ページの本文へ

Hitachi

日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第9節

2019年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第9節
地元3連戦、2勝1敗と勝ち越し!単独9位に浮上!

10月13日〜14日にかけて、神奈川県横浜市/サーティーフォー保土ヶ谷球場で第9節が行われた。台風の影響で初日が順延となり、初戦となるダブルヘッダー一試合目の太陽誘電戦は、ルーキー坂本が先発。初回にペンドリーのタイムリー二塁打で先制すると、3回には清原のタイムリー二塁打で追加点を挙げる。投げては坂本が5回二死までノーヒットに抑える好投を見せ、リリーフしたオカシオがその後をキッチリ抑え完封勝利。坂本はリーグ戦初勝利を挙げた。ナイターとなった2試合目の伊予銀行戦では、初回に相手エラーで3点を先取すると、3回に木村の犠牲フライで追加点を挙げ、投げては8連投となるオカシオの完封勝利で5勝目を挙げた。翌日のトヨタ自動車戦は、2回に奥田のライトオーバーのタイムリー三塁打で幸先良く先制するも、3回以降投手陣が踏ん張り切れず長短打を浴び大量9失点で大敗を喫した。この結果、今節地元3連戦は2勝1敗と勝ち越し、通算成績8勝12敗で単独9位に浮上。最終節は、是が非でも連勝し一つでも上位で今シーズンを締めくくってもらいたい。
 最終節となる第10節は、10月19日〜20日、山梨県甲府市/山日YBS球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対太陽誘電 ソルフィーユ戦(10月13日 通算成績:7勝11敗)

ペンドリー、清原のタイムリー二塁打! 坂本−オカシオ完封リレーで、坂本はリーグ戦初勝利!!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
太陽誘電 0 0 0 0 0 0 0 0
日立 1 0 1 0 0 0 x 2
  • 【バッテリー】☆坂本(5回1/3:1勝),オカシオ(1回2/3)−清原
  • 【二塁打】ペンドリー(1回),清原(3回)

試合レポート

地元3連戦の初戦はリーグ6位につける太陽誘電戦。是が非でも勝利し、地元大会三連勝を狙いたいところ。日立の先発はルーキー坂本。初回表、二死から死球を出すも、後続を難なく打ち取り無失点に抑える上々の立ち上がりを見せる。その裏、日立の攻撃は、先頭の那須がレフト前ヒットで出塁すると、二死二塁からペンドリーが左中間へのタイムリー二塁打を放ち、理想的な展開で先制点を奪う。続くオカシオの内野安打で二死一、三塁とチャンスが拡がるが、後続倒れこの回は1点止まり。

先発の坂本は、2回表に2つの三振を含む三者凡退に抑える堂々たるピッチング。3回表には先頭打者に四球を与え、一死二塁と一打同点のピンチを招くが、落ち着いた投球で後続を断ち無失点で切り抜ける。その裏の日立の攻撃は、ペンドリーの四球を契機に二死二塁の追加点のチャンスを作ると、ここで頼れる主将清原が右中間へのタイムリー二塁打を放ち貴重な追加点を挙げ、ルーキー坂本を後押しする。

5回表、ここまで相手打線をノーヒットに抑えて来た坂本は、二死からこの日初ヒットとなる内野安打のランナーを出すも、テンポよい投球で後続を打ち取り、この回も無失点。続く6回表には先頭打者にのレフトオーバーの二塁打を許すと、一死二塁の場面でオカシオがリリーフとして登場。オカシオは簡単に二者を打ち取り、このピンチを無失点で切り抜ける。その裏、日立の攻撃は二死から松畑がセンター前ヒットで出塁するも後続が断たれ得点ならず。2点リードで最終回へ突入。

7回表、オカシオは二死から四球と内野安打で二死一、二塁のピンチを招くも次の打者を三振に切って取りゲームセット。坂本−オカシオの完封リレーで、坂本はリーグ戦初勝利を挙げた。チームは地元三連戦の初戦を勝利し、通算成績を7勝11敗とした。

[撮影]深沢 高敏
初回、ペンドリーの二塁打で幸先良く先制!

[撮影]深沢 高敏
3回裏、清原の二塁打で追加点を挙げる!

[撮影]深沢 高敏
坂本、無失点でリーグ戦初勝利!

[撮影]西野 僚太
オカシオ、散発1安打の好リリーフで勝利に貢献!

オーダー表&個人成績

個人成績

対伊予銀行 VERTZ戦(10月13日 通算成績:8勝11敗)

相手エラーで先制!木村の犠牲フライで追加点!オカシオ、完封勝利!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
伊予銀行 0 0 0 0 0 0 0 0
日立 3 0 1 0 0 0 x 4
  • 【バッテリー】☆オカシオ(5勝2敗)−清原
  • 【二塁打】山田(3回)

試合レポート

地元3連戦初日のダブルヘッダー初戦を勝利で飾り、この勢いで連勝を狙いたい2戦目の相手は下位につける伊予銀行戦。確実に勝利し突き放したいところ。日立の先発は来日以来8連投となるオカシオ。初回表、オカシオは一死から内野安打のランナーを出すも、清原が盗塁ランナーを刺すなど後続を抑え無失点。その裏、日立の攻撃は二死から山田がライト戦への二塁打で出塁すると、ペンドリーのレフト前ヒット、オカシオの四球で二死満塁のチャンスメイク。ここで清原が放ったセンターフライを何と相手野手が落球、走者一掃のタイムリーエラーとなり思わぬ形で3点を先制。

