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2003年9月18日
 

Linuxの業種対応ソリューション体制とOSSサポート体制を強化

「Linuxソリューションセンタ」と「OSSテクノロジセンタ」を設立
 
 
 
  株式会社 日立製作所  情報・通信グループ(グループ長&CEO:古川  一夫、以下、日立)はこのたび、LinuxをはじめとするOSS(Open Source Software (*1))の情報システムへの適用を更に進めるため、金融、製造、流通、公共などの各業種に対応する最適なLinuxソリューションを提供する「Linuxソリューションセンタ」と、各種OSSの利用ノウハウや評価結果に基づき、OSSを適用したシステムの構築支援などを行う「OSSテクノロジセンタ」を10月1日に設立し、Linuxソリューション及びOSSサポートの推進体制を強化します。
*1: Linuxをはじめとする、ソースコード(プログラム構造)が公開され、誰でも自由に利用可能なソフトウェア。一般的には、ソースコードの公開により問題を発見し対策し易く、品質を安定させやすいなどの特長を持つ。

  近年、LinuxをはじめとするOSSの市場への導入が進み、政府のe-Japan戦略においても、情報システムへのOSSの適用が注目されています。一方、民間企業においても、LinuxをはじめとするOSSでのシステム構築事例が増加するなど、官民双方で適用が進展している状況です。

  日立は、1999年4月にLinuxのサポートを開始して以来、ミドルウェア分野やインターネットアプライアンスサーバのLinuxサポートをはじめとし、メインフレームからモバイルまでのスケーラブルなLinuxのサポートと各種ビジネスを推進してきました。
  今後、企業や電子行政などの公共分野での基幹となる業務やサービスでLinuxを含めたOSSの適用が本格化するなか、業種毎に最適なLinuxの適用形態の把握や、各種OSSの利用ノウハウの活用やシステムへの適合性評価などを実施し、ミッションクリティカルな業務システムに耐えうる信頼性を確保することが重要なポイントになってきています。
  このような動向を踏まえ、各業種分野で日立が今まで培ってきたシステム構築をはじめとした各種ノウハウを活用し、Linux上で各業種に対応するシステムを最適に構築するためのソリューションを提供する「Linuxソリューションセンタ」と、Linux及び各種OSSの適合性評価や信頼性などの業種共通的なOSS基盤技術について、サポートやサービスを提供する「OSSテクノロジセンタ」を設立し、Linuxソリューション及びOSSサポートの推進体制強化を図ります。

  今回設立する両センタの特長は下記の通りです。

1. お客様の業務に最適なLinuxソリューションを提供する業種対応の「Linuxソリューションセンタ」
(1) 豊富な実績のある業種対応ソリューションをLinux上で提供
  UNIX、Windows(R)他のプラットフォーム上での豊富な構築実績がある営業店システムなどの金融業務ソリューション、電子申請システムなどの電子行政ソリューション、生産管理システムをはじめとするERP/CRMソリューションなどの既存ソリューションのノウハウを活用し、お客様の業務に最適なLinuxソリューションを提供します。
(2) テンプレート等の活用による効率的ソリューションの提供
  既に実績のある各種パッケージや、業務ノウハウが組み込まれた既存テンプレートのLinux対応化を図り、ソリューション提供時に部品として活用することで、効率的なシステム構築を実施します。
(3) Linux関連ノウハウを持つSEの増強
  「Linuxソリューションセンタ」はLinux上でのシステム構築、コンサルティング他のソリューションを担当する製造、流通、公共などの各業種SEから構成し、順次体制を増強していきます。

