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2004年10月5日
 

経済産業省「ビジネスグリッドコンピューティングプロジェクト」の
技術開発成果を適用したオープンミドルウェアの製品化を推進

あわせて広域分散ストレージ技術の実証実験を損保ジャパンのシステム環境で実施
 
 
 
  日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:古川 一夫、以下、日立)は、経済産業省が2003年度から3年間の予定で推進中の「ビジネスグリッドコンピューティングプロジェクト」の技術開発の中間成果に基づき、サーバやストレージなどのIT資源を業務や組織の枠を越え活用するビジネス分野向けグリッドコンピューティング技術を適用した各種オープンミドルウェアを今年度から順次製品化します。
  また、同プロジェクトで開発中の広域分散ストレージ技術の実証実験を株式会社損害保険ジャパン(以下、損保ジャパン)のシステム環境で今年度から2005年度にかけて行い、製品開発へフィードバックします。
 
  ビジネス分野向けグリッドコンピューティングの実現においては、各資源を業務の集中・分散に動的に対応させ、それら資源の配置状況や資源相互の整合性を管理する技術や、高信頼なアプリケーション間メッセージング技術の確立と共に、業務データのライフサイクル全般にわたり一貫してセキュアな管理を行うことが重要なポイントとなっています。経済産業省の「ビジネスグリッドコンピューティングプロジェクト」では、「ビジネスグリッドコンソーシアム」がビジネスグリッドミドルウェアの技術開発を行い、「ストレージシステムコンソーシアム」が、特にストレージ資源に焦点をあて、広域分散ストレージ技術の開発を行っており、日立は双方に参画しています。
 
  今回のオープンミドルウェア製品化と損保ジャパンにおける実証実験の概要は下記の通りです。
 
(1) 日立オープンミドルウェアへの技術成果の適用と製品化の推進
 
  経済産業省「ビジネスグリッドコンピューティングプロジェクト」で開発中のグリッド技術を、日立のサービスプラットフォームコンセプトHarmonious Computingを具現化する主要技術と位置付け、ビジネスグリッドミドルウェアのIT資源構成管理技術を統合システム運用管理「JP1」へ、高信頼メッセージング技術をコラボレイティブEビジネスプラットフォーム「Cosminexus」へ適用し、さらに広域分散ストレージ技術をストレージ管理ソフトウェア「JP1/HiCommand」へ適用し、今年度から順次製品化します。なお、これらの製品は統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」や大型ディスクアレイサブシステム「SANRISE Universal Storage Platform」を含むシステムでも利用し、業務システムの更なるTCO削減や高信頼化を目指します。
 
(2) 損保ジャパンにおける広域分散ストレージ技術の実証実験の推進
 
  「ストレージシステムコンソーシアム」で開発中の広域分散ストレージ技術の有効性を評価する目的で、損保ジャパンのシステム環境において、業務システム毎に磁気ディスクや磁気テープなどに個別に格納・管理されている多量の業務データについて、大型ディスクアレイサブシステム「SANRISE Universal Storage Platform」と「JP1/HiCommand」を使用し、ストレージ資源の有効活用とデータセキュリティの確保について検証します。検証内容は下記の通りです。
 
  1. データの作成・使用開始から削除に至るデータライフサイクル全般にわたる管理を行います。また、データアクセス特性や性能などが異なるストレージ間で、データを配置するストレージを切替えるタイミングとして、データアクセス頻度の変化やハードウェア構成の変更時などに無停止的にデータの再配置を行うことで、ストレージ資源の利用効率向上や運用コストの削減が図れることを検証します。
  2. データ改ざん防止および保管期限管理、保管期限終了後のデータ完全抹消などを実施し、ストレージ装置と連携したセキュアで安全なデータ保管運用を検証します。
  なお、日立と損保ジャパンは共同で、今年度中に検証環境のシステム要件定義と業務運用設計を行い、2005年度にシステム構築及び検証評価を実施する計画です。またシステム要件定義の内容および実験結果に基づく改善点を、広域分散ストレージ技術開発、および「JP1/HiCommand」の開発にフィードバックします。
 
実証実験の概要図は添付別紙参照をご参照下さい。(PDF形式)
 
  今回の実証実験について、損保ジャパン執行役員 事務・IT企画部長 望月 純氏は以下に述べています。「損保ジャパンでは、システム構造改革を通じてローコストオペレーションを実現すると共に、最先端IT技術を駆使することでお客様に満足していただける商品の開発を進めており、多くのお客様にご支持いただくことができました。今後も、さらにITを活用したサービスの向上を推進して行く予定であり、今回開発したデータライフサイクル管理を意識した新たなストレージ管理技術が、IT投資の効率化や、データセキュリティの確保に大きく寄与するものと期待しております。」
 
 

ビジネスグリッドコンピューティングプロジェクトについて

 
  「IT産業の国際競争力強化」をねらい経済産業省が2003年度から2005年度までの予定で推進中のプロジェクトです。本プロジェクトでは、成果の事業化と積極的な国際市場への展開等を目標として、(1)ビジネスグリッドミドルウェアの共同開発 (2)世界的な標準化 (3)ユーザと連携した実証実験による実用化の検証 中心に推進中です。同プロジェクトの「ビジネスグリッドコンソーシアム」は、日立、富士通株式会社、日本電気株式会社、産業技術総合研究所が参加し、「ストレージシステムコンソーシアム」は日立を中心に東京大学、大阪大学、慶應義塾大学との連携による共同研究を推進中です。
 
 

商標名称等に関する表示

 
記載の会社名、製品名はそれぞれ会社の商標もしくは登録商標です。
 
 

お問い合わせ先

 
株式会社 日立製作所 情報・通信グループ ソフトウェア事業部 企画本部 計画部 [担当 : 下川]
〒244-8555 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地
電話 : 045-866-8195 (ダイヤルイン)
 
 
以上
 
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