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          | 「HITACHI 9000Vシリーズ」サーバ 
             「rp5470」  | 
          
         
       
       
        日立製作所 情報・通信プラットフォームグループ(グループ長&CEO加藤 孝雄)は、このたび、UNIXサーバ「HITACHI 9000Vシリーズ」サーバのラインアップに、米国Hewlett-Packard 
      Company (HP社)の最新鋭64ビットPA-RISCプロセッサ「PA-8700(750/650MHz)」および「PA-8600(550MHz)」を搭載した「rp5470」と「rp5430」を追加し、本日から発売します。 
       
        「rp5470」は、最大4個のプロセッサが搭載可能であり、現行モデルの「L3000」に対し、約45%の性能向上を実現しています。また「rp5430」は、最大2個のプロセッサが搭載可能であり、同「L1000」に比べ約74%の性能向上を実現しています。 
       
        インターネットを活用した企業間電子商取引が大きな広がりを見せており、ネットワークサーバと基幹業務サーバとの連携を強化する傾向が強まっています。このため、サーバには柔軟なネットワーク接続性と高性能・高可用性が強く求められています。 
       
        今回発売する「rp5470」および「rp5430」サーバは、最新鋭・高性能PA-RISCプロセッサ「PA-8700」を搭載すると共に、ハードウェアの電源投入状態で追加・交換が可能なホットプラグ機能をサポートした内蔵ディスクベイやPCIスロットを標準装備しています。また、電源やファンには、冗長構成を採用するなど信頼性、可用性を高めています。このため、インターネット/イントラネットサーバとしてはもとより、小中規模の基幹業務や情報系システムの構築に最適なパフォーマンスと可用性を提供します。 
       
      ■今回発表の新製品 
        
        *1:増設は1プロセッサ単位に可能  
        *2:プロセッサ毎の命令/データ用キャッシュ・メモリを示す   
        <注>:PA-8700(750MHz) 1Way、512MBメモリ、18GB HDD、DVD-ROM、HP-UX使用権を含む 
       
      ■新製品の特徴  
      1.高性能化を実現 
      
         
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          「rp5470」「rp5430」では、高速のシステムバス(合計バンド幅4.3GB/秒)、メモリバス(同4.3GB/秒)、I/Oバス(同3.2GB/秒,同2.1GB/秒)を採用しています。これらのバスは、それぞれ独立して動作可能であり、「rp5470」、「rp5430」でサポートされる最大数のプロセッサ、メモリを搭載した構成においてもシステムの性能を十分に引き出します。なお、オペレーティングシステムは、「HP-UX11i」および「HP-UX11.00」(64ビット)をサポートします。 | 
         
         
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          新モデルでは、将来提供されるPA-RISCプロセッサはもちろん、IPF(Itanium 
            Processor Family)にも対応できるよう設計されており、処理量の増加、システムの大型化等将来のシステム拡張にも十分対応できます。 | 
         
       
    
      2.優れた拡張性 
      
         
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          プロセッサには、2.25Mバイト(命令用0.75MB、データ用1.5MB)のキャッシュメモリを内蔵し高性能化を実現した最新鋭PA-RISCプロセッサ「PA-8700(750/650MHz)」を採用し、これをSMP構成で最大4プロセッサ(「rp5470」)または2プロセッサ(「rp5430」)まで拡張することができます。 | 
         
         
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          メモリはECC付き高速SDRAMを採用し、256MBから最大16GB(rp5470)/8GB(rp5430)まで拡張できます。 
             
            また、「rp5430」から「rp5470」へのアップグレードにも対応しており、処理量の増加に合わせて柔軟にシステムを拡張していくことが可能です。 
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          標準I/OインタフェースとしてUltra2 SCSI、10/100Base-T 
            LAN、Webコンソールポート、RS-232-Cポートを備えているほか、I/Oスロットとして4×PCI(64ビット,66MHz)、2×PCI(64ビット,33MHz)を採用し、最大10スロット(「rp5470」)/5スロット(「rp5430」)を標準で備えています。 
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      3.耐障害性、保守性、運用性を向上 
      
         
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          内蔵ディスクベイ(4ベイ)、PCIスロットは、ハードウェアの電源投入状態で追加・交換が可能なホットプラグ機能をサポートしています。また、ファンや電源*はN+1冗長構成を採用し、オンライン状態での追加や交換が行えるホットスワップ機能を実現しました。これらにより、ローエンドクラスにおいても耐障害性・保守性の向上に加え運用性の向上も実現し、高可用性ソフトウェア「MC/ServiceGuard」を使用したHAシステムの構築も可能にしています。   * 
            電源のN+1冗長構成はオプションです。  | 
         
       
      4.コンパクト設計 
      
         
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          システム装置は、デスクサイド(卓上)設置およびラック搭載が可能です。ラック搭載占有サイズは、7EIA(約311mm)とコンパクトに設計されており、省スペース化が図れます。 | 
         
       
       
      ■新製品の仕様 
        
      
         
          | *1 | 
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          エネルギー消費効率とは、省エネ法で定める測定方法により測定された消費電力を、省エネ法で定める複合理論性能で除した 
            ものです。  | 
         
       
       
      ■商標注記 
      
      
         
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          HP-UXは、米国Hewlett-Packard Companyのオペレーティングシステムの名称です。 | 
         
         
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          Itaniumは、米国およびその他の国におけるIntel Corporationまたはその子会社の商標、または登録商標です。 | 
         
         
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          PA-RISCは、米国Hewlett-Packard Companyの商標です。 | 
         
         
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          UNIXは、X/Open Company Limitedが独占的にライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標です。 | 
         
       
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