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平成11年6月28日

用紙サイズの異なる帳票を一括混在処理できる 高機能「Imaging-OCR」に小型・低価格モデルを追加

−現行上位モデルに比べ設置面積を53%に小型化し、標準構成価格も37%に低減−

  日立製作所情報・通信グループ(グループ長&CEO:小高俊彦)は、この度、用紙サイズの異な
る帳票を一括混在処理できる「Imaging-OCR」に、新たに小型・低価格のOCRスキャナとして
「Image-OCRスキャナ HT-4133」を追加し、6月30日から発売します。
  本製品は、業界初の箱型スタイルの採用により、現行上位モデル*1に比べ、設置面積を
53%に削減し、金融・保険業等での窓口利用に適した省スペース性を追求しました。さら
に、標準構成価格も現行上位モデルに比べ37%に低減し、導入しやすい低価格を実現しま
した。  *1:Image-OCRスキャナ HT-4137
          
  近年、ペーパーレス化による業務効率の向上を目指したシステムの導入が進展しています。
  なかでも、大量の帳票類を扱う金融・保険業を中心に、用紙サイズの異なる帳票の一括処理
や、フォーマット定義を持たない非OCR帳票のイメージ入力を同時に行いたい、というニーズ
が高まっています。
  特に、窓口業務をはじめとした帳票処理業務を迅速化するために、手書き文字の高精度認識
や高精細イメージ入力が可能な、小型で低価格なOCRスキャナが求められています。
          
  当社では、こうした市場ニーズにいち早く着目し、Windows(R)対応版「文字認識ソフトウェ
ア Friendly-OCR」を平成8年2月に製品化し、合わせて当社のイメージシステム
「HITFILE」などとの連携利用を実現しました。さらに、10年2月には、クラス最高速の
読み取り性能を持ち、両面帳票入力やハーフトーンを含む高精細画像入力を実現した
「Image-OCRスキャナ HT-  4137」を製品化し、「文字認識ソフトウェア Friendly-OCR」
とともに日立OCRプロダクト「Imaging-OCR」として提供を行ってきました。
          
  今回発売する「Image-OCRスキャナ HT-4133」は、業界初の箱型スタイルの採用により、
現行上位モデルに比べ設置面積を53%に削減するとともに、背面部分のコネクタ類を無く
し壁付け設置を可能にしたことで、大幅な省スペース化を実現しました。また、小型OCR
クラスではトップクラスの読み取り性能(A4横・手書き数字300字:約25枚/分)を実
現したほか、一件単位の入力から少量バッチ入力まで柔軟な運用が可能です。
  さらに「文字認識ソフトウェア Friendly-OCR」では、手書き漢字などの認識精度を向上
し、バーコード認識や活字漢字認識などの機能を新たに追加しました。
          
  ■出荷時期
    平成11年7月末〜
          
  ■標準構成価格
    130万円〜(標準構成時) ※パソコンの価格は含みません。
   (Image-OCRスキャナHT-4133+Friendly-OCR)
          
 
          
                                                                        以  上


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