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このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧下さい。

2008年6月5日

ネットTV向けHTTPストリーミングサーバシステム
「Videonet.tv/HTTP Server」を販売開始

同時に業界で初めてネットTV向けコンテンツ自動生成を可能とした
コンテンツ制作支援システムも提供開始

[イメージ]映像配信サーバシステム

  株式会社日立製作所(執行役社長:古川 一夫/以下 日立)は、このたび、ネットTV向け映像配信サーバシステム「Videonet.tv」シリーズの製品ラインアップに、ネットTV向けにビデオ・オン・デマンド(VOD)によるHTTPストリーミング*1が可能なHTTPストリーミングサーバシステム「Videonet.tv/HTTP Server」、およびネットTV向けコンテンツ用としては業界で初めて*2となるコンテンツ制作支援システム「Videonet.tv/Creator」を追加し、6月6日から販売を開始します。

*1
HTTPストリーミング:HTTP(Hypertext Transfer Protocol)を用いてサーバから連続的にデータを転送することで、映像や音声を配信する方式。受信側にてデータを受信しながら再生することが可能。
*2
業界で初めて:ネットTV向けコンテンツの制作を支援するシステムとしてはIPTV業界初。(2008年6月 日立調べ)

  「Videonet.tv/HTTP Server」および「Videonet.tv/Creator」は、日立が6月7日から開始するネットTV「WoooUT770シリーズ」向けのポータルサイト「Wooonet」*3における日立独自のサービス「ビデオdeメール」*4の映像配信でも活用されます。

*3
Wooonet:「Wooo UT770シリーズ」向けに楽しさを広げる各種サービスを日立が提供するポータルサイト。
*4
ビデオdeメール:ビデオカメラやデジタルカメラで撮影した映像(動画・静止画)を、パソコンを使いサーバにアップロードすることで、送付先の「Wooo UT770シリーズ」で手軽に見ることができる、日立が提供する有料ネット・サービス。

新製品の特徴

1. HTTPストリーミングサーバシステム「Videonet.tv/HTTP Server」

  ブロードバンド回線でインターネット接続しているネットTVに、VODによるHTTPストリーミングの配信が可能であり、デジタルテレビ情報化研究会*5ストリーミング仕様に準拠し、現在国内唯一のインターネットを介したネットTV向け映像配信サービスとして注目されている「アクトビラ ビデオ」*6 に対応したサーバシステムです。ユーザーの視聴リクエストの集中状況に応じて最適なストレージを選択して、そこからコンテンツを配信する自動負荷分散機能や、ストレージからのコンテンツ読み出しサイズ、読み出しサイクルの最適化機能により、大容量の映像を効率よく配信できます。

*5
デジタルテレビ情報化研究会:通信サービスに対応したテレビが持つべき機能の検討を行う研究会。 デジタルテレビ情報化研究会URL http://nw-dtv.jp/
*6
アクトビラ ビデオ:株式会社アクトビラが提供する、ブロードバンド回線でインターネットに接続されたネットTV向けVODの映像配信サービス。アクトビラURL http://actvila.jp/

2. コンテンツ制作支援システム「Videonet.tv/Creator」

  コンテンツプロバイダーから提供されるコンテンツをネットTVへ配信するため、デジタルテレビ情報化研究会ストリーミング仕様のフォーマットへ変換するコンテンツ制作支援システムです。MPEG-2*7及び H.264/AVC*8の標準速度のコンテンツに加え、ネットTV側での早送り、巻き戻し、一時停止、頭出しなどのトリックプレイをスムーズに実現する倍速コンテンツを生成します。配信コンテンツの生成や変換、登録などの一連の作業を自動化することで、従来手作業で行なっていた作業の負荷を大幅に軽減します。

*7
MPEG-2:現在広く用いられている、動画像情報の圧縮符号化方式の標準規格。
*8
H.264/AVC:動画像情報の圧縮符号化方式の標準規格。従来広く用いられてきたMPEG-2に比べ、同程度の画質であれば概ね半分程度のデータ量で済むよう改良されている。

  さらに、既に提供を開始しているデジタルコンテンツ著作権保護システム「Videonet.CAS/DRM」を組み合わせることで、著作権を保護しながらネットTVへ映像配信することができます。

  なお、6月11日〜13日に幕張メッセで開催されるInterop Tokyo 2008の日立グループブースに、HTTPストリーミングサーバシステム「Videonet.tv/HTTP Server」、コンテンツ制作支援システム「Videonet.tv/Creator」およびデジタルコンテンツ著作権保護システム「Videonet.CAS/DRM」を出展します。

「Videonet.tv」シリーズ製品群の価格及び提供時期

製品名 価格 提供時期
HTTPストリーミングサーバシステム
「Videonet.tv/HTTP Server」
  • HTTP配信基本プログラム
  • コンテンツ登録管理プログラム
788万円〜
(税抜:750万円〜)
2008年6月6日
コンテンツ制作支援システム
「Videonet.tv/Creator」
  • コンテンツ制作管理プログラム
  • コンテンツ制作端末プログラム
630万円〜
(税抜:600万円〜)
デジタルコンテンツ著作権保護システム
「Videonet.CAS/DRM」
  • CAS/DRM基本プログラム
  • Marlin対応暗号化プログラム
  • 鍵更新通知プログラム
個別見積り 提供中

*価格は、ハードウェアを除いたソフトウェアのみの金額。

他社商標注記

  • 記載の会社名、製品名、サービス名はそれぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

関連情報

お問い合わせ先

株式会社日立製作所 情報・通信グループ
ネットワークソリューション事業部 ソリューション本部 [担当:小西、一木]
〒212-8567 神奈川県川崎市幸区鹿島田890 (日立システムプラザ新川崎)
TEL : 044-549-1430 (ダイヤルイン)

以上

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