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2001年7月25日
 
シミュレーションライド用コンテンツの衛星データ配信サービス事業を開始
--  世界No.1のライドコンテンツホルダーであるCamber Entertainment社と供給契約を締結  --

  日立製作所 産業機器グループ(グループ長&CEO:椎木 清彦)は、このたび、当社の衛星データ配信トータルサポートサービス「HK Channel」(以下、HKチャネル)を使用し、シミュレーションライド用のコンテンツをアミューズメントサイトに配信するサービス事業を本年10月1日から開始します。
  また、サービス開始にあたり、世界No.1のライド用コンテンツホルダーであるCamber Entertainment社(英国/Managing Director:Mr. Paul Spence)とコンテンツの供給契約を結び、ユーザニーズに応えたコンテンツ配信を行います。
  なお本ビジネスは、各国の通信インフラ等を用いて、北米、欧州、アジアでも推進していきます。

  現在、国内のアミューズメント市場は1兆円を超える規模になっており、今後もテーマパーク、大型ショッピングセンターを中心に拡大することが予想されます。アトラクションについては、技術の進歩に伴いハイテク指向が高まっており、 なかでもコンピュータグラフィックス(CG)やヴァーチャルリアリティ、シミュレーション、映像技術といった幅広い技術を活用したシミュレーションライドシステムは、テーマパークや遊園地、シネマコンプレックス、博物館など、さまざまな娯楽施設に導入されています。
  しかし、各アミューズメントサイトのシミュレーションライドは、コンテンツ不足による集客力の低下が大きな問題となっており、リピーター(再来場者)を増やすため、魅力のあるコンテンツの継続的な更新や、興業収入に見合った安価なコンテンツに対するニーズが高まっています。

  こうしたニーズに応えて、当社は、100本以上のライドコンテンツを保有し、世界トップのシェアを誇るシミュレーションライドメーカーであるCamber Entertainment社とシミュレーションライド用のコンテンツの供給契約を結び、そのコンテンツを当社のHKチャネルを用いて各アミューズメントサイトに配信するサービス事業を開始します。具体的には、Camber Entertainment社のシミュレーションライド用のコンテンツと画像に連動してモーションを自動生成するモーションクリエーションソフトを暗号化し、HKチャネルの管制センター(東京都中央区勝どき)から、通信衛星網「JCSAT-4号機」を経由して、当社と契約したアミューズメントサイトに設置した受信サーバに配信します。各アミューズメントサイトは、必要とするコンテンツとモーションクリエーションソフトのみを契約、受信することで、定期的に、また容易かつ安価な投資で魅力あるコンテンツを持つシミュレーションライドに更新できます。
  また、サービス開始に伴い、インターネットによる申込みや課金、HKチャネルへのライドコンテンツの登録、管理、シミュレーションライド納入サイトへの既設改造、アフターサービス等を行うため、当社の関連会社である株式会社 日立ケーイーシステムズ(本社:千葉県習志野市/取締役社長:泉 千賀彦)にライドコンテンツ管理センターを設置し、運営にあたります。


■Camber Entertainment社について
  1996年にThomson Entertainment社から独立して設立。旅客機などのシミュレーション技術をベースにアメリカ市場を中心にシミュレーションライドビジネスを展開している。保有するライドコンテンツは、CG、実写、2D、3Dなど多様で100本以上にわたり、代表的なコンテンツとしては、火星旅行の疑似体験ができる「Mission On Mars」やレースのスピード感を体験できる「Indy RacerII」などがある。

以 上




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