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2007年5月7日
東京信用保証協会
千葉県信用保証協会
静岡県信用保証協会
愛知県信用保証協会
福岡県信用保証協会
株式会社日立製作所

信用保証協会の共同システムが稼働開始

制度変更や多様なニーズへの的確な対応を目的に、
基幹系システムと情報系システムを共同化

  東京信用保証協会(理事長:瀬田 悌三郎)、千葉県信用保証協会(会長:山口 用一)、静岡県信用保証協会(会長:栗原 績)、愛知県信用保証協会(理事長:長谷川 信義)、ならびに、福岡県信用保証協会(会長:長崎 紀彦)の5つの信用保証協会(以下、5協会)は、制度変更への対応力の強化や中小企業からの多様なニーズへの的確な対応のほか、IT投資のコスト削減を目的に、保証承諾や代位弁済などの主要な業務を行う基幹系システムと情報系システムの共同化を目指し、東京信用保証協会が中心となり「5協会共同システム」として開発を進めてきましたが、本日、当初の計画通り、共同システムの稼働を開始しました。
  なお、本システムは、株式会社日立製作所(執行役社長:古川 一夫/以下、日立)が、2004年4月から5協会と共同で構築プロジェクトを推進し、構築したものです。

  本システムは、信用保証協会において国内初となるオープン系プラットフォームによる共同システムです。各協会の端末側のインターフェースには、Webブラウザを採用しています。なお、本共同システムの運用は、5協会が出資して設立した保証協会システムセンター株式会社(社長:守屋 雅良)が行い、東京信用保証協会の用賀センタにて集中管理を行います。

  システムの構築は、金融機関向けオープン系ミッションクリティカルシステムの構築実績や協会システムを熟知しているSEのプロジェクトへの参画などが評価された日立が行いました。
  本システムは、エンタープライズサーバ「EP8000」やディスクアレイサブシステム「SANRISEシリーズ」のほか、統合システム運用管理「JP1」、ならびにシステムフレームワーク「Justware」*1などの日立製品を採用し、高信頼かつ高効率の運用が可能なシステムを実現しています。

*1
「Justware」 : オープン環境のミッションクリティカルシステムを構築するための、コンポーネント指向の業務アプリケーションの実装が可能な金融システム基盤製品

  本システムは、15協会が順次参加していく事が決定しています。そのため、本システムは、その保証取扱い規模において全国の信用保証協会52協会の50%以上を占める、大規模な共同システムとなります。そのほかにも、参加を検討している協会もあるなど、更に拡大が見込まれ、中小企業者の金融円滑化に寄与する重要なインフラとなります。

「5協会共同システム」の概要図

[図]「5協会共同システム」の概要図

信用保証協会について

「信用保証協会」は、中小企業者の金融円滑化のために設立された公的機関です。現在、全国には52の信用保証協会があり、各地域で保証業務を行っています。事業を営んでいる方が金融機関から事業資金を調達される時に、信用保証協会が確かな保証人として中小企業者の信用力を補完することで、資金の調達がスムーズになります。この信用保証制度は国の中小企業施策に基づいて行われています。

関連情報

他社商標注記

  • 記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

お問い合わせ先

東京信用保証協会 情報管理部 次期システム開発室 【担当:井上】
〒158-0097 東京都世田谷区用賀2丁目36番3号
TEL : 03-5491-7327

株式会社日立製作所 関東支社
金融情報システム営業部 【担当:下村】
〒100-8220 東京都千代田区丸の内1丁目6番1号
TEL : 03-5223-4851 (ダイヤルイン)

以上

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