日立製作所はこのたび、「日立クリエイティブサーバ３５００シリーズ」のフォールトトレラントモデル
の新モデルとして、従来モデルの基本機能はそのままに、約４０％の低価格化を図った「３５００／
７４５ＦＴ」、「３５００／７２５ＦＴ」の２機種を製品化し、４月１７日より販売を開始します。
　
  企業のサービス競争の激化やグローバル化の進展に伴い、情報システムは、２４時間の無停止
運転、大容量、高速処理、高信頼性といったニーズが高まっています。また、システムの大規模化
に伴う装置の省スペース化も求められています。

  当社では、こうしたニーズに対応して平成７年１月にプロセッサ、メモリやファイル装置などを二重
化することにより耐故障性を高め、無停止連続運転が行える「日立クリエイティブサーバ３５００／
７３０ＦＴ」、「３５００／７５０ＦＴ」（フォールトトレラントモデル）を製品化し、装置障害がシステム全体
に影響を及ぼす可能性のあるネットワークプロセッサや２４時間操業の生産ラインのサーバなど、
企業システムの重要な基幹業務に活用されています。
　
  今回製品化した「３５００／７４５ＦＴ」、「３５００／７２５ＦＴ」は、従来モデル「３５００／７３０ＦＴ」、
「３５００／７５０ＦＴ」の基本機能はそのままに、約４０％の低価格化を図りました。また、ラックマウン
トタイプの筐体の採用により、省スペース、システム構築の際の拡張性、柔軟性も向上しました。こ
うした特徴により、本製品は、システムの耐故障性が要求される中小規模事業所のフロントエンド
サーバやアプリケーションサーバとしての利用に最適です。

［今回の新製品］

<価格内訳>
　メモリー：256MB、ＨＤ：4GB、DAT、コンソール、HI-UX/WE2


                                                                         以  上