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2001年6月25日
 
プロジェクションテレビ用光学エンジン外販開始
  日立製作所 デジタルメディアグループ(グループ長&CEO:百瀬 次生)は、電子機器部品事業の拡大に向け、従来自社製品用途に生産していた、プロジェクションテレビに使用される光学エンジン(光学系ユニット)の外販を開始します。

  テレビ表示画面の大型化に伴い、従来のブラウン管タイプに加え、液晶、PDPといった様々な表示方式の利用が拡大する中、プロジェクションテレビの需要は、毎年10%以上の伸びで増加しております。
  日立は、長年に渡り、プロジェクションテレビ、プロジェクターの光学部分のキーデバイスである非球面プラスチックレンズの研究開発を進め、設計はもちろんのこと、金型の製作、成形・蒸着も自社で行うことにより、高性能、高品質を確保してきました。上記プラスチックレンズは米国で高いシェアを持つプロジェクションテレビなどに使用しており、これと並行して、ブラウン管と投射レンズのカップリングを行った光学エンジンを自社製品用途で生産してまいりました。

  今回、大型表示装置市場の拡大と、それに伴う電子デバイス需要の増加に対応するため、新たな高性能非球面プラスチックレンズの開発を契機に、光学エンジンの外販を実施することとしました。また、光学エンジンの外販開始に加えて、非球面プラスチックレンズの生産技術により培った高精度光学部品の金型、および成形品の外販もスタートします。

  今後の光学エンジンの生産は、本格的な外販の立ち上がりが予想される来夏の時点で、自社向け、および外販分を合わせて、米国で5万、中国で2万、合計7万セットを見込んでいます。

以 上




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