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News Release

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平成10年6月23日

統合型グループウェア「Groupmax」のワークフロー機能を強化

−WWWブラウザ対応を強化し、本格的なイントラネットワークフローシステムを実現−

  日立製作所はこのたび、同社の統合型グループウェア「GroupmaxVersion 3」に、WWWブラウザ上
でワークフローの定義、進捗状況の監視、進捗結果の解析など、本格的なイントラネット対応のワー
クフロー機能を強化した製品群を追加し、平成10年7月1日より出荷を開始します。
  同時に、パソコンや当社のハンドヘルドPC 「PERSONA(ペルソナ)」(WindowsR CE 2.0)などに搭載
されているWWWブラウザからワークフロー機能を利用できるほか、メール、スケジューラといった基本
機能も強化しています。

  グループウエアは、メールや文書の情報共有といったデジタルコミュニケーションの充実に貢献する
とともに、今後は、ビジネス文書をデジタルデータとして保存を認める法改正などもあり、一層普及が
進展すると期待されています。
  さらに、金融ビッグバンや規制緩和等により大競争時代を迎え、各企業ではビジネスプロセスの見
直しが急ピッチで進み、オフィス業務の効率化やモバイル/SOHOへの対応を目的とした情報インフ
ラの整備が重要な経営課題となっています。  

  当社では、平成6年12月より日本型BPR(Business Process Reengineering)を推進するためのツー
ルとして「Groupmax」の提供を開始し、平成10年1月には、「Groupmax Version 3」の基本機能を出荷
開始しました。今回、新たにメールやスケジューラなどの基本機能を充実させたほか、「Groupmax」の
最大の特徴であるワークフローをイントラネット環境で本格的に利用するための機能を大幅に強化し
たことで、イントラネットを利用したビジネスプロセス改革を強力に支援します。例えば、ワークフロー
管理者がワークフローの定義、運用状況の確認、および業務の実行状況の解析をWWWブラウザで
行ったり、ワークフローを利用している職場の管理者が自部署の案件状況をWWWブラウザからチェ
ックできます。さらに、今後ますます増加が予想されるモバイルやSOHOの需要に対して、ノートPCや、
「PERSONA」のようなハンドヘルドPCを活用したシステムを構築できます。
  また、情報インフラの急激な拡張に伴う情報システム部門の負荷を軽減し、TCOを削減するため、
サーバのクラスタ対応による24時間連続稼動を実現するほか、サーバ稼動中のバックアップ機能な
ど信頼性/運用性/セキュリティを向上する機能も提供します。

  尚、今回の新製品は、7/1〜7/4に幕張メッセ(日本コンベンションセンター)で開催される
「 WINDOWSR WORLD Expo-Tokyo 98 」の日立ブースに出展される予定です。


<新製品の価格・出荷時期・機能概要>
1.イントラネットワークフロー機能
(1) イントラネットワークフローのユーティリティ
製品名:Groupmax Workflow - Specialist Tools Version 3 for WWW
価格:510,000円(サーバ分1ライセンス)から
出荷:平成10年9月1日
機能概要:ワークフロー管理者がワークフローの定義、運用状況の確認、および業務の
実行状況の解析をWWWブラウザから行えます。

製品名:Groupmax Workflow - Specialist Tools for WWW Webクライアントオプション
価格:8,500円(1ライセンス) から
出荷:平成10年9月1日
機能概要:Groupmax Workflow - Specialist Tools Version 3 for WWWを利用するための
クライアントアクセスライセンスです。

製品名:Groupmax Workflow - End-User Tools Version 3 for WWW
価格:340,000円(サーバ分1ライセンス)から
出荷:平成10年7月1日
機能概要:ワークフローを利用している職場の管理者が自部署の案件
状況を WWWブラウザからチェックできます。

製品名:Groupmax Workflow - End-User Tools for WWW Webクライアントオプション
価格:8,500円(1ライセンス) から
出荷:平成10年7月1日
機能概要:Groupmax Workflow - End-User Tools Version 3 for WWWを
利用するためのクライアントアクセスライセンスです。
(2) イントラネットワークフロー機能の開発支援ライブラリ
製品名:Groupmax Workflow Server - Library Extension Version 3
価格:168,300円(1ライセンス) から
出荷:平成10年7月1日
機能概要:ワークフロー管理者用のカスタマイズを可能にするライブラリです。

製品名:Groupmax Workflow Client - Library Extension Version 3
価格:85,000円(1ライセンス) から
出荷:平成10年7月1日
機能概要:ワークフロー管理者用のカスタマイズを可能にするライブラリです。
2.モバイル/SOHO機能
(1) PERSONA(WindowsR CE 2.0)連携機能
製品名:Groupmax Mail Server(基本セット)
価格:基本セットに標準装備
出荷:平成10年2月1日(出荷済み)
機能概要:GroupmaxメールサーバでのPOP3対応により、日立のPERSONA等
のWindowsR CE端末からメールの送受信が可能になります。

製品名:Groupmax Schedule - Connection for WindowsR CE
価格:5,000円(1ライセンス)から
出荷:平成10年7月1日
機能概要:Groupmaxのスケジューラクライアントとの同期が可能になります。
(2) メールクライアントの通信費節約機能
製品名:Groupmax Mail Client(基本セット)
価格:基本セットに標準装備
出荷:平成10年7月1日
機能概要:Groupmaxメールをモバイル/SOHO環境で扱う際、通信時間の削減、通信費の
削減を支援するための機能を強化しました。添付ファイル無しでのダウンロード、メールサ
イズ、メール受信日等によるメールの格納条件フィルタリング機能をサポートします。
3.信頼性/運用性/セキュリティの強化

(1) Groupmaxサーバの統合運用管理機能(TCP/IP版)
製品名:Groupmax System Management - TCP/IP Version 3
価格:170,000円(1ライセンス)から
出荷:平成10年7月1日
機能概要:Groupmaxサーバの一括管理がTCP/IPベースで可能となります。

製品名:Groupmax System Agent - TCP/IP Version 3
価格:25,500円(1ライセンス)から
出荷:平成10年7月1日
機能概要:Groupmaxサーバの一括管理をTCP/IPベースで監視するサーバ
監視エージェントです。
(2) 電話によるメール確認機能
製品名:Groupmax Mail - Telephone Option Version 3
価格:330,000円(1ライセンス)から
出荷:平成10年7月1日
機能概要:電話から、自分あてのメールの内容を音声で確認できます。
(3) FAXを利用したメール送受信、ワークフローとの連携機能
製品名:FAX コネクション
価格:916,000円
出荷:平成10年7月1日
機能概要:FAXを利用して、メールの送受信やワークフローとの連携を可能とします。
(4)ワークフローの投入機能とHITFILE連携機能
製品名:Groupmax Workflow イメージ登録オプション
価格:283,300円から
出荷:平成10年7月1日
機能概要:Groupmax Workflowの案件、及びその添付ファイルをイメージ
文書化してHITFILEへ格納する業務を支援する機能です。

<他社商品名称に関する表示>
・Windows,Windows CEは、米国およびその他の国における米国MicrosoftCorp.の登録商標です。



                                                                         以  上


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