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News Release

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平成10年10月5日

家庭用バイオ式電気生ごみ処理機『ごみパックン』第2弾 2機種を発売

―ヒーターの容量アップと出力コントロールで適用温度範囲を拡大、
ほぼ日本全国で使用可能―

  日立製作所は、このたび、ヒーター容量を1.5倍(当社従来機比「BGD−100」)に拡大し*、環境
温度に対応した3段階の出力コントロールにより、処理能力を20%向上し、適用できる温度の範囲
が−10℃〜40℃に拡大した家庭用バイオ式電気生ごみ処理機『ごみパックン(BGD−120)』を
11月1日より発売します。
  また、寒冷地タイプ(北海道向け「BGD−120K」)も12月1日より発売します。これにより、ほぼ日
本全国で使用が可能となります。
*電気代は従来機種と変わりません。

〈価格及び発売時期〉
商品名型 式本体標準価格(税別)発売時期当初販売目標
家庭用バイオ式電気生ごみ処理機(標準型)BGD−12059,000円11月1日5,000台/月
家庭用バイオ式電気生ごみ処理機(寒冷地向)BGD−120K69,000円12月1日500台/月

  家庭用生ごみ処理機の平成10年度の需要は、約15万台が見込まれ、平成12年には約50万台
という急速な需要の拡大が期待されています(日立調べ)。
  この背景には、ごみの増加という深刻な社会問題があり、ごみの減量化対策として、分別収集や有料
化、さらには機器に対する補助金制度を採用する自治体が増えています。(平成10年9月現在
 約  500の自治体が補助金を予算化 日立調べ)
  一方、家庭から出される生ごみの処理に関して、「生ごみ保管中に悪臭がする」「不衛生感がある」
「運搬時に汁がたれる」「重い」「集積場でカラスや猫などに荒らされる」など、さまざまな悩みが聞かれ
ます。こうした深刻なごみ問題から、家庭用生ごみ処理機へのニーズが一層高まっています。
  日立ではこうしたニーズに対応し、昨年11月に生ごみを微生物の力で分解するバイオ式を採用した
生ごみ処理機『ごみパックン(BGD−100)』を発売しましたが、このたび、さらに能力を向上した『ご
みパックン(BGD−120)』第2弾を発売します。

  今回発売する『ごみパックン』は、ヒーターの容量が従来機種(BGD−100)に比べ 1.5倍にアップし、
環境温度に対応して3段階の出力コントロールを行います。これにより、処理容量が   20%向上し(当
社従来機種BGD−100、処理能力1.0Kg/日との比較)1.2Kg/日となるとともに、適用できる温度の範
囲が−10℃〜40℃に拡大し、北海道以南の地域で使用が可能です。
  また、寒冷地(北海道向け)での使用に対応するため、適用温度範囲を−20℃〜40℃と更にワイド化
した、「BGD−120K」も12月に発売します。これら2機種で、ほぼ日本全国で家庭用生ごみ処理機の
使用が可能となります。
  さらに、一日の生ごみ投入量が少ない(0.5Kg/日以下)少人数世帯で、基材が乾燥することを防ぐた
めに「少なめコース」を新たに採用しました。
  このほか、従来機種で好評の「基材交換目安ランプ」「留守番コース」も引き続き採用しています。
なお、当社では全社的に環境問題を重要課題として取り組んでおり、この生ごみ処理機の使用により、
できたコンポストは、有機肥料として家庭園芸などに使用でき、資源のリサイクルにもなることを訴求し、
普及に努めてまいります。


〈主な仕様〉
型式BGD−120BGD−120K
据付場所屋外(周囲温度-10℃〜40℃)屋外(周囲温度−20℃〜40℃)
標準処理量1.2kg/日
処理方法バイオ式(好気性土壌菌による常温分解方式)
基材微生物、おがくず、コーヒー豆殻のミックス材
減容約1/8
メンテナンス約2ヶ月に1回部分交換(約8L取り出し、別売りの基材を同量補給)
電源 AC100V 50/60Hz共用
消費電力(50/60Hz)最大85W/85W最大120W/120W
外形寸法幅42.5cm×奥行33.5cm×高さ60.5cm
質量10kg(本体のみ)



                                                                                    以  上


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