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平成12年9月7日
Linuxの本格適用によりプラットフォームソリューションを拡充
−メインフレームからモバイル機器までの
主要製品でLinuxをサポート−
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  日立製作所はこのたび、インターネットビジネスを支援するプラットフォームソリューション
を拡充するため、UNIX、Windows NT®/Windows® 2000とともに、Linux*1を本格的に適用し
ていきます。またメインフレームからモバイル機器までの主要製品でLinuxをサポートしていきま
す。さらに、高信頼・高可用を必要とするミッションクリティカルシステムへのLinux適用を
支援するため、業界に先駆けて24時間365日のシステム運用支援、予防保守などを含む「C/S高度
サポートサービス for Linux」を9月11日から販売開始します。
  本発表の内容は、9月26日、27日に開催する「日立ITコンベンション2000」において紹介し
ます。
  *1:Linuxは、1991年にLinus Torvalds氏が開発した、自由にコピーや配布をすることが
        認められているUNIX系OS(Operating System)で、ソースコードも入手できます。

 近年、Linuxは情報システムのOSとして急速に発展してきており、PCサーバでの搭載に加え、
PDA(Personal Digital Assistants)やハイエンドサーバなどでも搭載されつつあります。
  一方、ネットワーク系サーバとして豊富な実績があり、TCO削減を図れるLinuxは、数十台以
上の特定業務用途向け専用サーバで構成される情報システムにおける適用が拡大しており、シ
ステムの連続・安定稼働を支援するサポートサービスに対するニーズが高まっています。

  当社では、1999年4月に日立のPC サーバにLinuxを搭載したシステム向けにLinux関連の基本
サービスを提供開始するとともに、レーザーファイブ株式会社のLASER5 Linuxを搭載した日立
アドバンストサーバ「HA8000シリーズLinuxプラットフォームモデル」を11月から出荷していま
す。
  また、本年3月には、Linuxの総合サービスを提供する業界のリーダーであるLinuxcare,Inc.
とテクニカルサポート契約を締結しています。
さらに、Linux関連事業推進の専任組織として、情報・通信グループ統括本部内にLinux関連の
事業戦略を策定する「Linux推進本部」および金融・流通システムグループ内にLinuxソリュー
ションを企画、開発する「Linuxソリューション本部」を8月21日付けで設立しました。

  今回、Linuxを適用したプラットフォームソリューション事業を拡大するための主な取組み
は、以下の通りです。

(1) メインフレームからモバイル機器までの主要製品でLinuxを本格的にサポート
  当社は、メインフレーム「MPシリーズ」、Intel Corporationの64ビットアーキテクチャを
採用したIA64サーバ、UNIXサーバ「HITACHI 9000Vシリーズ」、PCサーバ「HA8000シリーズ」、
PC「FLORAシリーズ」、モバイル機器でLinuxを順次サポートしていきます。
  中でも、当社の高信頼かつ安定した性能を実現する「MPシリーズ」でLinuxをサポートするこ
とで、VOS3/FSと複数のLinuxを同時に動作させることが可能になります。これにより、既存の
VOS3/FS上の基幹業務やDBシステムとLinux上のWeb向け新業務システムを連携させたオールイ
ンワンサーバを構築でき、TCOの最適化が図れます。
  さらに、キャパシティオンデマンドやPRMF(Processor Resource Management Feature)変動
共用機能などにより、急激な負荷変動にも対応できる大規模かつ高信頼なネットビジネス向け
Webサーバを構築できます。また、MPシリーズでLinuxを動作可能にするための修正ソースコード
ベータ版を9月8日からURL: http://www.hitachi.co.jp/soft/linux/で公開します。
  一方、モバイル分野では、Mobile linuxに対応したペン入力タイプのインターネット端末を
製品化していきます。

