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                                                  平成8年4月16日

“遺伝的アルゴリズム”を採用した      個性化知能群管理エレベーターシステム『FI−340G』を発売            

  

 日立製作所は、この度、大規模ビル等で複数台のエレベーターを制御する 群管理システムに、“遺伝的アルゴリズム (GA:Genetic Algorithm) ” を採用した個性化知能群管理エレベーターシステム『FI−340G』を4月 21日より発売します。 “GA”を用いて制御プログラムを自動生成することにより、待ち時間の短 縮やかご内混雑度の低減はもとより、ビルの階床別ニーズにも対応できるよ うになりました。  大規模な事務所ビルや官公庁ビル、ホテル等においては、利用者のさまざ まなニーズに対応し、複数台のエレベーターを効率良く制御する多機能な群 管理システムが必要とされています。  これまでの群管理システムでは、事務所,ホテルといったビルの個性に合 わせ、ビル全体として「平均待ち時間の短縮」,「乗車時間の短縮」,「か ご内混雑度の緩和」等の改善を図るなどの製品開発が進められてきました。  しかしながら、同一のビル内でも会議室や応接室のある階,外部との出入 りの多い階など、階床毎にその使われ方も異なっており、最近は、それらの 階床別ニーズに対して、きめ細かな対応が求められるようになりました。    当社では、従来より“ホールボタンを押すとどのエレベーターがサービス するかを即時に案内する「即時予約システム」”の開発をはじめとして、常 に業界をリードする高性能群管理システムを製品化してきました。  今回、こうした階床別ニーズに対応するため、最先端制御技術である “GA”を採用した個性化知能群管理エレベーターシステム『FI−340G』 を開発しました。  “GA”とは、生物の進化の過程を計算機アルゴリズムに置き換えて、進 化の要素である“選択・淘汰”“交叉”“突然変異”をコンピューター上に 実現して、高速にシステムの最適化を行うものです。  この“GA”は、(1)複雑な最適化問題の解を求めるのに適している  (2)状況変化に対する追従性が良い などの特長があり、群管理システムの 中枢部に採用することにより、階床単位のエレベーターサービスプログラム を自動生成し、次のことが可能となりました。   (1)待ち時間を特別に短縮する階、すいたかごを特別に割り当てる階などを 設定して、その階の固有のニーズに対応する。(階床別個性化制御)  (2)学習能力の向上により、混雑時に特定階床間をフレキシブルに急行運転 し、混雑を緩和する。(フレキシブル急行運転)         また、エレベーターの使い勝手向上のために、各階床の乗り場に多機能 ディスプレイを設け、利用者に待ち時間情報や予約エレベーターのかご位置 情報などを提供することで、情報不足による利用者のイライラを解消し、満 足度をより高める群管理制御を可能にしました。 『FI−340G』の主な効果(当社従来システム比) 1.優先サービス階を指定した場合    (1)指定階の待ち時間;約30%低減(待ち時間優先制御指定時)    (2)指定階のかご内混雑度;約0%低減(混雑度優先制御指定時) 2.優先サービス階を指定しない場合    (1)平均待ち時間を、平常時10%、混雑時(昼食時等)20%短縮    (2)混雑時の長待ち(60秒以上)発生確率を、6%から3%に半減 3.多機能ディスプレイを活用した自在な急行運転(フレキシブル急行運転)に より、混雑時の輸送能力を15%向上  今後、大規模ビル、複合ビルはもちろんのこと、超高層ビル等のリニュー アル物件にも、積極的に販売していく予定です。                                                              以 上 

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