| HITACHI HOME | UP | SEARCH | #
News Release CORPORATE PROFILES

このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、 お問い合わせ一覧をご覧下さい。



2001年1月29日
日立がアバヴネットジャパンのiDCでストレージサービス開始
−HnBが本格的ストレージサービスプロバイダとして
サービス拠点を積極拡大−
#
 日立ネットビジネス株式会社(以下 HnB、取締役社長:片岡 雅憲)および株式会社日立製
作所(以下 日立、取締役社長:庄山 悦彦)は、データセンター大手であるアバヴネットジャ
パン株式会社(以下 アバヴネットジャパン、代表取締役社長:森脇 完二)とのパートナーシ
ップにより、アバヴネットジャパンのiDC(インターネットデータセンター)「Tokyo 1 (TK1) 
ISX (Internet Service eXchange) (トウキョウ・ワン(ティーケーワン)アイエスエック
ス」(東京都中央区日本橋堀留町)」にて、2月1日よりストレージサービスを開始します。
 HnBは世界最高クラスの性能・拡張性を有するSAN(ストレージ・エリア・ネットワーク)対応
ディスクアレイサブシステム「日立SANRISE2800」をはじめとするストレージ関連機器で構成さ
れるSSAP(Storage Services Access Point)をアバヴネットジャパンのiDCに設置し、アバヴ
ネットジャパンのiDC利用顧客(ASPやネット事業者等)に、高信頼・高性能なデータストレー
ジサービスを提供します。
 
  HnBおよび日立は、iDC事業者とのパートナーシップによるストレージサービスの積極的な展
開・拡大戦略の一環として、今回アバヴネットジャパンのiDCで新たにサービスを開始します。
これは昨年11月に開始したグローバルセンター・ジャパンとの協業に続くものです。HnBは、ア
バヴネットジャパンやグローバルセンター・ジャパン等の有力なiDC事業者とのパートナーシッ
プを拡大していくことで、国内No.1のSSP(ストレージ・サービス・プロバイダ)の地位を確保
し、日本全国でのサービスを展開していきます。

  アバヴネットジャパンは、AboveNet Communications, Inc.(AboveNet)の高品質サービス
を日本においても展開するため設立されました。AboveNetは、コロケーション・サービスとイン
ターネット接続性を提供するトップ企業であり、米国および世界の主要都市部に光ファイバー
ケーブル敷設を行うMetromedia Fiber Network, Inc. (MFN)の子会社です。アバヴネット
ジャパンは、インターネット・データセンタ「Tokyo 1 (TK1) ISX」を東京都中央区日本橋
堀留町に設置し、2000年6月にサービスを開始しました。コンテンツ・プロバイダやISP、企業
の顧客は、ISXファシリティにコロケーションすることで、優れたコロケーション環境と先進
のインターネット接続ソリューションが得られます。
  今回発表した、HnBとのパートナーシップにより、アバヴネットジャパンのISXファシリティ
にコロケーションする顧客は、HnBの高信頼・高性能ストレージサービスの利用が可能となり
ます。


 今回、HnBがアバヴネットジャパンのiDCで提供するストレージサービスは、日立ネットブラ
ンド「Cubium」のネットインフラサービスの一環として提供し、ミッション・クリティカル・
アプリケーションに対応する高信頼・高性能ディスクアレイサブシステムとバックアップシス
テムを24時間365日で運用・監視します。iDC内で顧客毎にディスク容量を提供するSAN対応ス
トレージサービスと、ストレージと接続される顧客サーバシステムとの接続に関するコンサル
テーションやファイルシステム作成代行等を行うオプショナルサポートサービスをはじめ、テ
ープライブラリを活用したバックアップサービスを提供します。
  さらに今後、HnBは、日立グループおよびパートナーを含め、国内の複数iDCに設置したSSAP
を光ファイバなどの広域ネットワークで結合し、リモート環境でのバックアップサービス、ディ
ザスタリカバリ(災害時復旧)サービスなどのサービスへ拡張していきます。また、SSAPから
企業ビルやオフィスに光ファイバを直接接続し、ストレージサービスを企業顧客に直接提供す
るオフサイトストレージサービスも提供していく計画です。将来は海外SSPとの戦略的なパー
トナーシップにより、欧米、アジア・パシフィック地域を含むグローバル環境へサービス展開
し、国際間での情報コンテンツのリアルタイムレプリケーション、ディザスタリカバリなど、
グロ−バルな舞台で躍進するネット事業者への高信頼・高品質なサービス提供を目指していき
ます。

  今回のサービス開始に関して、アバヴネットジャパンの森脇 完二 代表取締役社長は、
「日々膨大な量のデータが蓄積されてゆくネット社会において、ストレージサービスに対する
需要は益々増加してゆくものと予想されます。このようなネット社会の潮流の中、アバヴネッ
トのiDC内で、優れたSSPであるHnB殿にストレージサービスを展開して頂けることは、弊社の
お客様にとってのみならず、日本のネット社会の発展にとっても大いに有益なことです。アバ
ヴネットの高信頼・高品質のインターネット・データセンタ・サービスが、HnB殿の積極的ビ
ジネス拡大の大きなサポートとなることを確信しています。」と語っています。

 また、HnBの片岡 雅憲 取締役社長は、「これからのネット社会は、コンテンツセントリ
ックなシステムとサービスが社会のインフラになってきます。音声、画像を含む重要かつ膨大
なマルチメディアデータを効率良く、確実に、そして迅速に運用していくことが、ネットビジ
ネスの成功の鍵と言っても過言ではありません。当社のストレージサービスは、ネット社会の
発展のため、さらに付加価値をアップしていきます。そして、今後多くのパートナーと共に、
これからのネット社会での大切な役割を担っていきたいと思います。今回、重要なパートナー
として、グローバルな舞台で多くの実績を持つアバヴネットジャパン殿のiDCで、当社が新た
にサービス提供開始することで、国内SSPのリーダー役としてネット社会の発展に大きく貢献
していきたいと考えています。」と語っています。


■補足説明: HnBストレージサービスの背景
 近年、インターネット上で配信・流通する情報コンテンツは爆発的に増大しており、コンテ
ンツ中心の情報システム時代に変化してきています。このような時代において、コンテンツを
蓄積・管理するストレージシステムは非常に重要な役割を担います。しかしながら、コンテン
ツを所有するネット事業者は予測不可能なストレージ増量、非常時のためのデータバックアッ
プ、複雑化する運用管理等といった問題に直面しています。また、高性能・高信頼ストレージ
システムを安価に利用し、かつ設置スペースを有効活用したいというニーズが高まっています。
 このような背景の中、HnBは、家庭に供給する水道・ガスのようなユティリティとして、iDC
を利用するネット事業者が必要なときに必要となるディスク容量とデータバックアップを、高
信頼・高性能かつ安価にサービスとして提供します。



■ 会社概要:
会社名:日立ネットビジネス株式会社
設立:2000年4月21日
所在地:東京都港区浜松町二丁目4番地1号 世界貿易センタービル31階
ホームページ:URL:http://www.hi-nb.com/

会社名:アバヴネットジャパン株式会社
設立:1999年12月13日
所在地:東京都中央区日本橋小網町14-1 住生日本橋小網町ビル8F
ホームページ:URL:http://www.jp.above.net/

会社名:株式会社日立製作所
設立:1920年2月1日
所在地:東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地
ホームページ:URL:http://www.hitachi.co.jp/

■ 他社商標に関する表示
記載の会社名、製品またはサービス名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。




                                                                         以上




top of this page

WRITTEN BY Corporate Communications Division
(C) Hitachi, Ltd. 2001. All rights reserved.