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2008年6月24日
株式会社日立産機システム

産業用近距離無線/IEEE802.15.4準拠

『小型無線通信モジュール「smartMODULE」-ZGシリーズ』を発売

[画像左]機器組込用通信モジュールsmartMODULE-ZGC、[画像右]アクティブタグsmartMODULE-ZGBS

  株式会社日立産機システム(取締役社長:椎木清彦/以下、日立産機)は、このたびプロトコルソフトウエアを実装した機器組込無線通信モジュール「smartMODULE」の新シリーズを発売いたします。

  近年、産業機器のネットワーク化が進み、機器データを無線送信するという需要が増えてきています。今回発売するZGシリーズは、IEEE802.15.4の通信規格に準拠した独自プロトコルを実装しています。この無線通信技術に関しては、株式会社日立製作所 システム開発研究所(所長:前田 章)と日立産機が共同開発を行なったものです。

  「smartMODULE」-ZGシリーズには、無線通信モジュール単体およびモジュールを組込んだアクティブタグ、基地局、中継局などがあり、各種システムを容易に構築することが可能です。例えば、無線通信モジュールからの各種データを、中継局を複数つなげてリレーすることで離れた基地局にデータを送り、既存のネットワークに接続することができます。このためLAN工事などが不要になるほか、機器のレイアウトフリーにも対応が可能です。

  本無線通信モジュールは、電波の受信強度も取得できますので、各種機器やセンサのデータ収集等の用途に加え、各種機器の在庫管理、作業員の位置管理などにも活用できます。また、日立産機が独自で無線プロトコルを開発しているので、アプリケーションに合わせた高度なカスタマイズが可能です。さらに、スリープ時の消費電流も1µAと小さく、長期間の電池駆動を実現いたしました。

  日立産機は、すでに製品化しているBluetooth版「smartMODULE」-BTシリーズに、今回開発したIEEE802.15.4準拠 ZGシリーズを加えて、無線通信モジュールのラインアップを強化するとともに、『日立CDMA通信端末CPTrans』との一体化を進めることで、近距離から全国規模レベルの距離までシームレス/ユビキタスネットワークシステムの実現を図ってまいります。

  なお、本製品は、6月25日(水)から27日(金)まで東京国際展示場で開催される第19回 設計・製造ソリューション展の日立グループブースに出展いたします。

商標注記

  • その他記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

お問い合わせ先

株式会社日立産機システム 事業統括本部 新事業開発センタ [担当:苗村]
〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3番地
TEL : 03-4345-6115 (直通)

以上

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