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News Release

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平成9年10月23日

SuperH(TM)マイコンを搭載したプログラマブルコントローラを発売

−高度で複雑な制御の高速処理が可能−

 日立製作所は、中規模制御システム(入出力点数256点まで)に対応するプロ
グラマブルコントローラ「HIDIC EH−150」と、大規模制御システム
(入出力点数4096点まで)に対応する「HIDIC H−4010」を平成
10年1月から発売します。
 本製品には、32ビットRISCマイコンであるSuperH(TM)マイコンを採用して
おり、高度で複雑な制御を高速に処理することができます。

 プログラマブルコントローラの市場は、FAやCIMなどを利用した生産設備の
自動化、合理化向けから、ビルシステム、空調システムやアューズメント機器など
へも拡大しており、製品に求められる機能は多様化しています。

 そこで日立では、プログラマブルコントローラのシリーズである「HIDIC 
Hシリーズ」のメリットをそのまま受け継ぎ、それぞれのユーザー使用目的に応じ
られるラインアップをそろえるべく、「HIDIC EH−150」と
「HIDIC H−4010」を平成10年1月より発売します。
 この2シリーズは、先進32ビットRISCマイコンであるSuperH(TM)マイコン
の高性能エンジンの採用により制御命令の高速処理を可能にしています。
 「HIDIC EH−150」は従来品に比べ基本命令速度は1.5μs/命令か
ら1.0μs/命令と高速化をはかり、命令数も82種から121種へと増やし、ま
た、RS−232Cの通信ポートを2ポート標準装備して、プログラミング装置と
表示器、プリンタ類などが同時に使用できます。しかも高さ100mmのコンパクト
サイズを実現しています。
 また、「HIDIC Hシリーズ」の最上位機種である「HIDIC 
H−4010」はSuperH(TM)を2個搭載することにより基本命令速度は
0.05μs/命令の最高速を実現し、プログラムメモリ容量も従来の2倍の97k
ステップをサポートしています。通信機能については、通信ポートを3つ装備して
おり、プログラミング装置、パソコン、表示器、モデムなどを同時に3つ使用する
ことができます。またICメモリカードの採用によりCPU間とのアップロード、
ダウンロードによってユーザープログラムのコピーが高速かつ簡単にできるためメ
ンテナンス性が向上しています。
 日立では、この2製品を加えた「HIDIC Hシリーズ」によって、高度で複
雑な制御システムへの幅広い対応をはかっていきます。
 なお、本製品は10月28日より東京ビックサイトで開催されるシステムコント
ロールフェア*97(主催、社団法人日本電機工業会、社団法人日本電気制御機器工業
会)に出展します。


<標準価格>
1.HIDIC EH-150
・CPUモジュール 「EH-CPU104」入出力点数128点、プログラム容量4kステップ、
                  2ポート(19.2kbps)、フラッシュメモリ内蔵      49,900円
                  「EH-CPU208」入出力点数256点、プログラム容量8kステップ、
                  2ポート(38.4kbps) 、フラッシュメモリ内蔵、時計機能、
                  モデム機能付き                               66,100円
・入出力点数128点の場合(DC入力、トランジスター出力、16点モジュール使用)
                                                             216,900円
・入出力点数256点の場合(DC入力、トランジスター出力、16点モジュール使用)
                                                             424,200円

2.HIDIC H-4010
・CPUモジュール「CPU-40H」入出力4,096点、プログラム容量97kステップ
                                                             592,000円

<発売時期>
          平成10年1月


                                                         以  上


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