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2002年5月13日
 
マルチコミュニケーションシステム「ET−iZシリーズ」に
上位モデル「ET−24iZ」を追加
−「VoIP(*1)機能」を搭載することで通信コストの削減を実現するとともに、
「内蔵留守録機能」、「漢字電子電話帳機能」など標準機能を強化−
マルチコミュニケーションシステム「ET−24iZ」

    日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:小野 功)は、マルチコミュニケーションシステム「ET−iZシリーズ」のラインアップに、上位モデル「ET−24iZ」を追加、5月15日から販売を開始します。
    「ET−24iZ」は外線通話チャネル数と内線電話機数の合計が最大26まで収容可能な通信システムで、「VoIP機能」(*2)の搭載を可能としており、音声をIPデータに変換し、コンピュータ等他のIPデータと統合して通信することで、企業内の拠点間通信費の削減を可能としています。また、 現行モデルである「ET−4.10iZ」の「内蔵留守録機能」「漢字電子電話帳機能」などの標準機能を強化しました。

(*1):VoIP(Voice over Internet Protocol)=IPネットワーク上で音声通話を実現する技術
(*2):「VoIP機能」はオプション機能です。

    近年、携帯電話の急速な普及に伴い、電話の利用形態も大いに変化し、それに伴ってオフィスでの電話に対するニーズも変化してきています。
    具体的には、「着信時に相手の名前をわかりやすく漢字で確認したい。」、「自分の好みや都合に合わせて、相手によって着信音を変えたり、留守番電話で対応したりと、相手によって電話の受け方を自動選択できるようにしたい。」また、「漢字電子電話帳や留守番電話などの便利な機能が標準的に装備され簡単な操作で利用したい。」などがあります。
    また、「通信コストはできるだけおさえたい。」というニーズも高まっており、そのための技術の一つである、拠点間のVoIP通信は大規模、中規模拠点間での利用から小規模拠点での利用にも導入されつつあります。

    当社は、昨年12月にマルチコミュニケーションシステム「ET−4.10iZ」を製品化し市場のニーズに対応してきましたが、このたび上位モデルである「ET−24iZ」を製品化しました。

    「ET−24iZ」は、「VoIP機能」で音声をIPデータに変換し、コンピュータ等他のIPデータと統合して通信することで、企業内の拠点間通信費の削減を実現させました。当社VoIPゲートウェイ「NTシリーズ」等とのVoIPネットワーク構築も可能です。
    また、現行モデル「ET−4.10iZ」で実現した、標準電話機での「漢字表示機能」、「内蔵留守録機能」の標準搭載、携帯電話のように容易に検索、発信できる「漢字電子電話帳機能」、特定通話者からの着信をナンバー・ディスプレイ情報(*3)により識別し、電話の受け方を自動選択できる「発信者識別着信機能」などの特徴を持ち、これらの機能を拡張することで、より広いビジネスニーズの対応が可能になりました。
    具体的には、「内蔵留守録機能」最大録音時間約15分を約1時間に、「漢字電子電話帳機能」登録可能件数最大600件を最大1,000件に、「発信者識別着信機能」登録可能電話番号数についても一部拡張しました。
    更に、電話回線を利用し、遠隔地のパソコンより各種データの設定、変更を可能としました。本機能によりお客様へのメンテナンス対応がより迅速に行えるようになります。

(*3):ナンバー・ディスプレイ=NTTグループのサービス名称。「発信者着信識別機能」は同社のナンバー・ディスプレイのサービスに加入することが前提となります。

■価格および出荷時期

機 種 本 体 価 格 出 荷 時 期

マルチコミュニケーション
システム
「ET−24iZ」
システム価格: 59万円
(主装置、電話機 6台)
2002年
5月31日
* 上記価格には、SE費、工事・保守費、消費税は含みません。
* 価格は一例です。システム構成等により異なります。

以 上



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