(2) Linuxシステムの運用をサポートする「C/S高度サポートサービス for Linux」を商品化
  当社ハードウェア製品でのLinuxの全面的な採用に合わせ、24時間365日のシステム運用支援、
3年以上の長期保守、1回/年の予防保守などにより、ミッションクリティカルな業務をサポート
する「C/S高度サポートサービス for Linux」を、新たに商品化します。
  このサービスでは、基本的なQ&Aレベルのサポートから、最上位のミッションクリティカル用
途を想定した運用サポートまでを4段階に分けてメニュー化しており、ユーザーのシステムの重
要度に応じて、サポートレベルを選択できます。当初は「HA8000シリーズ」を対象に提供し、
順次対象製品を拡大していく計画です。
  また、当社はLinuxの国内シェア、サポート体制でトップクラスのターボリナックスジャパン
株式会社と提携し、当社の高信頼システム運用に関するノウハウと、ターボリナックスジャパン
株式会社のLinuxサポートに関するノウハウを共有することで、Linuxベースの高信頼・高可用
システムの構築、運用を支援します。

(3) インターネットアプライアンスサーバのラインアップ強化
  今回、1999年11月から販売しているインターネットアプライアンスサーバ「HA8000-ie/
InterStation」のファミリー商品として、日立アドバンストサーバ「HA8000/30」をベースに、
ターボリナックス ジャパン株式会社の最新サーバOSである「TurboLinux Server日本語版
6.1」、ルータ、無停電電源装置(UPS)、導入時のネットワーク設定サービスをセット化した
「インターネットオールインサーバ構築ソリューション」を提供します。
  本ソリューションは、導入時のコストを抑えながら、ユーザーの業務拡大に合せてシステム
を順次拡張していきたいといったニーズに応えるものであり、「HA8000/30」を購入したその
日から、メール、ホームページの公開など、常時接続のインターネットサーバとして活用でき
ます。今後は、日本オラクル株式会社のOracle8iを搭載したDBアプライアンスサーバを今
秋に出荷するなど、順次ラインアップの強化・拡大を図っていきます。

(4) オープンミドルウェアのLinuxサポート
  統合システム運用管理ソフトウェア「JP1」では、1999年9月からLinux向け管理機能を提供
しています。今回、Linuxを適用したプラットフォームソリューション事業を拡大するにあた
り、分散トランザクションマネージャ「OpenTP1」、ネットビジネスを支えるアプリケーショ
ンサーバ「Cosminexus」、スケーラブルデータベース「HiRDB」、高速並列OLAPサーバ
「Cosmicube」、統合グループウェア「Groupmax」、ビジネスアプリケーション開発環境
「COBOL85」などの主要オープンミドルミドルウェアでもLinuxを順次サポートしていきます。
  さらに、「HA8000シリーズ」のサーバ管理ツールとして実績がある「SystemManager」で
Linuxをサポートすることで、ハードウェア障害時にメールやポケットベルなどで通知するア
ラート機能や障害情報の遠隔取得機能などを提供し、Linuxシステムの運用効率向上を図りま
す。

(5) Linux上のアプリケーション開発を支援する「Linux開発支援テクニカルサービス」を商品化
  既存システムのLinuxへの移植及びLinux上でのアプリケーション開発を支援する「Linux 
開発支援テクニカルサービス」を商品化します。
  このサービスでは、当社が蓄積してきたアプリケーション移植のノウハウや、C/C++コンパ
イラ開発・サポートの実績をベースに、Linux上でのユーザーの業務システムの開発・移植を支
援していきます。上記の「C/S高度サポートサービス for Linux」と組み合わせることで、Linux
上のシステム開発から運用までを一貫してサポートしていきます。

  今後も、当社は、Linuxの発展に貢献するため、Linuxコミュニティ活動への支援、ユーザー
事例の紹介などの積極的な活動を展開していきます。

  当社が、プラットフォームソリューションとしてLinuxを本格展開するにあたり、パートナー
各社では以下のようにコメントしています。(50音順)

