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2006年9月15日
株式会社日立製作所
日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社

日立の非接触型指静脈認証技術を日本郵政公社が
ICキャッシュカードに採用

複数の金融機関の「指静脈機能」付きICキャッシュカードとの相互利用も可能に

   株式会社日立製作所(執行役社長:古川 一夫/以下、日立)の指静脈認証技術が、このたび、日本郵政公社(総裁:生田 正治/以下、郵政公社)の生体認証による本人確認に採用されました。本年10月2日から指静脈認証に対応したICキャッシュカード「郵便貯金ICキャッシュカード」の受付が開始され、本カードに対応したATMが稼働を開始します。
   指静脈認証技術は、登録されるデータがコンパクトでありながら高い認証精度を実現していること、認証速度が速く、装置が小型であり使いやすいことなどが評価され、今回の採用に至ったものです。

   また今回、同時に、複数の金融機関のATM提携においても指静脈機能付きICキャッシュカードの相互利用が開始されます。全国の郵便局において、日本郵政公社の発行する「郵便貯金ICキャッシュカード」とともに、みずほ銀行、三井住友銀行、第四銀行、京都銀行のICキャッシュカードでも指静脈認証機能を利用した預金の引き出しなどが可能となります。これにより、利用者の利便性が大幅に向上するとともに、生体認証によるセキュリティ強化のより一層の普及が期待されます。

   日立は、各金融機関の指静脈認証機能の標準化や相互利用の推進を支援・努力しています。
日立は今後も、安心・安全・快適なユビキタス情報社会の実現に向けて、さまざまな市場ニーズに応えられるソリューションを提供していきます。

指静脈認証システムの特徴と仕組み

   指静脈認証技術は、日立が開発した生体認証技術で、体内にある指の静脈パターンを認証するものです。指静脈は体内にある情報であり、成りすましや偽造が極めて困難です。指に光を透過させて、静脈画像を撮影する透過光方式を採用しており、形状が複雑な細かい静脈まで取得が可能で、直接センサ部に触れることなく高い認証精度を持ちます。また、装置もコンパクトで、ATMの本人認証、PCログインや入退室管理の他にも自動車などさまざまな分野への応用が期待されています。

関連情報

お問い合わせ先

株式会社日立製作所 情報・通信グループ 金融システム事業部 経営企画部 [担当:木村]
〒212-8567 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地
TEL : 044-549-1254 (ダイヤルイン)

以上

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