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2001年9月4日
 
検体処理の信頼性向上を図った
中型生化学自動分析装置「7180形」を製品化
-- 新しい光学系の採用によりランニングコストの低減を実現 --
  日立製作所 計測器グループ(グループ長&CEO 山下 勝治)は、このたび、血液や尿中の酵素・脂質・糖などの成分濃度を測定する生化学自動分析装置として、稼動状態を遠隔地からリアルタイムで把握できるリモートサポートサービス対応機能や反応液に照射する光を微小化する新しい光学系の採用などにより、検体処理の信頼性の向上とランニングコストの低減を図った中型生化学自動分析装置「7180形」を製品化し、9月5日から販売を開始します。
  本装置は、Windowsベースの操作の実現、および項目毎結果送信機能などの迅速検査対応機能の搭載により、病院や検査センターにおける業務効率の向上をサポートします。

  近年、医療技術の急速な進歩に伴い、病院や検査センターなどの臨床検査室では各種分析装置が導入されており、なかでも血液や尿中の成分で内臓の疾患を把握する生化学自動分析装置は、医療機関の規模を問わず、必要不可欠な装置となっています。一方で、医療費抑制策等の影響などにより、医療機関を取り巻く経営環境は大変厳しくなっており、医療サービスの品質の維持・向上に加え、トータルコストの低減、業務の効率化などが大きな課題となっています。
  当社は、1993年に、多種の分析機能を搭載し、多様な検査(化学検査・免疫検査・電解質測定・薬物検査)が可能な中型生化学自動分析装置「7170形」「7170S形」を製品化しており、その信頼性の高さから、同一セグメントの装置では業界トップの販売実績を持っています。そして、このたび、従来からのコンセプトや基本的な構造・性能は継承しつつ、さらに検体処理の信頼性の向上やランニングコストの低減を図った中型生化学自動分析装置「7180形」を製品化しました。

  本装置は、一般電話回線を利用し、遠隔地からリアルタイムで稼動状態を把握できるリモートサポートサービス対応機能を搭載しており、検体処理の信頼性の向上を図ることができます。また、反応液に照射する光を微小化する新しい光学系の採用により、最少反応液量の大幅な低減(当社従来機種「7170形」比33%減、「7170S形」比20%減)を可能にするなど、ランニングコストの軽減を実現しています。さらに、Windowsベースの操作の実現や一括準備動作機能により、装置の操作が非常に容易な上、項目毎結果送信機能などの迅速検査対応機能を搭載したため、検査業務のさらなる効率向上が可能です。

  当社は、病院や検査センターなどの国内の医療機関を中心に、初年度100台の出荷をめざします。

(*)Windowsは米国Microsoft Corp.の登録商標です。

■本製品の特長
1.リモートサポートサービス対応機能等により信頼性を向上
  中型の生化学自動分析装置では業界トップの販売実績(世界で累計約3,600台)を持つ「7170形」(欧米機種名:917形)の信頼性を継承し、さらに、当社の生化学自動分析装置の最上位機種「7600形シリーズ」と小型機種「7080形」で搭載しているリモートサポートサービス対応機能を導入しました。遠隔リモート診断による装置状態のリアルタイム把握やリモート操作支援により、トラブルの予防保全をおこなうことが可能です。(リモートサポートサービス対応については、別途、日立計測器サービス株式会社との契約が必要です。)
  また、項目毎結果送信機能や緊急簡易分析機能などの迅速検査対応機能の搭載により、検体処理の迅速性・信頼性の向上を図っており、より短時間で確実な検査報告が可能になります。

2.新光学系の採用によりランニングコスト低減を実現
  検体(血清、尿)と試薬を混合した反応液に照射する光を微小化する新光学系の採用により、各検査項目分析時の反応液の最少必要量を当社従来機種「7170形」比で約33%低減しました。これにより、消耗品である試薬類の消費量や必要な検体量を低減できるため、ランニングコストおよび採血量の軽減を図ることが可能です。

3.操作性の向上を追求
  Windowsベースの操作を実現し、一般の検査室で普及しているパソコン操作との共通化を図りました。また、オンラインヘルプ機能や緊急簡易分析機能を搭載したため、操作の習得性の向上が図れるとともに、不慣れなオペレータでも容易に操作することが可能になります。さらに、複数のメンテナンスを自動化する一括準備動作機能、検査結果のトレーサビリティを確保するオペレータID管理機能、診療サイドからの問い合わせにスムーズに対応できる検査結果出力予想時間の表示機能なども備えています。

■主な仕様
処理能力 最大800テスト/時(電解質分析装置付の場合:最大1,200テスト/時)
同時分析項目数 最大86項目(電解質分析装置付の場合:最大89項目)
分析法 エンドポイント法、レート法など20種類
反応液量 120〜300μL/テスト
オプション リモートメンテナンスサービス、検体ID装置、電解質分析装置

■装置サイズ
    (幅) × (奥行き) × (高さ) (質量)
分析部 1,448 × 783 × 1,230(mm) 約400kg
操作部 PC、CRT、の配置によって異なる。 約 50kg

■価格および出荷時期
製品名 本体価格(税別) 出荷時期
日立生化学自動分析装置「7180形」 3,450万円〜 2002年1月

以 上




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