| HITACHI HOME | UP | SEARCH | HITACHI
News Release CORPORATE PROFILES

このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、 お問い合わせ一覧をご覧下さい。



平成12年4月11日
インプライズと日立、
CORBA/Java分野における共同開発関係を強化
#
                                                               株式会社 日立製作所
                                            インプライズ/ボーランド コーポレーション

  株式会社 日立製作所(以下、日立)とインプライズ/ボーランド コーポレーション(*1)(以下、
インプライズ)はこのたび、CORBAとJavaの開発技術に関するライセンス契約を改訂し、共同開発
関係を強化することで合意しました。
(*1):インプライズ/ボーランド コーポレーション(本社:カリフォルニア州スコッツバレ
          ー、暫定社長兼CEO:デール・フラー)は1983年に設立され、Linux、Solaris、
          Windows(R)を含むメジャープラットフォームのインターネットアクセス基盤、アプ
          リケーション開発ツール、サービスを提供する先進企業です。

 本改訂は、1995年に両社間で行ったCORBAをベースにした製品共同開発関係を拡張し、新たに
エンタープライズミドルウェアの機能強化に関する相互協力関係を拡大するものです。
  具体的には、本契約改訂に基づき、両社は今後新たにインプライズの分散オブジェクト基盤
製品「VisiBroker」に対するソースコードの機能拡張、技術的改善、品質向上を含む研究開発分
野の協力関係を強化させます。

 日立は、インプライズの「VisiBroker(R)」とJava開発技術をライセンスし、日立の分散オブ
ジェクト基盤「TPBroker(R)」製品群とアプリケーションサーバ「Cosminexus」へ組込んでいき
ます。また、インプライズとは、共同開発項目の拡張や共同マーケティング活動の可能性につい
ても検討を続けていきます。

  日立製作所 ソフトウェア事業部 事業部長 山本 章治は、「今回の契約改訂で、インプライズ
と日立の技術力が共有されることにより、私どもの製品とサービス力を大幅に強化することがで
きます。特に私どもの技術力をミッションクリティカルシステムに利用していただいているお客
様にとって、その意義は大きいものと考えます。また、インプライズのVisiBroker(R)と信頼頂
いている日立のソフトウェア製品とを組み合わせることによって、今後もお客様にとってベスト
ソリューションを提供していけるものと確信しています。」と述べています。

  インプライズ/ボーランド コーポレーションの暫定社長兼CEO デール・フラーは、「今回の
合意は、日立のような大手のテクノロジーベンダーがインプライズ/ボーランドの技術をその基
盤技術として認めた更なる事例であり、大変光栄に思っております。これは、インプライズがミ
ドルウェア市場で最先端技術を提供するリーディングカンパニーであるというメッセージでもあ
ります。」と述べています。

  米国において製品開発とマーケティングを推進しているHitachi Computer Products
(America)の上級副社長 ギャリ・グリムは、インプライズとの連携強化を歓迎しており、
「CORBAベースのソリューションは、通信や金融などのミッションクリティカルなe-business
システムにおいて、すでに広く活用されています。今回の契約により、CORBAベースの
e-businessソリューションを利用するお客様に対するサポート力を大幅に向上することができ
ます。」と述べています。

「TPBroker(R)」の概要
「TPBroker(R)」は、ORB機能としては、「VisiBroker(R)」をベースとし、ミッションクリ
ティカルなアプリケーションにおいて鍵となる非同期メッセージング、セキュリティサービス、
アプリケーション管理などを強化した高信頼分散オブジェクト基盤製品です。日立は、
TPBroker(R)ファミリー製品等の分散オブジェクト製品・サービスのエンハンスを引き続き行
い、優れた耐久性、高い拡張性・信頼性を持ち、セキュアなミッションクリティカルエンター
プライズシステムの開発を実現するソリューションを提供していきます。

「Cosminexus」の概要
「Cosminexus」は、「TPBroker(R)」で培った技術をベースにした、インターネットビジネ
スを支える企業情報システムを短期間に構築するための開発環境と実行環境を提供する、アプ
リケーションサーバ製品です。これら開発環境と実行環境には、アプリケーション開発・実
行環境の業界標準仕様、JavaTM 2 Platform, Enterprise Edition(J2EE)、Enterprise 
JavaBeans(TM) (EJB) 1.1を採用しており、システム開発期間の短縮、市販流通ソフトとの
連携が容易です。日立では多様なインターネットビジネスの形態、規模、およびその業種など
に応じて「Cosminexus」を活用した様々なソリューションを提供していきます。

「VisiBroker(R)」の概要
インプライズのCORBA ORB(Object Request Broker)である「VisiBroker(R) for Java」と
「VisiBroker(R) for C++」は、拡張性・柔軟性・メンテナンス面での簡便性をもつ分散エン
タープライズアプリケーションを開発、展開するための機能を装備しています。日立、 オラ
クル、ノベル、ネットスケープ、シリコン グラフィックスなどとの提携により、コンピュー
タ業界において普及し広く採用されており、3,000万ライセンスが利用されています。

■ホームページ
   http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/soft1/netobj/index/index.html
   http://www.borland.com
   http://community.borland.com

■他社商品名称に関する表示
・日本国内におけるLinux(リナックス)の名称は、Linus Torvaldsの商標です。
・Solarisは、米国Sun Microsystems,Inc.の商品名称です。
・Microsoft、Windows、Windows NTは、米国Microsoft Corp.の米国およびその他の国に
  おける登録商標です。
・Windows(R)の正式名称は、Microsoft(R) Windows(R) Operating Systemです。
・Java及びすべてのJava関連の商標及びロゴは、米国及びその他の国における米国Sun 
  Microsystems, Inc.の商標または登録商標です。
・CORBAは、Object Management Groupが提唱する分散処理環境アーキテクチャの名称です。
・その他、記載の会社名・商品名は、各社の商用または、登録商標です。
                                                                                 
                                      以上

























top of this page

WRITTEN BY Secretary's Office
(C) Hitachi, Ltd. 2000. All rights reserved.