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平成7年11月6日

米国におけるパソコン事業会社の設立について

 日立製作所は、このたび米国においてパソコン事業を展開するため、開発、
製造、販売を担当する新会社として「日立PC Corp. (USA)」(所在地:
米国カリフォルニア州サンノゼ市)を設立しました。
 近年、通信ネットワーク等情報インフラストラクチャの整備が進展するなか
で、パソコンは情報システムの中核製品として重要性が高まってきており市場が
急速に拡大しています。同時に、パソコンはマルチメディア時代という言葉にも
象徴されるように、次世代のカルチャーを支えていく戦略的なコンポーネントと
しても注目されています。しかし、現在パソコン産業のトレンドを形成する最新
の基盤技術や利用技術はほとんどが米国を発信地としており、生産は東南アジア
などへ大きくシフトしたものの、事業としては依然として米国を拠点とするベン
ダーが業界をリードしています。  当社では、平成4年にオフィスシステム事業部を設立し、販売やシステム
サポート力の強化により特に企業向けを中心にパソコンの販売を拡大してきました。
最近では、個人の需要が飛躍的に増大しているのに対応して、通信販売や店頭
販売によりコンシューマ市場への本格的参入を図っています。
 一方、パソコン事業の海外展開についても、綿密な市場調査や技術調査を行ない、
海外事業戦略を検討してきましたが、パソコン事業を本格的に推進するためには
グローバルな展開が不可欠との認識から、今回米国に新会社を設立することになりま
した。
「日立PC Corp. (USA)」は、パソコン事業のグローバルな展開を推進するための
戦略拠点として米国カリフォルニア州サンノゼ市に設立し、米国市場向けパソコンの
開発、製造並びに販売を担当します。同社の資本金は当初2,000万ドル(約20億円)
出資比率は日立製作所が80%、日立アメリカ社が20%で、経営陣には現地スタッフを
多数採用し、現地中心の経営体制を早期に実現していく計画です。
 同社では、米国市場向けの製品として通信機能を充実させたモーバイル仕様の高
性能ノートブックパソコン等をラインアップし、来春から本格的に販売活動を開始す
る予定ですが、順次新製品を追加することにより製品ラインアップを充実していく
ことを考えています。
新会社の概要
(1)社  名: 日立PC Corp.. (USA) (英文名称:Hitachi PC
         Corporation (USA))
(2)所 在 地: 米国カリフォルニア州サンノゼ市
(3)事業内容: 米国市場向けパーソナルコンピュータの開発、製造、販売、
         サービス等
(4)資 本 金: 2,000万ドル(約20億円)
(出資比率:日立製作所80%、日立アメリカ社20%)
(5)登記時期: 平成7年7月
(6)従業員数: 当初約100名
                                       以 上

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