| HITACHI HOME | UP | SEARCH | HITACHI

このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧下さい。

                                                  平成8年10月7日

業界一の暖房能力・省エネ・除湿力を実現したルームエアコン 新呼吸流パムPAMシリーズ『カラッと除湿の白くまくん・暖ちがい』 3機種を発売

 日立製作所は、平成9冷凍年度向けルームエアコンとして、業界一の暖房能力・ 省エネ・除湿力を実現した「新呼吸流パムPAMシリーズ『カラッと除湿の白くま くん・暖ちがい』」3機種を11月初旬より順次発売します。  本製品は、コンプレッサーの制御方式に、電源の活用効率を高める「パムPAM 制御」(※1)を業界で初めて採用し、従来に比べコンプレッサーの回転数を1.5倍 まで引き上げることで、外気温マイナス−15℃という厳しい寒さでも3.5kWと いう業界一の暖房能力を実現し、寒い地域でも石油暖房と変わらない暖房能力と経 済性を実現しました。この「パムPAM制御」に加え「直流ディーバイフォーD× 4スクロール」コンプレッサーや、運転すると前面パネルが開き効率よい風の流れ を作り出す「新呼吸流」により、年間電気代も21,600円(※2)を達成し、業界 一の省エネを実現しました(「RAS−2510HX」)。 (※1) Pulse Amplitude Modulation:パルス電圧振幅波形制御方式 (※2) (社)日本冷凍空調工業会の条件による  また、室温を下げずに、生活シーンや季節に合わせて3段階の湿度設定(※3)が できる本格除湿方式「カラッと除湿」を引き続き搭載しており、「強力」モードで は業界一の室内到達湿度約40%を実現するなど、ダニやカビも効果的に抑え、1 年を通じて快適な空調を可能としました。 (※3) 「強力」モード(設定湿度約40%)・「標準」モード(設定湿度約50%)・ 「おさえめ」モード(設定湿度約60%) <価格及び発売時期>  新呼吸流PAMシリーズ 型式 能力 電源 適用畳数 本体標準価格 発売時期 月産台数 (税別) RAS-2510HX 2.5kW 単相100V 8畳 220,000円 12月1日 2,000台 RAS-2810HX 2.8kW 単相100V 10畳 245,000円 11月1日 4,000台 RAS-3210HX 3.2kW 単相100V 12畳 310,000円 12月10日 1,000台  平成9冷凍年度のルームエアコンは、寝室・子供部屋などへの買増需要や、リビ ングルームを中心とした買替需要に支えられ、平年並みの夏でも約760万台前後 の需要が見込まれます。  現在、ルームエアコンは冷暖房兼用のヒートポンプエアコンが主流を占め、平成 8冷凍年度の全国販売構成比は90%に達するものと見込まれております。地域別 に見ると、関東以西の地域では真冬でも十分使用ができるよう暖房機能が改善され ていることから、ヒートポンプエアコンの普及率は50%〜70%と急速に高まっ ています。しかし、外気温が氷点下になる厳寒期の暖房能力が未だ不十分なことか ら、関東以北の寒さの厳しい地域におけるヒートポンプエアコンの普及率は10% 〜20%というのが現状です。 今回発売する「新呼吸流パムPAMシリーズ『カラッと除湿の白くまくん・暖ち がい』」は、コンプレッサーの制御に「パムPAM制御」を採用することで、厳寒 期でも石油暖房なみの高暖房能力と経済性を実現し、関東以北の寒冷地でも十分使 える年間空調製品とし、ルームエアコンの暖房使用可能地域を大幅に広げました。 また、暖房立ち上がり時間(部屋が暖まるまでの時間)も従来の1/2に短縮し、 「エアコンの暖房はなかなか暖まらない」という不満を解消しました。尚、本製品 は東北電力(株)との共同開発品です。 <主な仕様> 新呼吸流PAMシリーズ 型式: RAS-2510HX RAS-2810HX RAS-3210HX 電源:  単相100V 単相100V    単相100V 冷房能力:    2.5(0.9〜3.0) 2.8(0.9〜3.2) 3.2(0.9〜3.8) kW(最小〜最大) 暖房能力: 4.0(0.9〜5.7) 4.2(0.9〜6.2) 4.5(0.9〜6.2) kW(最小〜最大) 色:   ホワイト、ベージュ 外形寸法: 室内798x285x183 室外685x625x254mm (幅x高さx奥行き) 以 上


All Rights Reserved, Copyright (C) 1996, Hitachi, Ltd.
WRITTEN BY Secretary's Office