● ターボリナックス ジャパン株式会社 社長 小島國照氏
「日本のコンピュータ産業におけるリーディングカンパニーである日立のLinuxソリューション
拡大への取り組みは、Linuxの今後の躍進をさらに牽引することでしょう。インターネットサー
バはもちろんのこと、基幹業務やDBシステムとLinux上のWebアプリケーションを連動させた新
しいソリューションが展開されることでしょう。そして、日立の幅広いレンジの主要プラット
フォームにおいて、TurboLinuxをご採用いただき大変光栄です。ターボリナックスでは、信頼
性ならびに可用性の高いビジネスソリューションならびにエンタープライズソリューションの
提供、IA64への早期対応などに注力しており、今後、日立とのコラボレーションを強化し、さ
らに充実したLinuxソリューションをご提供します。」

● 日本オラクル株式会社 常務取締役 執行役員 営業統括本部長 石井 洋一氏
「日本オラクル株式会社は、このたびの日立製作所によるLinuxの全面サポートを歓迎いたしま
す。日本オラクルでは、従来よりLinuxへの対応と市場の活性化に積極的に取り組んでおり、ワ
ークグループ・レベルのリレーショナル・データベース管理システム「Oracle8i Workgroup 
Server」だけでなく、ハイエンド・システムにおいてもLinuxに対応した
「Oracle8i Enterprise Edition R8.1.6」を8月30日より出荷しています。
このたび日立製作所がLinuxを主要プラットフォームに位置付けて提供開始するサーバ製品群と
Oracle8iの組み合わせにより、さらに信頼性と安定性に優れたエンタープライズ・ソリューショ
ンが実現されるものと確信しています。
日本オラクルは、日立製作所が今秋に出荷を予定している、「Oracle8i」を搭載したDBアプラ
イアンス・サーバに高い期待を寄せています。」

● リナックスケア株式会社 代表取締役社長 ジェイ・パウエル氏
「リナックスケア株式会社は日立製作所のLinuxソリューション事業の拡大展開に賛同いたしま
す。当社はLinuxおよびオープンソース・ソフトウエア環境に対して総合的カスタマーサービス
(テクニカル・サポート、プロフェッショナル・サービス、教育、製品認定)を提供する業界の
リーダーとして高く評価されています。
日立製作所のLinuxビジネス、特にテクニカルサポートの分野においてLinuxcareの総合的な専
門知識を提供できることを嬉しく思うとともに、日立製作所が、日本におけるLinuxの普及、発
展に益々貢献されることを期待いたします。」

● レーザーファイブ株式会社 代表取締役CEO 窪田 敏之氏
「コンピュータのトップ企業である日立製作所のLinux戦略は素晴らしく、レーザーファイブ株
式会社はこの戦略を高く評価いたします。日立製作所が自社コンピュータについて全面的にサポ
ートをすることになったことから、ユーザーが進化の著しいLinuxも選択できるようになり、
Linuxの各種の利点を享受できるようになった訳です。とりわけ強力なインターネット機能をも
つLinuxを選択した場合、日立製作所の顧客のe-Businessを強力に推進して競争力の強化に繋が
るものと期待されます。当社は日本最初のLinuxディストリビュータとして、9月1日に発売され
たばかりのLASER5 Linux 6.5 Secure Server Editionからエンベディッドまで日立製作所の
Linux戦略を幅広くサポートして参ります。」
■新商品の価格・提供時期
商 品 名標準価格提供時期
C/S高度サポートサービス for Linux個別見積平成12年9月11日
Linux開発支援テクニカルサービス個別見積
インターネットオールインワンサーバ
構築ソリューション
48万円〜
■ホームページ
URL:http://www.hitachi.co.jp/soft/linux

■他社商品名称に関する表示
・ Intelは、Intel Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
・  Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における登録商標あるいは商標です。
・ Microsoft Windows 2000は、米国Microsoft Corporationの商品名称です。
・ Oracle8iは、Oracle Corporationの商標または登録商標です。
・ UNIXは、X/Openカンパニーリミテッドが独占的にライセンスしている米国ならびに他の国に
   おける登録商標です。
・ Windows NTは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
・ その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。



                                                                              以上




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