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2002年5月27日
株式会社日立製作所
住友商事株式会社
日立・住友商事連合がカイロ発電会社より蒸気タービン発電設備を受注

    株式会社日立製作所(取締役社長:庄山 悦彦、以下日立)と住友商事株式会社(取締役社長:岡 素之、以下住友商事)は、今般、エジプト・アラブ共和国・カイロ発電会社(Cairo Electricity Production Company、以下CEPC)よりカイロ近郊に建設される複合火力発電プラントの蒸気タービン発電設備を受注しました。

    契約金額は約40億円で、完成・引渡しは2005年8月末の予定です。今回の契約範囲は、日立製の250MW蒸気タービン、発電機、復水器などの機器製造及び据付、試運転までの一括請負となっており、近日中でカイロ市内にて正式調印する予定です。本件は、2002年1月に入札が実施されたもので、日本及び欧州の主要メーカーが応札しました。その後、顧客による商務及び技術に関わる審査が行われ、総合的に他社よりも優れたプロポーザルとの評価を得た日立・住友商事連合への発注が決まったものです。なお、資金は、イスラム開発銀行(IDB)がCEPCの持ち株会社であるエジプト電力公社(EEHC)に融資します。

    今回、日立・住友商事連合が受注した発電設備は、カイロ北方約20キロの位置に建設されるカイロ・ノース発電所内に設置され、年々増加しているカイロ近郊の電力需要を賄うものです。カイロ・ノース発電所は環境への負荷が軽いと言われる天然ガスを燃料とした複合火力発電所で、発電所全体の総出力は750MWとなります。

    エジプトでは、今後も電力需要の伸びが予測されており、同様の発電プラントの建設が予定されていることから、日立及び住友商事の両社は今回の受注を基盤としてエジプト並びに周辺国での継続受注を目指していきます。

以 上



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