「HiRDB」は、1994年の発売以来、ミッションクリティカル分野を中心に、小規模から大規模システムまで、約1,400社の企業に幅広く導入されている高信頼なリレーショナルデータベース製品です。また、「HiRDB」は、ユーザがリソースをコアビジネスに集中し、高信頼性かつビジネスの変化に即応した最適なシステムを構築できる環境を提供する日立のサービスプラットフォームコンセプトHarmonious Computingに基づいています。
■「HiRDB Version 7」シリーズの主な特長 |
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災害時の迅速な業務回復を可能とする、ストレージと連携したディザスタリカバリ機能の強化 |
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日立ディスクアレイサブシステム「SANRISE」の高速リモートコピー機能と連携し、従来は困難であったオンライン性能の維持とデータベースの整合性チェックを両立し、遠隔拠点へのデータベースバックアップを可能にしました。これにより、災害発生時の迅速な業務回復が可能となります。 |
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データ改ざんを防止するセキュリティ機能の強化 |
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最初のデータ書き込み以降の変更をガードできる改ざん防止機能を新たに追加するとともに、統合システム運用管理ソフトウェア「JP1」のセキュリティ管理機能との連携を可能にしたことで、人為的なミスや不正データ操作から企業・個人の大切な情報資産を守ります。例えば、病院のカルテや各種の公的検査記録など、特に高い機密性を求められるデータの保護に有効です。 |
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待機系システムへの切り替え性能の向上とシステム構築・運用コストの低減 |
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システム障害発生時の待機系システムへの切り替え時間を、これまでの約1/7(*1)に短縮したことで、情報システムの24時間365日のノンストップ稼働を支援します。また、既に業務システムが稼働しているサーバへデータベースを切り替え、縮退運用を可能とする「HiRDB
Advanced High Availability」を新たに製品化したことで、これまで業務システム毎に必要とされた待機系専用のサーバが不要になり、システム構築や運用にかかるコストを低減できます。さらに、業務を継続したままデータベースの構成を変更する機能を提供することで、例えば、データベースの容量が急激に増加するような情報システムも停止することなく運用できます。 |
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*1:「HiRDB Version 6.0」との比較 |
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運用支援機能の強化によるシステム管理コストの低減とデータベース運用の自律化を指向 |
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運用支援用GUI製品「HiRDB Control Manager」を使用することで、システム管理者にデータベースやシステムに関する十分な専門知識が無くても、データベースのバックアップ・リストア・チューニングに至るまでの一貫したデータベースの運用作業が容易に行えます。また、「JP1」との連携を強化したことで、システム管理者の性能チューニング作業の支援や、バックアップの自動化などになり、システム管理コストの低減が図れます。 |
■他社商品名称に関する表示 |
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HP-UXは、米国Hewlett-Packard Companyのオペレーティングシステムの名称です。 |
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AIXは、米国における米国International Business Machines Corp.の登録商標です。 |
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Solarisは、米国およびその他の国におけるSun Microsystems, Inc.の商標または登録商標です。 |
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Red Hatは、米国Red Hat software, Inc.の登録商標です。 |
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Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における登録商標あるいは商標です。 |
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Windows、Windows NTは、米国およびその他の国における米国Microsoft Corp.の登録商標です。 |
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Windows®の正式名称は、Microsoft® Windows® Operating System、Windows
NT®の正式名称は、Microsoft® Windows NT® Operating Systemです。 |