2011年12月17日、日本科学技術館(東京都千代田区)において、日立製作所中央研究所主催の特別教室「日立サイエンス・セミナー〜コンピュータに言葉をしゃべらせてみよう〜」が開催され、サイエンス友の会*1会員の小学5年生から中学1年生11名が参加しました。
授業前半には、「音声」にまつわるさまざまな現象を子どもたちに体験してもらいました。自分の声がワンテンポ遅れて耳に入ってくるよう設定されたヘッドフォンをつけて発声すると、うまくしゃべれなくなってしまう実験などを通じ、人間の脳が音声を処理するメカニズムやその特性について知るとともに、コンピュータによる音声合成処理の原理を体感的に学習しました。
授業後半では、自分の声を加工して好きな言葉をコンピュータにしゃべらせる「音声合成」の実験を行い、誰の作った音声が一番自然かを競いあうコンテストを実施しました。
子どもたちは3時間の授業を通じて、進化し続ける科学技術に興味を持つとともに、自分たちが普段意識せずに行っている「話す」「聞く」という行動が、人体に備わった高度な機能であることを知り、その特性を応用した製品やサービスがたくさんあるということに気づくきっかけを得たのではないかと思います。