツ更新サービスにより、負荷の大きいコンテンツ編成作業などを代行

  MediaSpaceコンテンツオペレーションセンターのコンテンツ更新サービスの利用により、負荷の大きいコンテンツ編成作業などの配信管理作業をお客様自身が行う必要がなくなります。お客様は、各種素材の入稿と配信先のディスプレイ、表示期間などの指定をするだけで、映像や情報の配信が可能となります。

設置イメージ

[画像]設置イメージ
設置イメージ

価格および提供時期

サービス初期費用
(1台あたり)
サービス月額費用
(1台あたり/12カ月契約時)
サービス販売開始時期
150,000円 35,000円*3 2008年10月1日

「MediaSpaceデジタルサイネージパック」の内容

主なハードウェア

項目 概要
液晶ディスプレイ Wooo UTシリーズ 32V型(スピーカー内蔵)
設置スタンド 32インチ液晶ディスプレイおよび表示機器収納ボックス付
通信ネットワーク 当社指定モバイル通信カード(インターネット接続費を含む)
MediaSpaceプレイヤー 当社指定機種(SCALA社InfoChannel Player5インストール済)

初期導入作業および配信管理サービス

項目 概要
初期導入作業 お客様指定場所への機材送付、現地での組み立て、配信確認作業
配信管理業務 配信コントロールセンターから、原則月1回のコンテンツ改編作業を実施
配信容量 1台あたり月間100MBまで*3
*3
モバイル通信ネットワークに、株式会社アッカ・ネットワークス社のACCA mobileを適用した場合。

お問い合わせ先

株式会社日立製作所 都市開発システムグループ ソリューションエンジニアリング本部
メディアサービス部 [担当:榎堀(えのきぼり)]
〒101-8010東京都千代田区外神田四丁目14番1号
TEL : 03-4564-9701 (直通)

以上

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