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2002年3月15日
「キャピラリーアレー方式DNAシーケンサー」が第48回大河内記念賞を受賞

   株式会社 日立製作所(取締役社長:庄山悦彦)ならびに株式会社 日立ハイテクノロジーズ(取締役社長:樋口 紀昭)は、このたび、「キャピラリーアレー方式DNAシーケンサーの開発」に関して、財団法人大河内記念会(理事長:吉川弘之氏)から、第48回(平成13年度)大河内記念賞を受賞しました。
   大河内記念賞は、「独創的な技術の開発及び実用化に関して特に優れた業績」に対して贈られるもので、今回、当社中央研究所(所長:武田英次)の神原秀記技師長他4名が世界に先駆けてDNAシーケンサーの研究開発を行ない、実用化した業績が評価されたものです。

【受賞者名】
   神原秀記(日立製作所中央研究所技師長)、穴沢隆(同研究所研究員)、
   釜堀政男(同研究所主任研究員)、高橋智(日立ハイテクノロジーズ主任技師)、
   時永大三(同主任技師)

【受賞内容】
   ヒトゲノム解析に用いられる全自動・高スループットのDNAシーケンサー「キャピラリーアレー方式DNAシーケンサー」を実用化しました。これは、当社中央研究所で生まれたシースフロー方式(図1)および「マルチフォーカス方式」(図2)という2つの独創的な技術によって実現されたものです。これらの方式は、ゲノム解析のスループットを従来に比べて1−2桁も高速化するもので、ゲノム情報を応用した新しい生物・化学の潮流の中で大きな貢献を果たしています。

【受賞技術の詳細】
(1)「シースフロー方式」(図1)
  キャピラリーで分離したDNAを溶液の流れの中に溶出させてから、レーザー光を照射して分析する方式です。極めて高感度に、96本のキャピラリーの同時計測を可能としました。ヒトゲノム解析の主力装置としてゲノム配列決定に大きく貢献しています。

(2)「マルチフォーカス方式」(図2)
  キャピラリーの内外径比を最適化して凸レンズ作用を持たせ、キャピラリーアレーの横方向から入射したレーザービームが繰り返しフォーカスすることによって、16本のキャピラリー同時計測を実現する方式です。この方式は、発展の著しい医療・創薬等の分野に適した汎用型のDNAシーケンサーとして実用化され、世界中で好評を博しています。

図1 シースフロー方式 図2 マルチフォーカス方式

以 上




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