2. Linux及び各種OSSの技術とコンサルティングを提供する「OSSテクノロジセンタ」
(1) OSSのベターユースやノウハウに基づく技術コンサルティングを提供
  Linux、Apache Web Server、Tomcatなどの各種OSSを適用したシステムにおいて、これらの組合せ適合性や性能、信頼性などの評価を行い、推奨できるOSS適用のパターンや利用時のノウハウに基づいた技術コンサルティングを提供します。また、システム検証はオラクル製品やミラクルリナックス社製品等の組合せシステムも対象とし、順次コンサルテイング内容を拡充していきます。
(2) 高度なOSSサポートサービス商品を提供
  Linuxについては既に、基本的な問合せサービスから、24時間365日の対応を行う高度なサポートサービス商品までを提供していますが、エンタープライズ分野へのLinux適用拡大に向けてサポート力強化を図るため、この度米国レッドハット社と戦略的グローバルアライアンスを締結しました。
  この提携により、レッドハット社での日立ハードウェアの認証とバックエンドサポート、レッドハット社Enterprise  Linuxロードマップ策定への日立の参画等が可能となり、更に強化したサポートサービスを提供します。また、日本オラクル社のUnbreakable Linux、ミラクル・リナックス社のLinuxとも引き続き提携を推進するほか、  Linux以外のOSSについても順次サービスを提供する予定です。
(3) 標準化、コミュニティ貢献活動の推進
  既に参画しているOSDL、LPI(*2)、USAGI(*3)に加え、各種OSSの標準化団体や、コミュニティに積極的に参画し、OSSの普及に貢献していきます。
*2: The Linux Professional Institute : Linuxの技術認定推進団体
*3: Universal Playground for IPv6 Project:LinuxシステムへのIPv6動作環境の提供とその普及活動を行う団体

  今回開設する両センタが提供するソリューション及びサポートは、ユーザがコアビジネスに集中し、高い信頼性とビジネスの変化に即応した最適なシステムを構築できる環境を提供する日立のサービスプラットフォームコンセプトHarmonious Computingに基づいています。また、2003年6月に設立した、サービスプラットフォームの総合的なシステム検証施設であるハーモニアス・コンピテンス・センタも活用し、Linuxのベストソリューションを提供していきます。

  今回の体制強化にあたり、パートナー及びディストリビュータ各社から以下のコメントを頂いております。(50音順)

日本オラクル株式会社 取締役専務執行役員  セールス・マーケティング・開発統括担当
山元  賢治  様
  日本オラクルは、日立製作所による今回のLinuxをはじめとするオープンソースソフトウェアに対するソリューション強化を歓迎いたします。日立製作所のHarmonious Computingと日本オラクルの「Unbreakable Linux」が、Linuxを基盤とした堅牢で拡張性・可用性に優れたシステムを提供できることを確信しています。このたび新しく設立された「Linuxソリューションセンタ」「OSSテクノロジセンタ」におけるシステム検証をはじめとして、今後とも日立製作所との強固なパートナ−シップのもと、より優れたLinuxソリューションの提供を推進していきます。

ミラクル・リナックス株式会社  代表取締役社長
佐藤 武  様
  ミラクル・リナックスは、日立製作所の「Linuxソリューションセンタ」ならびに「OSSテクノロジセンタ」設立を歓迎いたします。ミラクル・リナックスは、日立製作所様と協業しLinuxの企業システムへの利用へ向けて必要不可欠な機能であるLKST(Linuxカーネル状態トレーサ)をOS側に実装するなど推進してきました。今回のソリューションセンタならびにテクノロジセンタ設立は、Linuxの適用分野ならびに市場拡大を更に加速させると確信しております。
  今後もミラクル・リナックスは、企業システムにおけるLinuxの浸透を強力に推進し、特にハイエンド領域におけるLinuxの適用の拡大を目指します。

米国レッドハット・インコーポレイテッド インターナショナル・オペレーション担当社長
アレックス・ピンチェフ  様
  世界的にRed Hat Enterprise Linuxに対する機運が急速に高まっている現在、技術における先進企業である日立がレッドハットの戦略的パートナとなることは、とても喜ばしいことです。今後両社は共同で、統合された世界レベルのLinuxソリューションにより日本のエンタープライズ市場のニーズに応えていきます。

他社商品名称に関する表示
Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における登録商標あるいは商標です。
UNIXは、X/Open Company Limitedが独占的にライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標です。
その他記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
 
 
 
以上
 
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本文ここまで


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