日立製作所（取締役社長：庄山悦彦）とそのグループ企業である６社は、日立グループ
の経営効率の向上を図るとともに、サービス事業の拡大を実現することを目的に、人事・
給与・総務関連業務、経理、財務業務および資金業務などの事務代行を行うアウトソーシ
ング会社「日立トリプルウィン株式会社」を平成１２年２月に設立し、同年４月から業務
を開始することを決定しました。

　日立製作所は、本年１１月に日立中期経営計画「i.e.HITACHIプラン」を発表し、その
中で日立グループの経営効率の向上を図るためグループ会社の再編、見直し、協調を積極
的に進めると共に、日立クレジット、日立リースなどを中心に実施している金融・サービ
スの強化も中期計画達成の一つの柱として位置づけています。

　そこで、今回、日立製作所と日立金属株式会社、日立電線株式会社、日立化成工業株式
会社、日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社、株式会社日立物流、日立クレジット
株式会社の７社で、均等出資を行い、平成１２年２月に「日立トリプルウィン株式会社」
を設立することを決定しました。
　新会社では、先ず日立クレジットの業務を受託し、以後出資会社はもとより、日立グル
ープ各社の業務を受託し、日立グループの経営効率の向上を実現していきます。同時に、
日立グループ外の企業からも業務受託を行い、日立グループのサービス事業の柱の一つと
して立ち上げていきます。
  なお、新会社は、平成１２年４月に、出資会社からの出向者を中心に約７０人の人員で
業務を開始します。平成１４年度には、売上高約２０億円を目指しています。

〈新会社概要〉
・ 会社名：日立トリプルウィン株式会社（英文社名：Hitachi Triple Win Corp.）
・ 本社所在地：東京都港区西新橋３丁目３−１
・ 資本金：３億５,０００万円
・ 設立日：平成１２年２月２日
・ 営業開始：平成１２年４月１日
・ 代表者：山 口  撰
・ 初年度売上高（計画）：約１０億円（平成１２年度）
・ 営業開始時人員：約７０名

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