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平成12年9月21日
日立が海信集団公司に
cdmaOne(TM)方式携帯電話の開発と製造の技術を供与
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 日立製作所 デジタルメディアグループ(グループ長&CEO:藤森 好則、以下日立)と
海信集団公司(以下海信集団)は、急激に拡大する中国の携帯電話市場に対応するため、日立
のCDMA方式携帯電話の開発および製造技術を海信集団に供与することで合意し、9月5日、
中華人民共和国山東省青島市において契約調印しました。

 中国の携帯電話市場は、加入者数が今年の6月で6000万人を超え、年内には8000万
人に達する勢いで急激に拡大しています。現状はGSM方式が中心ですが、今年秋のWTO加
盟にあわせ、今年の5月にCDMA方式を正式に導入を表明し、2001年央にはcdmaOne 1X、
2002年にはcdma2000のサービスが開始されると予想されます。また、既にCDMA方式
の商用網が4都市(北京、西安、上海、広洲)に構築され、一部商用を開始しています。中国
での第二の事業者と言われる中国聯合通信もcdmaOne1Xのサービス開始を表明しています。

  この様に発展が見込まれる中国のCDMA市場に向け、日立が持つcdmaOneTM技術を海信集
団に提供し、海信集団は、この技術をベースにして携帯電話の開発を行うと共に、新たに建設
する製造拠点にて生産を行います。当面は、日立から技術者を派遣し、海信の技術者を受入れ、
新製品の開発および製造の支援を行います。
  また将来的には、WAP、BlueTooth、IMT-2000等の技術領域への展開、研究開発センタ及び
製造の合弁化についても検討を進めていく事にしています。

 海信集団は、テレビやマルチメディア機器の開発・製造・販売を手掛ける中国テレビ市場第
2の企業で、中国の電子産業部門売上で第8位、さらに国家科学技術部による自主開発力の評
価では中国1位を獲得しています。

*cdmaOneは米国QUALCOMM社の登録商標です。

■ 海信集団の概要
名称:海信集団
所在地:中華人民共和国 山東省 青島市
董事長:周厚健
設 立:1969年
売 上:1999年 73.6億元(956億円:13円/元)
取扱品目:テレビ、PC、電話機、空調機、ホームシアタ、DVD他
従業員:約9,000人

                                                                              以上




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