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2001年12月26日

 

 
「技術戦略室」の新設について

  日立製作所(取締役社長:庄山悦彦)は、2002年1月1日付で、日立グループの技術戦略を横断的に立案、推進する組織として「技術戦略室」(室長:浅井彰二郎 上席常務)を新設します。

  世界的な規模で経済成長が減速する中、技術の優位性の確保と新事業創造の基盤となる技術の開発がますます重要になっています。新設の「技術戦略室」は、コーポレートスタッフとして、日立グループ全体の研究・開発リソースと市場環境・競争分析をふまえて、技術ビジョンを策定し、技術ポートフォリオを管理することを基本ミッションとします。 これに基づき、日立グループとして、現時点の事業拡大のために重点を置くべき研究・開発のテーマ、新事業創造の観点から中・長期的に注力すべき研究・開発テーマを発掘、選定し、それぞれのテーマの実行推進のために、関連の事業部門あるいは研究所と連携を取りながら取組み体制やスキームを提言します。
  具体的なテーマとしては、IT、ライフサイエンス、環境、ナノテクノロジーなど日立グループの基盤となる技術が中心となりますが、特定の事業部門または研究所に関わる案件のみではなく、複数の事業部門または研究所にまたがるテーマや複数の技術の融合で生み出すテーマも含まれます。
  また、「技術戦略室」は、発掘、選定したテーマの事業展開のために、技術戦略から見たビジネスモデル、投資・回収スキーム、外部とのアライアンス等についても提言します。

  推進にあたっては、事業部門への円滑な展開、各事業部門の経営戦略・技術戦略との連携を図るため、各事業グループならびに主要関連会社にCTO(チーフ・テクノロジー・オフィサー)を設置します。各CTOは、所属する事業部門の技術ビジョンの策定と技術ポートフォリオ管理を行うとともに、「技術戦略室」提言のテーマの実行、他部門との協力を推進する役割を担います。

  「技術戦略室」の新設により、日立グループが保有する技術・ノウハウの一層の有効活用、単独の事業部門では難しかった既存事業の強化、新事業の創出、事業部門横断的な事業展開等、技術面から助言・サポートすることによって新たな価値創造の実現を図ります。

以 上




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