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                                                  平成8年12月6日

CDMA方式で携帯電話システム市場に本格参入

-米国クアルコム社とインフラストラクチャ機器のライセンス契約に調印-

 日立製作所は、このたび、米国クアルコム社(本社 カリフォルニア州サンディ エゴ市)と、CDMA(符号分割多重)方式携帯電話インフラストラクチャ機器の ライセンス契約に調印しました。 これにより、1998年の製品出荷開始を目標にインフラストラクチャ機器の開 発を加速して、CDMA方式携帯電話システム市場に参入します。  これまで当社では、PHSの移動体通信システムを販売してきましたが、今回の クアルコム社とのライセンス契約によってCDMA方式の移動体通信システムを早 期に製品化し、日本をはじめ米国を含めた全世界のCDMA方式携帯電話システム に対し、交換機から基地局まで提供できるプロバイダとして、携帯電話システム市 場に積極的に参入していきます。  CDMA方式携帯電話は、クアルコム社が開発し、米国電気通信工業会(TIA) で標準規格『IS−95』として承認されたディジタル携帯電話システムの一方式 であり、従来のアナログ方式に比べ同一周波数帯域で数倍の加入者を、また、 TDMA(時分割多重)方式に比べ同等以上の加入者を収容できるという特徴があ ります。日本でも社団法人 電波産業会(ARIB)で標準化を推進中です。  今回のライセンス契約では、クアルコム社が所有する『IS−95』規格の CDMA方式携帯電話インフラストラクチャ機器に関連する特許ノウハウを使用し、 当社は全世界でのCDMAインフラストラクチャ機器を製造・販売することが可能 になります。さらに、クアルコム社と当社は、今後CDMA方式携帯電話システム 市場での相互協力関係を維持・推進していくことになります。                               以 上

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