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日立ソフトボール部

第16回アジア競技大会 試合結果

斎藤Japan、金メダル獲得!! 日本はアジア大会3連覇を達成!

 2010年11月19日〜26日にかけて、第16回アジア競技大会が中国広州で行われた。
 我が日立ソフトウェアからは、斎藤ヘッドコーチ、亀田マネージャ、篠崎トレーナーのスタッフの他、藤原麻起子 、西山麗、濱本静代、山田恵里、馬渕智子の5選手が出場した。
 日本は予選リーグで台湾戦を落とすものの2位で決勝トーナメント進出。決勝トーナメントでは、まずは予選1位の台湾と対戦。1点を先行されるが、濱本、西山、山田、馬渕などで一挙に逆転すると、リリーフの藤原も完璧な投球を披露し決勝へ進出。決勝は地元中国と対戦。台湾戦と同様、日立ソフトウェアの代表選手が全ての得点に絡んで勝利し、見事、斎藤Japanは金メダルを獲得。日本はアジア大会3連覇を果たした。
 全日本の選手、スタッフの皆さん、リーグ戦直後から、すぐにアジア大会という強行日程、本当にお疲れ様でした。そして、金メダルおめでとう!! また、大会期間中、現地あるいは日本から温かいご声援を送って頂きました皆様、本当にありがとうございました。

[写真]金メダル   [写真]金メダル
[写真]アジア大会

決勝トーナメント

[結果]決勝トーナメント


決勝 対 中国戦(11月26日)

西山、山田、馬渕が得点に絡み、見事に金メダル!! 日本は大会3連覇達成!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日本 0 0 0 1 0 1 0 2
中国 0 0 0 0 0 0 0 0
  • 【バッテリー】☆上野―峰
  • 【二塁打】馬渕(4回),西山(6回)

試合レポート

アジア大会3連覇をかけ、いよいよ最後の決戦。対戦相手は本日の3位決定戦で台湾を下した地元中国。会場は日本側一塁スタンドも地元中国の応援者で埋め尽くされ、昨日以上のアウェイ状態で試合開始。

初回表、一死から西山がレフト前で出塁。山田もレフト前で一、二塁とチャンスを広げるが、馬渕、坂元が倒れ得点ならず。一方、先発の上野は三者凡退2三振の立ち上がり。

3回表、一死から狩野がセカンド横を抜けるヒット。二死後、狩野が盗塁を決めて得点圏に進むが、山田の良い当たりはライト真っ正面。上野は3回までパーフェクトピッチングを続ける。

なんとか上野を援護したい打線は4回表、先頭の馬渕が右中間二塁打! 坂元が確実に三塁に送ると、続く松岡が初球エンドラン。これが見事に成功し、日本に待望の先取点!!! その裏、上野は一死からポテンヒットで初のランナーを背負い二死二塁とされ、さらに20秒ルールを2回犯すなどストレートの四球を与えて一、二塁。しかし、続く打者をフルカウントから見逃し三振に切ってとり、ピンチを脱する。

追加点の欲しい打線は6回表、先頭の西山がライト線二塁打でチャンスを演出。山田がエンドラン気味に転がして西山を三塁に進めると、馬渕がライト前にタイムリー! 貴重な2点目を叩き出す。

上野は4回にランナーを背負うが、5、6回は三者凡退で片付ける。最終回も二死から内野エラーでランナーを背負うが、続く打者を三振に切ってとり、結局、1安打完封。 日本は見事に金メダルを獲得し、アジア大会3連覇を達成した。

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(右)
狩野
 
(二)
西山
 
(中)
山田
 
(DP)
馬渕
 
(三)
坂元
 
(遊)
松岡
 
(捕)

 
(一)
濱本
打 谷川
(左)
河野
打 松本


準決勝(リーグ1位 VS 2位) 対 台湾戦(11月25日)

