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日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第1節

2021年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第1節
開幕戦サヨナラ負けも1勝1敗!次節で上位を窺う!!

 4月3日〜4月4日にかけて、栃木県宇都宮市/栃木県総合運動公園本球場にて第1節が行われた。4月3日は、昨年の開幕戦でサヨナラ勝ちしているHondaとの対戦。初回からリケッツと山口のタイムリーで幸先よく3点を先制すると、2回には鈴木(鮎)のタイムリーで追加点を挙げ、序盤から4点をリードする。投げては2年連続の開幕投手を任された坂本が5回まで無安打無失点の好投を見せるも、リリーフしたリケッツが最終回に2点タイムリーを浴びた直後、まさかの逆転サヨナラスリーランを許し2年連続での開幕戦勝利を逃す結果となった。
 翌日の日本精工戦は、先発の田内が終始安定した投球を魅せ、6回の鈴木(鮎)の決勝弾であげた虎の子の1点を守り切り、散発3安打完封勝利を挙げ、チームは通算成績1勝1敗とした。次節以降で上位進出を図って行きたい。
 続く第2節は、4/10日〜11日、岐阜県大垣市/大垣市北公園野球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 Honda Reverta戦(4月3日 通算成績:0勝1敗)

序盤で4点リード、坂本(実)、5回まで無安打投球実らず、まさかの逆転サヨナラ負け!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 3 1 0 0 0 0 0 4
Honda 0 0 0 0 0 0 6x 6
  • 【バッテリー】坂本(実)(5回),★リケッツ(1回2/3:1敗)−清原
  • 【盗塁】坂本(結),那須(1回),高瀬(3回)

試合レポート

2021シーズン開幕、初戦は昨年の開幕戦では劇的サヨナラ勝利しているが、2年連続リーグ準優勝の格上、Hondaとの一戦。チームに勢いを付けるためにも今シーズンも開幕戦勝利を飾り、開幕ダッシュと行きたいところ。

日立サンディーバ初回の攻撃は、先頭打者の移籍選手坂本(結)と那須が四死球で無死一、二塁とし、同じく移籍選手の鈴木(鮎)の打席でダブルスチールを決めると、鈴木(鮎)も四球でいきなり無死満塁のチャンス。ここでDHで出場のリケッツがレフト前ヒットを放ち坂本(結)が先制のホームイン。なおも無死満塁のチャンスに山口のセンター前ヒットで、那須、鈴木(鮎)が相次いでホームインし、初回から3点のリードを奪う。一死後、ルーキーで先発出場を果たした高瀬がリーグ戦初打席でセンター前ヒットを放つが、ここは得点に繋がらず。

2回表、日立の攻撃は怪我からの復活を果たし、二年ぶりにスタメン復帰の松岡がライト前ヒットで出塁。続く坂本(結)がセンター前ヒットで続き、一死二、三塁の場面で鈴木(鮎)のセンター前タイムリーを放ち松岡がホームイン。なおも続くチャンスは後続断たれ、この回は1点止まり。

日立サンディーバの先発を任されたのは、昨年の開幕戦で完封勝利を飾っている坂本(実)。坂本(実)は3連続四死球で二死満塁のピンチを招くが、次の打者を見逃し三振に切って取りピンチを凌ぐ。2回裏にも二死から四球のランナーを出すも、次打者をライトフライに打ち取りこの回も無失点。

3回表からHondaの投手がフォード投手からカーダ投手に交代すると、5回までは日立打線がほぼ抑えられる展開に。6回表には鈴木(鮎)、リケッツの連続ヒットで二死一、二塁の追加点のチャンスを作るが、追加点は奪えずに終わる。日立も坂本(実)がテンポ良いピッチングで4回、5回を三者凡退で抑え、5回までノーヒットピッチングを展開。6回からはリケッツに交代し、死球のランナーは出しながらも無失点に抑えて4-0と4点リードのまま試合は最終回へ。

