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2001年7月11日
 
低騒音・低振動で省スペースを実現し、環境にも配慮した小型空気圧縮機
『日立パッケージスクロールベビコン』を新発売
日立パッケージスクロールベビコン

  日立製作所 産業機器グループ(グループ長&CEO:椎木 清彦)は、このたび、小型空気圧縮機「日立ベビコンシリーズ」の新製品として、低騒音・低振動で、省スペースを実現し、油分の少ない吐き出し空気や排出ドレン(*1)等の環境対策にも配慮したダイレクトドライブスクロール方式の「日立パッケージスクロールベビコン」を製品化し、7月23日から発売します。 本製品は、主に一般産業向けの給油式小型空気圧縮機であり、モートル出力1.5〜5.5kWクラスの8機種をラインアップしています。

  スクロール方式の空気圧縮機は、1986年に当社が業界で初めて発売し、現在、製造業を中心とした多くの産業で、圧縮空気を供給する機器として使用されています。空気の圧縮を「スクロール」とよばれる渦巻き状の空気圧縮室で行うため、吸い込み、吐き出しバルブがなく、連続的に空気を圧縮できることから、吐き出し空気の脈動がなくなり、運転中の騒音・振動を低減できます。

  「日立パッケージスクロールベビコン」は、空気圧縮機本体にモータを組込み、Vベルトを使用せずモータの回転を直接本体に伝える構造であるダイレクトドライブスクロール方式を採用し、シンプルな構造にしました。また、特許出願中のワイパーシール(*2)とロータリーピストンポンプ(*3)の採用により、出力1.5〜5.5kWクラスの空気圧縮機としては業界で初めて空気圧縮室を無給油構造にしました。このため、空気圧縮機本体と空気タンクだけの構造となり、設置面積は新聞紙1.5面分という省スペース化を実現しました。また、空気圧縮室を無給油構造にすることで、オイルフリー機並みの油分の少ない吐き出し空気や排出ドレンを実現しています。

(*1) ドレン:圧縮空気中に含まれる水蒸気が、空気タンク内で冷やされて液体としてたまったもの。
(*2) ワイパーシール:駆動部の潤滑油が空気圧縮室に流出しないように、駆動部と空気圧縮室を遮断するゴム製の面シール
(*3) ロータリーピストンポンプ:スクロールの旋回運動を利用し、オイルが効率よく潤滑するように補助する装置。


■「日立パッケージスクロールベビコン」の特徴
1.低騒音・低振動を実現
  空気の圧縮を「スクロール」とよばれる渦巻き状の空気圧縮室で行うため、吸い入み、吐き出しバルブがなく、連続的に空気を圧縮できることから、吐き出し空気の脈動がなくなり、運転中の騒音・振動を低く抑えられます。

2.シンプルな構造で省スペース化を実現
  従来の空気圧縮機は、モータと空気圧縮機本体をそれぞれに配置し、Vベルトを介してモータの回転を本体に伝えていますが、「日立パッケージスクロールベビコン」は、空気圧縮機本体にモータを組み込み、Vベルトを介さず、直接回転を伝えるダイレクトドライブスクロール方式を採用し、シンプルな構造にしました。また、特許出願中のワイパーシールとロータリーピストンポンプの採用により、空気圧縮室が無給油構造となり、従来の給油式回転型空気圧縮機では必要であったオイルクーラー・オイルセパレーターが不要なため、モータを組み込んだ空気圧縮機本体と空気タンクだけの構造となり、省スペース化を実現しました。

3.ロングメンテナンスサイクル
  シンプルな構造により、メンテナンス項目が少なく、経済的です。オーバーホールは、50Hz使用時で、24,000時間(もしくは8年)毎のロングメンテナンスサイクルです。

4.50/60Hz共用機
  使用地域の電源周波数を選ばない50/60Hz共用機です。

5.環境に配慮
  空気圧縮室の無給油構造により、給油式にもかかわらず、オイルフリー機にせまる油分の少ない吐き出し空気・排出ドレンを実現しました。


■発売機種・標準仕様・価格・販売目標
最高圧力0.83 MPa{8.5kgf/cm2}

  (注)本製品は50/60Hz共用です。但し出力・吐き出し空気量等は使用の電源周波数により異なります。

・販売目標 3,000台/年

以 上




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