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ニュースリリース | |
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| 2001年7月30日 | ||
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株式会社日立製作所(以下、日立)は、7月31日から10月15日まで、ブロードバンド向けリッチコンテンツで構成されたゲームポータル「LevelUp（レベルアップ）」(www.d-levelup.com)の試験サービスを行ないます。日立では、本試験サービスを通じ、映像などのリッチコンテンツ配信に必要なネットワーク環境やシステム構成の検証を行ないます。
ブロードバンド対応のサービスが本格的に展開されており、ＩＴ戦略会議が2005年に2,500万世帯がブロードバンド接続の環境を保有すると予測するなど、今後の普及に強い期待が寄せられています。こうした中でサービスプロバイダの間では、コンテンツの重要性があらためて認識されてきています。特に動画や音声など各種のコンテンツの中でも、ゲームはブロードバンド時代のキラーコンテンツになりうるものとして注目が高まりつつあり、日立では、国内オンラインゲーム市場が、2005年には2,500億円規模に拡大するものと期待しています。海外では、既にネットワークゲーム大会での賞金や、ゲームベンダーなどからのサポートによって収入をえる「プロゲーマー（注）」によるプロリーグが運営されるほどです。 そこで日立では、ゲームポータルサービス「LevelUp」の試験サービスを「電撃王」などのゲーム専門誌で知られる株式会社メディアワークス、及び、ポータルサイト大手のライコスジャパン株式会社と協力して行なう事としました。 本サービスでは、メディアワークスが発行している「電撃」シリーズの雑誌や電撃オンライン（www.dengekionline.com）、ポータルサイト「LYCOS(ライコス)」（www.lycos.co.jp）で紹介した記事内容の詳細を動画コンテンツで配信するサービスや、バトルトップ・ジャパン株式会社（www.battletop.co.jp）のＡＳＰによる、ミニゲームやオンラインゲームのマッチング＆ランキングサービスの提供、ゲームユーザーの要望をゲーム・ハード＆ソフト制作に反映するゲーム工房のサービス等を提供します。 また、ゲーム愛好家からライトユーザーまで楽しめるコミュニティ・サイトとすべく、「レベルアップ」を図りたいゲームユーザーのための攻略情報交換や、世界大会や「プロゲーマー」を目指すようなコアなゲーム愛好家に対する応援コミュニティなどを支援していくコーナーも設ける予定です。 更にゲームソフトやキャラクタグッズ等の物販機能やソフトのダウンロード販売機能等も試験サービス中に実装していく計画です。 今後日立では、本試験サービスによる実証結果を踏まえ、ゲームベンダーを始めとするコンテンツ提供パートナーの参加を呼びかけ、「LevelUp」のゲームポータル化を図ると同時に、一部コンテンツをＤＶＤ化して販売したり、オンラインでの有償コンテンツ提供等の事業化を検討していきます。
[参考] 株式会社メディアワークスの概要： 「電撃王」をはじめとする「電撃」シリーズのゲーム専門誌等の雑誌や書籍の発行、ゲームソフトの企画・販売、キャラクターグッズなどの商品企画・制作、販売を行っている。1992年設立、2000年度売上高105億円、資本金4億9,350万円、従業員数137名、代表取締役社長 佐藤辰男。 ライコスジャパン株式会社の概要： 約1,000万人/月のユニークビジター数を誇る国内大手インターネット総合情報サイト「LYCOS Japan」を運営。使いやすい検索をはじめとして、最新ニュース、エンターテインメント情報、コミュニティ、無料ホームページ、無料メール、携帯端末対応サービス、オークション、ショッピング等の各種サービスを提供している。「LYCOS」のグローバルネットワークは、アメリカや日本をはじめとする世界32ヶ国と地域で展開中。1998年設立、資本金45億2,500万円、従業員数120名、代表取締役社長 吉田和男。 バトルトップ・ジャパン株式会社の概要： 2000年8月設立、PCネットワークゲームのランキング＆マッチングサービス、同サービスのASP提供、ゲームメーカー向けゲームホスティングサービスを行っている。また、ゲーム大会運営を手がけており、日本でもプロゲームリーグ発足を構想中。韓国の親会社BattleTop, Inc.では、約65万人のランキング＆マッチングサービスユーザーを有しており、三星電子が主催した世界サイバーゲーム大会（World Cyber Games Challenge）の公式パートナーとしてゲーム大会の運営、プロゲームリーグ運営（2000年１月開始）を手がけ、注目を集めている。資本金7,000万円、代表取締役 元一盛。 |
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以 上 |
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