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News Release

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平成10年3月17日

世界で初めてDVD−RAMドライブを搭載したライブラリ 「DLシリーズ」を発売

−省スペースのキャビネットタイプで最大容量390ギガバイトを実現−

  日立製作所はこのたび、世界で初めて、DVD−RAM統一規格に準拠したDVD−RAM(書換え可能
なDVD)ドライブ搭載の最新鋭DVD−RAMライブラリ「DLシリーズ」を製品化し、3月19日よりOEM販
売を開始します。
  DVD−RAMライブラリ「DLシリーズ」は、片面の記憶容量が2.6ギガバイト*1のDVD−RAMディス
クを最大150枚収納でき、最大記憶容量390ギガバイトを実現しました。

  動画や音声など大容量マルチメディアデータを扱うシステムの増加や、データウェアハウスの導入など、
企業における取扱データ量は飛躍的に増大しています。こうした背景のもと、次世代の記憶ディスクとし
て注目されるDVD−RAMを搭載したライブラリ装置は、磁気テープライブラリと比べて、ランダムなアク
セスが可能なこと、長期のデータ保存が行えるなどの優位性があり、また、光磁気ディスクライブラリと
比較して約1/3*2という低ビット価格を実現していることから、記憶装置の新たな選択肢の一つとして期
待されています。

  当社では、昨年3月には2倍速DVD−ROMドライブを、6月にはDVD−RAMドライブを業界に先駆
けてサンプル出荷を開始し、また店頭販売向けに、パソコン外付け型DVD−RAMドライブキット
「GF−1055」を製品化(平成10年3月17日発表、4月15日販売開始予定)するなど、DVDドライブ
のリーディングメーカーとして市場の早期立ち上げと拡大に努めてきました。

  今回、 CD−ROMの約4倍の記憶容量を持つDVD−RAMディスクを利用し、ドライブ2台(ディスク
100枚)で記憶容量260ギガバイトを実現した基本モデル、ドライブ2台(ディスク150枚)で記憶容量
390ギガバイトを実現した大容量モデル、ドライブ4台(ディスク100枚)で260ギガバイトの高速モデル
の3モデルを製品化しました。

  「DLシリーズ」では、トレイに載せた標準規格カートリッジなしの単体ディスク(ベアディスク)を高密度
に実装することにより大幅な小形化を実現し、さらに、DVD−RAMディスクの記録・再生はもちろん、
DVD−ROM/R、CD−ROM/R/RWディスクの再生にも幅広く対応しています。また、操作性向
上とDVD−RAMディスクが直接人手に触れて記録面を汚染しないように、最大10枚収納可能な特
製カートリッジによるディスクの投入・排出方式を採用し、装置についても全体を防塵構造にするなど
信頼性の向上に配慮しています。

* 1.1ギガバイト=10億バイト、新聞記事約2年分。2.6ギガバイト=フロッピーディスク約1800
         枚に相当。
* 2.ディスクを含む価格。

<OEMサンプル価格(税別/ディスクは含まない) および 出荷開始時期>

標準構成モデル
モデル名: DL111−10 (キャビネットタイプ)
内    容:ドライブ2台/ディスク100枚/容量260GB
価    格:135万円    
出荷時期:平成10年6月末

* オプションとして、「DL111−10」に、ディスク収納枚数を50枚追加、もしくはドライブを2台追加、
    どちらか一方を選択することができます。

オプション追加モデル
モデル名:「DL111−10」にディスク収納枚数を50枚追加した大容量モデル
内    容:ドライブ2台/ディスク150枚/容量390GB
価    格:160万円      
出荷時期:平成10年6月末

モデル名:「DL111−10」にドライブを2台追加した高速モデル
内    容:ドライブ4台/ディスク100枚/容量260GB    
価    格:155万円
出荷時期:平成10年6月末


                                                            以  上



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