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平成12年1月25日
東京都内に家電リサイクル事業を行う新会社を設立
―環境調和と資源循環型経済社会の実現をめざす−
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 株式会社日立製作所 電力・電機グループ(グループ長&CEO:久野勝邦)は、このたび、東京都を
中心に回収される使用済み家電品のリサイクル事業を行う「東京エコリサイクル株式会社」を設立し、
昨年12月22日に会社設立の登記を行いました。
 新会社は、平成13年3月までに東京都江東区に使用済みの家電4品目(冷蔵庫、洗濯機、テレビ、
エアコン)の解体・分別処理を行う工場を建設し、「特定家庭用機器再商品化法」(以下、家電リサ
イクル法)が施行される平成13年4月から操業を開始する予定です。

 新会社の事業運営は、当社が中核となって推進していく方針ですが、平成12年6月に増資を行い、
家電メーカ各社の出資参加を募っていく予定です。
 なお、東京都の廃棄物処理事業を長年運営している有明興業株式会社殿(社長:大川健治)に事業
参加を依頼しました。

 新会社は、指定引取場所(中間収集ストックヤード)に収集された使用済みの家電4品目を工場に
集め、分解・選別後、破砕機などを使用して鉄、非鉄、プラスチック等に分別します。分別された部
品、素材の中から有価物を売却しリサイクルします。また、家電リサイクル法で回収が義務づけられ
た、冷蔵庫、ルームエアコン用冷媒フロンに加えて、冷蔵庫の断熱材フロン(冷媒フロンの3〜4倍
量)についても自主的に回収する計画です。

 当社は、東京都主催の「家電リサイクル研究会」の議論を踏まえて、東京都内から排出される使用
済み家電品を都内で処理するよう事業化を決定しました。なお、操業に当たっては、三菱電機株式会
社殿が経営主体となり設立した 株式会社ハイパーサイクルシステムズ(千葉県市川市)等と連携して
ゆく方針です。
 新会社は、今後も環境調和と資源循環型経済社会の実現をめざして、家電リサイクル事業を推進し
てゆきます。

■ 新会社の概要
項目内容
商号東京エコリサイクル株式会社
事業特定家庭用機器再商品化法に定める再商品化等の事業
代表者代表取締役社長 佐野 強(日立)
取締役副社長 大川健治(有明興業)
本社所在地東京都江東区
工場予定地東京都江東区
資本金3千万円(但し 3億円に増資を予定)
出資比率日立製作所66.7%、有明興業33.3%
(増資に当っては、家電メーカー各社へ参加を呼びかける予定)
■新会社役員の略歴
代表取締役社長:佐野 強(さの つよし)
 昭和19年大阪府生まれ、55歳。昭和43年京都大学卒、同年(株)日立製作所入社。以来、
化学プラントならびに環境関連の取り纏めと事業化に従事。現、環境システム推進本部次長。

副社長: 大川 健治(おおかわ けんじ)
 昭和16年熊本県生まれ、58歳。法政大学卒、昭和46年有明興業(株)入社。昭和59年
11月より同社社長。現在、有明北地区開発協議会委員長、日本鉄リサイクル工業会理事等の要
職を兼務。

                                                                  以   上




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