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2004年3月17日
株式会社日立製作所
執行役人材部門長　原巖

2004年春季交渉回答について

デフレ傾向の長期化、グローバル競争の激化等、取巻く経営環境は引続き厳しく、当社の業績は、2003年度は一定の回復を見込んでいるものの、先行きにはなお懸念材料が多く、予断を　許さない状況である。こうした中で今回の回答は、各種経営諸施策に対する組合並びに従業員の理解・協力に報いるとともに、今後の当社業績の本格回復に向けても更なる協力を得たいとの考えから、会社として今でき得る最大限の決断をしたものである。
また、労働協約改訂については、次世代育成支援及び仕事と家庭の両立支援について、当社としてはこれまでも積極的に推進してきており、今回もその基本スタンスに沿って関連項目の要求に応じることとしたものである。

■回答内容

１．賃金改訂交渉

回答

賃金体系を維持する。

２．賞与交渉

回答	要求
1,391,746円	1,496,500円

＜ご参考＞

	回答	要求
月数	4.65ヵ月	5.0ヵ月

・平均基準内賃金	：	299,300円
・平均年齢	：	36.3才
・支給日(予定)	：	夏　6月10日、冬　12月10日

３．労働協約改訂(抜粋)

	項目	回答
1	次世代育成支援対策推進法への対応	行動計画策定のための労使協議機関の設置
2	仕事と家庭の両立支援策の充実	配偶者出産休暇5日の新設
2	仕事と家庭の両立支援策の充実	育児休職限度期間の6ヶ月までの延長

以上

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2004年春季交渉 回答について

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