
日立では、製品開発者の視点から見たユニバーサルデザイン(以下UD)の重要性を子どもたちに伝えるために、グループ社員ボランティアが小学校などに出向いて子どもたちに体験してもらうプログラムを首都圏を中心に実施しています。

また、本プログラムをベースに、米国の小学生を対象とするプログラムを開発し、2009年に活動を始めました。このほか、英国やマレーシアでも実施に向けて準備しています。今後は、本プログラムを日立グループの拠点のある国や地域に徐々に広げていき、UDの考え方をより多くの子どもたちに理解してもらいたいと考えています。
写真:子どもたちによるリモコンのアイデア(米国)
このたび、内閣府主催「平成22年度バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰」において、日立グループUD出前授業プロジェクトチームが「内閣府特命担当大臣表彰優良賞」を受賞しました。
本表彰は、関係府省、都道府県・政令指定都市において選考・推薦された、バリアフリー・ユニバーサルデザインの推進に関して、施設の整備、製品の開発、推進・普及のための活動等において、極めて顕著な功績又は功労のあった個人又は団体を表彰し、優れた取り組みを広く普及させることを目的として内閣府が毎年実施しているものです。
今回受賞した日立グループユニバーサルデザイン出前授業プロジェクトチームは、日立製作所CSR推進部ならびにデザイン本部、そして日立グループ社員ボランティアによって構成されており、製品開発者の視点からみたユニバーサルデザインの重要性を、社会のあり方とともに子どもたちに伝える授業を行っており、2005年の開始以来、98校で187回実施し、約6,000人の子どもが参加しています。
グループ一丸となってのユニバーサルデザイン普及への熱意や社員のボランティア精神が高く評価され、今回の受賞にいたりました。
日立グループはこれからも、モノづくりを通じてよりよい社会の実現に貢献し、多くのみなさまに愛される企業としてユニバーサルデザインの推進に取り組んでいくとともに、こうした社会貢献活動を通じて、次世代を担うこどもたちに、その思いを受け継いでいきたいと考えております。

左:岡崎特命担当大臣より賞状を受ける葛岡常務(当時) 右:特命担当大臣と今年度の受賞者

左:スピーチを行う葛岡常務(当時) 右:菅首相(当時)もかけつけました
■対象 小学生(中学年〜高学年)
■活動先 首都圏の教育機関(小学校の総合学習など)や地域のイベントなど
■ねらい
・誰もが利用しやすい生活空間や地域社会の姿を考える
・誰もが暮らしやすい環境にするために、自分たちができることを考える

ユニバーサルデザイン授業のようす
■基本カリキュラム
・ユニバーサルデザインの基礎講座
・ユニバーサルデザインを考えるグループワーク
・ユニバーサルデザインの紹介事例
・質疑応答
2011年度活動実施校をご紹介します。

プロジェクト開始後2年目からボランティアとして参加し、数多くの小学校に赴いては、こどもたちにユニバーサルデザインの考え方を伝えています。現在ではボランティアリーダーとして活動を引っ張る松村さんに、ボランティア活動に参加したきっかけなどをお聞きしました。

「ユニバーサルデザインの考え方を知って、世の中にはいろんな不便があるのだとわかりました。困っている人をみかけたら、助けてあげたいです。」
(小4・男子)
「『心のユニバーサルデザイン』は私たちにも今すぐに取り組むことができるので取り組んでいきたいと思います。」(小4・女子)
現在、2012年6月〜2013年3月の実施校(首都圏)を募集しています。実施を希望される学校は以下までお問合せ下さい。
特定非営利活動法人スクール・アドバイス・ネットワーク
TEL:03-5347-2372