ソフトウェア選手大活躍! 終盤、一気に逆転し、決勝進出!!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日本 0 0 0 0 5 0 0 5
台湾 0 0 0 1 0 0 1 2
  • 【バッテリー】】☆上野(5回),藤原(1回),染谷(1回)―峰
  • 【二塁打】松岡(5回) 【盗塁】狩野(5回)

試合レポート

日本リーグでもおなじみのページシステムによる決勝トーナメント。予選2位通過の日本は全勝で1位通過の台湾と対戦。日本は予選でこの台湾に唯一1-2で負けており、なんとしてもリベンジし、勝ち残りで明日の決勝戦に臨みたいところ。先発の上野は初回、三者三振の立ち上がり。

一方、打線はMax108キロのストレートの相手エースに2回まで三者凡退。3回表、一死から濱本がレフト前にチーム初ヒット。濱本はさらに相手外野手の隙をつき二塁を陥れる。さらに二死三塁となるが得点出来ず。

4回表、山田の四球と坂元のレフト前で二死二、三塁のチャンスもあと一本が出ない。すると4回裏、それまで1安打ピッチングを続けてきた上野であったが、先頭打者に高めの球をライトへ運ばれる二塁打を喫する。さらに三塁に送られ、相手4番にセンター前に運ばれて失点。

1点を先行された直後の5回表、一死から濱本が四球を選んだところで相手投手が交代。これが功を奏したか、河野のレフト前で一、二塁。続く狩野がセンター前に同点のタイムリー!! さらに狩野が盗塁で二、三塁とし、西山が逆転のエンドラン成功! これが内野安打となり、なおも一、三塁。まだまだ攻撃の手は休めず、山田、馬渕の連続タイムリー! 二死となるが松岡の左中間二塁打でこの回打者一巡の猛攻で一挙5点!!

6回からは藤原がリリーフ。藤原はテンポよく、簡単に3人で片付ける快調なピッチング。最終回、代わった染谷が相手4番に初球をセンターに運ばれて1点を返されるが、その後を3人で片付けゲームセット。日本は集中打で逆転勝ちし、明日の決勝へと駒を進めた。

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(右)
狩野
(二)
西山
(中)
山田
(DP)
馬渕
(三)
坂元
(遊)
松岡
(捕)
(一)
濱本
(左)
河野

予選リーグ

対 タイ戦(11月19日)

藤原、3回を完全に抑え、日本は初戦コールド発進!!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
タイ 0 0 0         0
日本 9 4 2         15
  • 【バッテリー】☆藤原―峰
  • 【二塁打】狩野,峰,濱本

対 韓国戦(11月20日)

打線が手こずるものの、1安打完封リレーで連勝

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
韓国 0 0 0 0 0 0 0 0
日本 0 0 0 1 0 2 x 3
  • 【バッテリー】】☆染谷(6回),山根(1回)―谷川
  • 【本塁打】狩野 【二塁打】馬渕

対 台湾戦(11月21日)

上野、初回に被弾 打線、決定打不足で惜敗

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日本 0 0 0 0 0 0 1 1
台湾 2 0 0 0 0 0 x 2
  • 【バッテリー】★上野―峰
  • 【盗塁】西山

対 フィリピン戦(11月22日)

藤原、山根の1安打完封リレー!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
フィリピン 0 0 0 0 0 0 0 0
日本 2 0 1 1 0 0 x 4
  • 【バッテリー】藤原(3回),☆山根(4回)―谷川
  • 【二塁打】河野,山田,馬渕,松岡
  • 【盗塁】山田,馬渕

対 中国戦(11月23日)

中国に競り勝ち、予選2位で決勝トーナメント進出

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日本 1 0 0 1 0 0 0 2
中国 1 0 0 0 0 0 0 1
  • 【バッテリー】☆上野―峰

予選リーグ成績表 (上位4チームが決勝トーナメント進出)

順位チーム勝ち負け
1台湾50
2日本41
3中国32
4韓国23
5フィリピン14
6タイ05