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日立ソフトボール部

ソフトボールリーグ1部 開幕節
劇的サヨナラ勝利で開幕白星スタート!!

 コロナ影響で前半戦が中止となった日本女子ソフトボールリーグ1部のリーグ戦は、9月5日〜9月6日にかけて、全12チームが神奈川県大和市/大和スタジアムに集まり、2020年度の開幕試合が行われた。初日の9月5日、昨シーズン総合9位の日立サンディーバは、同じく準優勝のHonda Revertaと対戦。先発の坂本は再三のピンチを招くも、力強い投球で相手打線を抑え込み最終回まで無失点で切り抜け、迎えた最終回の日立の攻撃は一死から山口のヒットと清原の四球で掴んだ一死一、二塁のチャンスに、新戦力のチークの放った打球はレフトオーバーの劇的なサヨナラスリーラン。坂本は終始強気のピッチングで完封勝利を収め、6年ぶりの開幕戦白星スタートとなった。
 続く第6節は、9/12日〜13日、愛知県安城市/デンソーブライトペガサススタジアムで行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

チーム戦績(開幕節終了時点)

[チーム戦績]開幕節終了時点

対 Honda Reverta戦(9月5日 通算成績:1勝)

チーク、サヨナラ弾の鮮烈デビュー!坂本、完封勝利!6年ぶりの開幕白星スタート!!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
Honda 0 0 0 0 0 0 0 0
日立 0 0 0 0 0 0 3x 3
  • 【バッテリー】☆坂本−清原
  • 【本塁打】チーク1号(7回3ラン)
  • 【二塁打】チーク(2回)
  • 【盗塁】山口(7回)

試合レポート

コロナ影響により前半戦が中止となり、いよいよ始まった2020シーズンの開幕戦は昨シーズンリーグ準優勝のHondaと対戦。昨シーズンの開幕戦でHondaに敗戦していることもあり、6年ぶりの開幕戦勝利を掴み開幕ダッシュと行きたいところ。その日立サンディーバの先発は、初の開幕投手となる2年目の坂本。初回表、坂本はテンポ良いピッチングで僅か8球で三者凡退に抑える上々の立ち上がりを見せるが、その裏の日立の攻撃も三者凡退に抑えられ、早くも投手戦の様相を見せる。

2回表、先発坂本は四球とヒットで二死一、三塁のピンチを招くも次の打者を内野フライに打ち取り無失点。その裏、日立の攻撃は一死から、今シーズン新戦力のチークが左中間を破る二塁打で出塁し、 一死二塁の先制のチャンスを作るが、後続が連続三振に倒れ先取点ならず。

4回表、坂本は先頭打者に死球を与えると、次の打者にセンター前ヒットを許し無死一、二塁のピンチを背負う。しかし、次打者にショートゴロを打たせ6-4-3のダブルプレーで二死三塁とし、次の打者も力のある投球で内野フライに打ち取りこの回も無失点。

5回表、坂本は先頭打者に四球を与えるも、投球の間に飛び出したランナーを清原が刺し、後続もキッチリ抑えこの回も無得点に抑える。その裏、先発坂本の好投に応えるためにも先制点が欲しい打線だが、相手投手を捉えられず5回までチークの1安打に抑え込まれ無得点が続く。

6回表、坂本は2つの四球とヒットで無死満塁とこの試合最大のピンチを招くが、動じることなくここでも力のある投球で三者連続三振と圧巻のピッチングで無得点に抑える。その裏、日立の打線は三者凡退で無得点。試合は0‐0のまま最終回へ突入。

7回表、坂本は二死から左中間へ大きな当たりを放たれ、レフト松本がダイビングキャッチを試みるが届かず二死二塁のピンチを招くも、落ち着いた投球で後続を断ち得点を与えず。坂本は開幕投手の責任を十分に果たし、味方打線に望みを託す。その裏、何とか得点し勝利したい日立の打線は、一死から山口が詰まりながらもライト前に運ぶヒットで出塁すると、盗塁を決めて一死二塁のサヨナラのチャンスを作る。続く清原が四球を選び、次の打者は初打席で二塁打を放っているチーク。チークは2打席目で三振を喫したインコース寄りの球を上手くさばき、打った瞬間それとわかるレフトへの豪快なサヨナラホームラン!! 劇的な一発で試合を決めた。

先発坂本は終始強気のピッチングで、8つの三振を奪うなど要所を締め見事な完封勝利を収め、チームは6年ぶりの開幕戦勝利で幸先良いシーズンスタートとなった。


チーク、サヨナラ弾!2安打3打点の鮮烈デビュー!


坂本、散発4安打8K!強気の投球で完封勝利!

オーダー表&個人成績

個人成績

記録&記事:大木 浩,徳田 政昭,古園 敏幸