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平成12年7月6日
従来機種と比較して最大8%の節電と部品点数の削減により
メンテナンス費用の低減を実現した
大型オイルフリースクリュー圧縮機「SDS-IEシリーズ」を発売
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  日立製作所 産業機器グループ(グループ長&CEO:矢内 勝也)は、このたび、圧縮機の吐出
圧力の自動制御により従来機種と比較して最大8%の節電(注1)を実現し、主要部品の鋳物一体
化による部品点数の削減によりメンテナンス費用を低減、空気配管の本体内蔵化による低振動、
低騒音を図った大型オイルフリースクリュー圧縮機「SDS-IEシリーズ」を、7月4日から発売
します。
  「SDS-IEシリーズ」は、省エネ、省メンテナンス、環境対応、通信機能、高機能などお客様
のニーズを集約した新コンセプトである「All Integrated Compressor」に基づいて開発され
た大型圧縮機です。

  空気圧縮機は、製造業を中心とした多くの産業で圧縮空気を供給する機器として広く使用され
ており、工場の重要な機器の一つです。しかし、圧縮機は、工場システムに占める電力消費量の
割合が高く、省電力化のニーズは益々高まっています。また、工場におけるあらゆるコストの見
直しを迫られている現在、保守・管理コスト削減のための高機能な製品が求められています。

  今回発売する「SDS-IEシリーズ」は、ドライヤーやフィルタ等のエアシステムにおける圧力
損失を考慮し、空気の消費量にあわせて圧縮機の吐出圧力を自動制御することにより従来機種と
比較して約6%の節電が可能なAPC(Active Power Control)(注2)と、圧縮機の負荷率に
応じて余剰な圧力をカットし、約2%の節電が可能なPSC(Power Save Control) (注3)を
搭載することにより、最大8%(注1)の省エネルギーを実現しました。また、オプションとして
台数制御機能を搭載することが可能で、空気圧縮機の使用状況に合わせてきめ細かな省エネルギ−
運転を実現します。
  主要部品であるエアクーラーや空気配管をギアケースと一体化した「INTEGRATED」構造(注4)
の採用により、配管部品などの部品点数の削減を図るとともに、圧縮機本体を長寿命化すること
により、メンテナンスコストの削減を図りました。


注1 APCとPSCを併用した場合の数値。
注2 特許出願中
     6,000時間/年(90%負荷(3,000時間)、50%負荷(3,000時間))、圧縮機100%風量時の
     配管圧力損失 0.12MPa
注3 特許出願中
     6,000時間/年、70%負荷、容量制御幅0.02Mpa
注4 特許出願中


                                                                         以    上




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