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平成11年8月10日

運転音を約4割低減した単身女性向冷蔵庫「野菜小町」第3弾を発売

―テーブル上の調理家電利用に便利な「テーブルタップホルダー」も採用―

 日立製作所 家電グループ(グループ長&CEO:宇根山 祥久)は、単身女性から一週間分の食品が貯蔵
できると好評の「野菜小町」第3弾(R−22YK)を9月21日から発売します。
  本製品は、昨年の機種に比べて運転音を約4割、消費電力量も約1割強それぞれ低減し、さらに冷蔵室ドア
棚の冷却性能も改善し基本性能を向上しました。また、テーブル上の調理家電利用に便利な「テーブルタップ
ホルダー」を採用し使い勝手も向上しました。
  本製品は「メッセージS計画」の一環「市場セグメント商品」として、単身女性向け本格的パーソナル冷
蔵庫で求められる商品性を、ユーザーの声を基により一層拡充しました。
     
■価格および発売時期
製品名型  式内容積標準価格(税別)発売時期当初月産台数
冷凍冷蔵庫R−22YK215L110,000円9月21日15,000台
       

 1998年10月〜1999年9月の冷蔵庫の総需要(冷凍庫を除く)は、買い替えを基調に約500万台
(前年比102%)が見込まれます。この内171〜220Lクラスにおいては、当社が有職単身女性の食
生活を支えるための本格的なパーソナルタイプ冷蔵庫として「野菜小町」を1997年12月に投入して以
降市場が拡大し、平成10年上期(4−9月)では前年同期比で約131%と急伸しました。
  今年度は前年需要をキープする中、「野菜小町」の市場占有率は約6割強(171〜220Lクラス)に
達するものと見込んでおります。(当社調べ)
  このような「野菜小町」伸長の背景には、晩婚化等による単身女性の増加があげられます。
 「野菜小町」は、週一回のまとめ買いも可能な容量と、パーソナルタイプでは初の独立高湿野菜室を設け
た3ドア形とするなど、大型冷蔵庫並みの保存機能を備えた冷蔵庫としたことが高い評価を得、単身女性の
買い替えを促すという新たな需要を創出しました。
 また、子育て終了後の熟年世帯にも手頃なサイズの高機能冷蔵庫として受け入れられ、販売台数の約5割
強がこれらの層で占められています。
     
  日立では、さらに商品性向上のため、「野菜小町」ユーザーから募った全国100名のアドバイザーによ
る商品評価を本年4月まで一年間実施しました。
  このアドバイザーから得た評価の分析結果を元に、本製品ではさらに基本性能と使い勝手の向上を図りま
した。
     
  昨年機種の静音設計25dB*1の運転音については61%の方が「静か」と評価する一方、ワンルーム
マンション居住ユーザーを中心とする17%の方から「ややうるさい」とされたことから、コンプレッサー
のサイレンサーの改善などによる静音化で運転音を約4割減の23dB*2としました。
  同時にコンプレッサーは効率アップも図り、年間消費電力量を70kWh/年低減し490/490kWh
/年と省エネ化も進めました。
  さらに、ドア棚の冷却性能向上のため、冷蔵室天井前方から冷気を吹き降ろす「クールシャワー」も設け、
基本性能の向上を図りました。
     
  また、冷蔵庫の高さを130cmに抑えたことで、テーブル上での調理家電品の利用は73%に及び、こ
れら家電品用の電源がテーブル上にほしいとの意見も多かったことから、テーブル後部に市販のテーブルタ
ップをスッキリ保持できる「テーブルタップホルダー」を設けました。
* 1 無響室にて、冷蔵庫前方1mで測定。
* 2  「音の強さのレベル」(dB)は対数で表すため、2dBの減少は「音の強さ」で約4割減となります。

■主な仕様
型 式R−22YK
内容積(L) 合 計215
冷蔵室122
野菜室45
冷凍室48
外形寸法(mm)幅593×高さ1300×奥行き658
本体の色カスタードベージュ、サーモンベージュ、マスカットグリーン
     
     
     
     
                                                              −以  上−


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