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                                          平成8年6月11日
                                          株式会社 日立製作所
                                          日本オラクル株式会社


 

日立とオラクルがデータベースシステムの開発で協力体制強化

−米国オラクル社内に日立プロダクツ・ディビジョンを設立−

 日立製作所と米国オラクル・コーポレーション(米国オラクル)/日本オラク
ル(社長:佐野力)はこのたび、オラクルのデータベースス製品を中心とするソ
リューションの早期提供/ユーザーサポート強化を目的として、「日立プロ
ダクツ・ディビジョン」を6月21日付けで米国オラクル社内に設立します。
 同ディビジョンでは、米国オラクルの開発部門と直接連携することにより、
日立のハードウエアプラットフォームに対応したオラクル製品の迅速な開発
を推進するとともに、ユーザーに対するコンサルテーションサポートの充実
を図ります。
 また、製品開発段階から日立の新しいハードウエア製品やミドルソフトウ
エア製品とオラクル製品のインテグレーションに関するチューニングを行な
い、両社製品間の相互連携機能を強化します。
 日立では、1993年以来UNIXサーバ/ワークステーション「3500シリーズ
/3050RXシリーズ/9000Vシリーズ」やPCサーバ「FLORA3100シリーズ/S
シリーズ」上にオラクル製品を搭載したシステムを日本国内及び東南アジア
で販売していますが、オープン化の進展に伴いこれらのシステムに対する需
要が急増しています。また、オラクル製品の基幹業務分野への適用が拡大し
ていくにしたがって、最新のハードウエアに対応した最新のオラクル製品の
早期提供や国内ユーザーへのサポート体制強化が求められています。
 今回の組織は、日立と米国オラクル/日本オラクルの3社により構成されま
すが、主な活動内容は下記の通りです。
(1)開発段階から両社間で緊密な情報交換を実施することにより、オラク
ル製品の信頼性、性能、機能の向上を迅速に行なうとともに、国内のユーザ
ーニーズをいち早くオラクル製品に反映するために3社が協調します。これ
により、オラクル製品の新バージョン、新製品が早期に提供できることに加
えて、日立の新しいプラットフォームに対してもオラクル製品をタイムリー
に対応します。
(2)米国オラクルの開発部門と直接連携することにより、ユーザーに対す
るテクニカルサポートのスピードや品質を向上させます。
(3)UNIXサーバ/ワークステーションやPCサーバなど、日立のハードウ
エアプラットフォームとオラクル製品とのベストフィットチューニングを実
施します。さらに、分散トランザクションマネージャ「OpenTP1」やシステ
ム運用管理「JP1」など日立のミドルソフトウエア製品や、今後日立が開発
するソフトウエア製品についても開発段階からオラクル製品との連携強化を
図ることにより、ハードウエア、ミドルウエアを含めたシステム全体の性能、
機能の向上を推進します。
 今回の組織の設立により、日立、米国オラクル、日本オラクル3社は相互
の連携を一層強化し、日本国内はもとより東南アジア等も含めたグローバル
な市場での協力関係を拡大していきます。
「日立プロダクツ・ディビジョン」の概要
1.名 称 :日立プロダクツディビジョン
      (Hitachi Products Division)
2.所在地 :米国カリフォルニア州レッドウッドショアズ
      (米国オラクル社内)
3.人 員 :当初10名
(米国オラクル2名、日本オラクル5名、日立3名)
                              以 上

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