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2001年12月14日

 

住友商事株式会社
株式会社 日立製作所
住商・日立連合が中国の北京地下鉄13号線用車両電気品を受注
  住友商事株式会社(取締役社長:岡 素之)と株式会社 日立製作所(取締役社長:庄山 悦彦)は、このたび、中国北京市地下鉄道総公司(契約窓口:中国技術進出口総公司)から、現在建設中の北京市地下鉄13号線で使用される車両の駆動用IGBTインバータ制御装置224両分112セットなどの電気品、総額約50億円を受注しました。

  本プロジェクトは、日本政府が中国に対して行う特別円借款を利用して建設するもので、中国の地下鉄建設プロジェクト(地下鉄車両製作)に特別円借款が適用されるのは、今回が初めてです。地下鉄は、排気ガスの出ないクリーンな大量輸送機関として、エネルギー効率の優れた都市内交通システムであることなどから、特別円借款の環境案件として認定されたものです。

  北京市では、市街地の交通渋滞の緩和と北京オリンピック開催に向けて、都市交通整備を進めており、2008年までに150kmにおよぶ地下鉄ネットワークを完成させる予定です。北京市地下鉄13号線は、オリンピック開催に向けた最初の大型プロジェクトであり、既設の1号線、2号線(環状線)に続く、第3の路線です。2号線の東直門駅を起点に、北京市北部の文教地区や発展著しい住宅地を通り、2号線の西直門駅までの全長約41km、16駅を結ぶ路線で、2002年6月には一部区間が開業する予定です。

  今回の受注は、日立製作所が1983年に受注、1985年に技術提携した北京市地下鉄2号線用車両の主回路チョッパなどの電気品に続くもので、日本国内唯一の総合鉄道メーカーである日立製作所の技術、品質、実績と住友商事の中国における事業取りまとめ能力が評価されたものです。

  両社は、拡大する中国国内の都市交通需要に対応して、鉄道関連設備の拡販をそれぞれ進めており、今回の受注はその第一弾になります。今後も、各都市で進むインフラ整備を視野に入れながら、中国市場における鉄道分野でさらなる市場開拓を進める計画です。

以 上




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