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日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第7節

2020年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第7節
前節からのまさかの4連敗!単独最下位に沈む!!

 9月26日〜9月27日にかけて、愛知県刈谷市/刈谷球場にて第7節が行われた。初日の9月26日は、昨年リーグ優勝のビックカメラ高崎と対戦。先発の小薗は立ち上がりを攻められ、初回から一挙6点を奪われる苦しい展開。2回以降は立ち直り無失点で抑えるものの、打線は清原のソロホームランと山口・山田の二塁打で得た2点に抑え込まれ、敗戦を喫した。翌日、下位同士の対決となった伊予銀行戦は、先発近藤が3回に許した2点を追いかける展開も、打線は2安打に抑え込まれ、少ないチャンスもものに出来ず完封負け。チームは前節からまさかの4連敗で、通算成績は1勝4敗となり、単独最下位に沈んだ。
 続く第8節は、10月10日〜11日、地元 神奈川県横浜市/サーティーフォー保土ヶ谷球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 ビックカメラ高崎 BEE QUEEN戦 (9月26日 通算成績:1勝3敗)

初回6失点!清原の追撃弾、山田のタイムリー二塁打及ばず3連敗!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
ビッグカメラ高崎 6 0 0 0 0 0 0 6
日立 0 1 0 0 0 1 0 2
  • 【バッテリー】★小薗(7回:1敗)−清原
  • 【本塁打】清原(2回:1号)
  • 【二塁打】山口(6回),山田(6回)

試合レポート

第7節初戦の相手は、昨年のリーグ優勝チームで開幕戦を落とすも前節の連勝で首位グループにつけている、ビックカメラ高崎との対戦。前節の連敗で下位グループに甘んじている日立は、絶対に勝利し上位をうかがいたいところ。

日立サンディーバの先発は、前節に今シーズン初登板で好リリーフをみせた小薗。初回表、小薗は先頭打者にレフト前ヒットで出塁を許すと、一死一塁としたところで右中間へのタイムリー二塁打を放たれ一塁ランナーが先制のホームイン。続く四番打者にも右中間へのタイムリー二塁打を放たれ、2点目を献上。その後、二死から四球を与え一、三塁のピンチを招くと、レフト前タイムリーで3点目を奪われ、なおも続く二死二、三塁のピンチにライトへのスリーランホームランを浴び、初回から一挙6失点と厳しいゲーム展開となる。

大きく出鼻をくじかれた日立の打線だが、2回裏には先頭打者の清原がインハイのボールを上手くさばくと、大きく放たれた打球はレフトポール直撃のソロホームラン!まずは1点を返す。しかし、その後は3回裏に加福の絶妙なセーフティバント、また4回裏には山田のセンター前ヒットなどでチャンスは作るものの、後が続かず追加点に結び付かない。

初回に大量失点を許した小薗だが、その後はランナーを出しつつも要所を抑え追加点を与えないピッチング。するとようやく6回裏の日立の攻撃で、一死から山口が右中間への二塁打で出塁し、チークの進塁打で二死三塁と追加点のチャンスが拡げると、続く山田が右中間へタイムリー二塁打を放ち、山口がホームイン。なおも続く二死二塁のチャンスでは後続断たれるも、終盤で何とか2-6と4点差まで持ち込み、最終回へと突入。

小薗は、7回表も四死球で二死一、二塁のピンチを招きながらも後続を断ち、何とか無失点で切り抜け打線の反撃に期待を繋ぐ。その打線は、一死から倉本が四球を選び出塁すると、代走に山本を起用。加福のセンター前ヒットで二死一、二塁とチャンスを拡げるが、後続が断たれゲームセット。初回の大量失点が重くのしかかり、敗戦を喫した。チームは前節からの3連敗で、通算成績は1勝3敗となり下位グループから抜け出すことが出来なかった。


清原の1号ソロホームランで追撃!


唐牛、躍動!リーグ戦初スタメン出場!


山口、右中間二塁打でチャンスメイク!


山田、タイムリー二塁打で2点目!

オーダー表&個人成績

個人成績

対 伊予銀行戦(9月27日 通算成績:1勝4敗)

打線沈黙!散発2安打の完封負けを喫し、前節から4連敗!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
伊予銀行 0 0 2 0 0 0 0 2
日立 0 0 0 0 0 0 0 0
  • 【バッテリー】★近藤(5回:2敗),坂本(2回)−清原

試合レポート

第7節2日目の相手は、ここまで1勝3敗と同じく下位の伊予銀行との対戦。確実に勝利し、下位からの脱出の足掛かりとしたいところ。日立サンディーバの先発は、前節で好投を見せるも打線の援護無くサヨナラ負けを喫している近藤。今日こそ今シーズン初勝利を掴みたい近藤は、初回表に連打で一死一、二塁のピンチを招くが、落ち着いた投球で後続を断ち無失点に抑え、まずまずの立ち上がり。

2回表、近藤は2本のヒットを許し、一死一、二塁のピンチを招くが、加福のファインプレーなど守備にも助けられ、後続を抑え無失点で切り抜ける。しかし3回表、先頭打者にレフト前ヒットを許すと、二死二塁からライトオーバーのツーランホームランを浴び、先制点を奪われてしまう。

とにかく勝利が欲しい日立の攻撃だが、気持ちが空回りしているのか3回裏まで三者凡退が続く展開に。しかし2点を追う4回裏、この試合最大のビッグチャンスが訪れる。まずは一死から山口が四球で出塁すると、二死から山田のセンター前ヒットで一、三塁のチャンスメイク。続くチークは敬遠気味の四球で二死満塁となり、一打同点のチャンスを掴むも、またもここであと一本が出ず、この回も無得点に終わる。

5回表、近藤は二死から内野安打を許すも、後続を抑え無失点。6回表からは近藤に代わり坂本がマウンドへ。その坂本は相手打線を2三振を含む三者凡退の無失点に抑える好リリーフを見せる。

何とかして追いつきたい日立の打線だが、5回表に二死から加福がセンター前ヒットで出塁するに留まり、反撃のチャンスを作れないまま試合は0-2と2点のビハインドで最終回へ。

7回表、坂本はヒットのランナーを許すも後続を抑え無失点で切り抜け、最終回の日立の攻撃に望みを託すが、7回裏の日立の攻撃は、あえなく三者凡退でゲームセット。チームは前節からの4連敗により、通算成績は1勝4敗で単独最下位に沈んだ。

次節は地元横浜開催となるが、無観客試合とは言えどリモート観戦でファンはみな日立の勝利を強く願っている。その想いに応えるため、また降格の危機を乗り越えるためにも、今度こそ打線の奮起による巻き返しに期待したい。


加福、ダイビングキャッチで先制点許さず!


坂本、2回無失点の好リリーフ!

オーダー表&個人成績

個人成績

記録&記事:中山 友紀子,徳田 政昭