日立製作所（取締役社長 庄山悦彦、 以下、日立）は、社員のボランティア活動活性化と国内の非営利団体の支援を目的として、ボランティア支援プログラム「大きくなる樹」をスタートし、本日より社内での募集を開始します。このプログラムは、日立の社員がボランティアとして参画、サポートしている団体で、公共性が高く社会的に意義のある活動を継続的に行っている国内の非営利団体に対して、特定の活動（プロジェクト）を推進するための活動資金を支援するものです。

　日立では、社員一人ひとりがボランティア活動をやりたいと思った時に、やりたいことを、自由にやれるような環境作りのために、「情報」「時間」「資金」の３つの側面から、ボランティア活動支援を推進しています。情報面では、社内イントラ上に、ボランティアの募集等、ボランティアに関する情報を積極的に告知し、また時間的な側面では、通常の年次有給休暇のほかに、特別年次有給休暇として、「ボランティア休暇」を付与しています。
　このたび、資金面におけるボランティア活動支援のひとつとして、「大きくなる樹」をスタートしました。このプログラムは、日立の社員がボランティアとして積極的に参画、または資金面でサポートしている団体で、公共性が高く社会的に意義のある活動を継続的に行っている国内の非営利団体に対して、特定の活動（プロジェクト）を推進するための活動資金を支援するものです。実際にボランティア活動を行っている社員からの申請に基づき、社内選考委員による選考の上、1件あたり30万円を上限として、半年ごとに数件の支援を行います。支援を受けた団体およびその団体を推薦した社員には、一定の期間内に活動報告を求め、その内容を社員に広く紹介することにより、社員のボランティア参加への理解促進を図ります。

　プログラム名称の「大きくなる樹」は、このプログラムを通して、社員のボランティア活動に対する興味が高まり、ボランティアの輪が大きく成長するように、また、意義ある活動を行う非営利団体の活動が広がるように、という思いを込めて名付けました。

　日立では今後も、社員のボランティア活動を支援し、推進していきたいと考えています。

■「大きくなる樹」実施要綱

目的：日立の社員のボランティア活動活性化と、社会的に意義のある活動を行う非営利団体の支援を目的とします。

支援対象：下記の条件を全て満たす団体を支援対象とします。

日立の社員がボランティアとして積極的に参画、または資金面でサポートしている非営利団体（福祉施設などを含む）。 公共性が高く社会的に意義のある活動を継続的に行っている団体。 日本国内に活動拠点があり、原則として3年以上の活動実績がある団体。 規約や定款、パンフレット、役員名簿を有する団体。 活動内容や目的が、政治・宗教などに偏っていない団体。

支援内容：特定の活動（プロジェクト）を推進するための活動資金として、1件あたり30万円を上限に、半年ごとに数件の支援を行います。 応募・選考方法：ボランティア活動を行っている社員自身が、所定の応募用紙フォーマットに必要事項を記入し、必要書類を添付の上、応募します。書類による第１次選考を経て、第２次選考では、必要に応じて実施する実態調査を踏まえたディスカッションにより、支援団体と支援金額を決定します。