7回表、日立の攻撃は先頭の清原が四球を選び出塁。代走に山本を送り込み、高瀬の送りバントで一死二塁のチャンスメイクをするも、後続が断たれ追加点を奪えず。7回裏、リケッツは四死球で一死一、二塁のピンチを招くと、次打者に右中間へのツーベースを許し1点を奪われる。続く打者は空振り三振に切って取るが、3番打者に四球を与えると、二死満塁のピンチに4番打者にライト前2点タイムリーを許し、4-3と追い上げられる。何とか踏ん張りたいところだったが、次打者にレフトオーバーの3ランホームランを浴びてまさかのサヨナラ負け。序盤で4点をリードするも中盤戦での追加点のチャンスを活かし切れず、相手打線を6回までノーヒットに抑えていただけに悔しい敗戦となり、スッキリしないシーズンスタートとなった。


坂本(実)、5回無安打も2年連続開幕勝利ならず!


山口、初回2点タイムリーを放つ!


鈴木(鮎)、移籍後初ヒットはタイムリー!


高瀬、開幕スタメン!リーグ戦初打席初安打!

オーダー表&個人成績

個人成績

対 日本精工 Brave Bearies戦(4月4日 通算成績:1勝1敗)

鈴木(鮎)、移籍後初本塁打は決勝弾!田内、移籍後初登板は散発3安打完封勝利!新戦力の活躍で今季初白星!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 0 0 0 0 0 1 0 1
日本精工 0 0 0 0 0 0 0 0
  • 【バッテリー☆田内(7回:1勝)−清原
  • 【本塁打】鈴木(鮎)(6回:1号)
  • 【二塁打】山口(4回)
  • 【盗塁】那須(1回)

試合レポート

第1節2日目の相手は昨年リーグ戦11位の日本精工。昨日のまさかの逆転サヨナラ負けのショックを払拭するためにも、確実に勝利し今季初白星を挙げたいところ。初回表、日立の攻撃は一死から那須が内野安打で出塁すると、すかさず盗塁を決め一死二塁の先制のチャンスを作るが、後続が断たれ先制ならず。その裏、日立の先発は移籍後初登板の田内。田内は緩急を巧みに操る投球で簡単に三者凡退に抑える上々の立ち上がりを見せる。

2回裏、田内は先頭打者にセンター前ヒットを許すと、一死後に犠打と連続四球で二死満塁のピンチを招くが、次の打者を空振り三振に抑える。4回裏にも同じ打者にセンター前ヒットを許すも、ここは次打者を内野ゴロとピッチャーゴロ併殺に切って取り、ピッチングだけではなく見事なフィールディングも魅せる。

日立の攻撃は3回表に坂本(結)のライト前ヒット、4回表に二死から山口がライト戦へのツーベースを放つも後続断たれ、得点が奪えない展開が続く。

6回表、日立の攻撃は二死から鈴木(鮎)が、初球を狙い澄ましてライナーで飛び込むセンターオーバーの本塁打を放ち、待望の先制点を叩き出す。その裏、田内は一死からヒットを許すも落ち着いて後続を抑え、試合は1点リードのまま最終回へ突入。

7回表、一死から清原が今季初ヒットで出塁するも、後続が併殺打に抑えられ追加点ならず。7回裏、田内は二死から四球でランナーを出すも、危なげない投球で後続をセンターフライに抑えゲームセット。虎の子の1点を守り切り、田内は移籍後初登板を散発3安打の完封勝利で飾り、チームは通算成績を1勝1敗とした。次節以降で勝星を積み重ね、上位を窺いたい。


鈴木(鮎)、移籍後初本塁打は値千金の決勝弾!


田内、緩急を巧みに操り散発3安打完封勝利を飾る!


山口、4回、ライト線二塁打でチャンスメイク!


村山監督、就任後、リーグ戦初勝利!

オーダー表&個人成績

個人成績

記録&記事:奥田 透,徳田 政昭,古園 敏幸