2回表、オカシオは簡単に三者凡退に抑えるが、3回表には四球と内野安打で無死一、二塁のピンチを招く。一死後、死球を与え満塁のピンチを背負うが、自身で招いたピンチを自身のピッチングでしっかり抑え、無失点で切り抜ける。

前半戦の対戦成績から、4点差をつけて勝ちたい日立としてはどんどん攻めていきたいところ。2回裏は先頭の松本がレフト前ヒットで出塁するも、ここは得点に繋がらず。しかし3回裏、先頭の山田がレフトオーバーの二塁打で出塁し、ペンドリーと清原が四球を選んで一死満塁とチャンスを拡げたところで、続く木村がレフトへの犠牲フライを放ち山田がホームイン! 待望の追加点を挙げる。その後、松本の四球で二死満塁の再チャンスにたたみ掛けたいところだったが、ここは1本が出ず1点止まりとなった。

4回表、オカシオは先頭打者に左中間へ鋭いライナーを放たれるが、山田の華麗なダイビングキャッチに救われる。6回表にはヒットで出したランナーを清原が全て盗塁阻止するなど、チーム一丸となって得点を与えない守備を見せる。その裏、日立の攻撃は先頭の代打倉本がレフト前ヒットで出塁すると、続く那須は惜しくもピッチャーライナーでダブルプレーに阻まれ二死となるが、続く松岡、山田の連続安打で二死一、二塁のチャンスメイク。しかし追加点ならず、試合は4-0のまま最終回へ突入。

7回表、オカシオは四球と内野安打で二死二、三塁とされるも後続を抑えゲームセット。この日8連投となったオカシオは見事な完封勝利で5勝目を挙げ、チームは前節からの3連勝で通算成績を8勝11敗とし、単独9位に順位を上げた。

[撮影]西野 僚太
3回裏、木村の犠牲フライで追加点を挙げる!!

[撮影]西野 僚太
4回表、山田の華麗なダイビングキャッチ!!

[撮影]西野 僚太
オカシオ、8連投の疲れも見せず完封で5勝目を挙げる!

オーダー表&個人成績

個人成績

対トヨタ自動車 レッドテリアーズ戦(10月14日 通算成績:8勝12敗)

奥田の三塁打で先制するも、投手陣が踏ん張れず大敗を喫する

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
トヨタ自動車 0 0 2 1 5 1 0 9
日立 0 1 0 0 0 0 0 1
  • 【バッテリー】小薗(2回),★岡村(1回1/3:2勝7敗),近藤(2/3),泉(2/3),小薗(2回1/3)−清原,鈴木,清原
  • 【三塁打】奥田(2回)
  • 【盗塁】那須(3回)

試合レポート

台風により順延となった地元3連戦の3試合目は、リーグ6位のトヨタ自動車戦。何とか食らいついて地元3連勝を飾りたいところ。日立の先発は小薗。初回表、一死からセンター前ヒットでランナーを許すも後続を抑え無失点。2回表にも内野安打のランナーを出すがトヨタ打線を無失点に抑え、久々の先発ながら存在感を見せつける安定のピッチング。

日立の攻撃は、初回は相手エースのアボット投手の前に三者三振に抑えられるが、2回裏に二死から倉本がライト前ヒットで出塁すると、続く奥田のレフトオーバーの三塁打で倉本がホームイン! こちらも久々に先発出場の奥田が見事なバッティングを見せつけ、先制点を奪うことに成功する。

3回表、ピッチャーは岡村に交代。岡村は先頭打者にセンター前ヒットを許すと、四球を与え一死一、二塁の場面で次打者に左中間への走者一掃のタイムリー二塁打を浴びて逆転を許してしまう。その裏、1点ビハインドとなった日立の攻撃は先頭の那須がレフト前ヒットで出塁すると、盗塁を決め、無死二塁と同点の絶好のチャンスを作るが、後続が抑え込まれ得点ならず。

4回表、岡村は一死後に相手7番打者に左中間へホームランを浴びてリードを拡げられたところで、近藤と交代。近藤はキッチリ二者を抑え無失点。その裏、2点を追いかける展開となった日立の攻撃は倉本のあわやホームランかという大きなセンターフライも相手野手に好捕されるなど、三人で抑えられ無得点。1−3と2点ビハインドのまま試合は後半戦へ。

5回表、近藤は先頭打者に四球を与え、次の打者の一塁ゴロは送球がランナーに当たってしまい無死一、二塁のピンチを背負う。ここで、ピッチャーは泉に交代。泉は一死二、三塁から相手4番打者にレフトオーバーの本塁打を浴び、一挙3点を奪われる。二死からは死球で出したランナーをレフトオーバーのタイムリー二塁打でホームインさせ7点目を献上。なおも二死二塁のピンチにライト前ヒットを許し8点目を奪われてしまう。続く二死一、三塁の場面でピッチャーは小薗に交代。小薗は簡単に次の打者を内野ゴロに抑えこのピンチを切り抜ける。その裏、大量7点をリードされた日立の攻撃は三者凡退で得点ならず。

6回表、小薗は2本のヒットと四球で無死満塁のピンチを背負うと、次の打者にセンター前に運ばれ9点目を奪われる。なおも満塁のピンチが続くが、ここから三者連続三振に抑えピンチを切り抜ける。その裏、日立の攻撃は二死から代打の関口がしぶとく出塁するも、後続が打ち取られ得点ならず。1−9と8点差のまま試合は最終回へ

7回表、小薗は2三振を含む三者凡退に抑えて最後の攻撃に望みを繋ぐ。その裏、後の無くなった日立の攻撃は、二死からリーグ戦初打席となる代打のルーキー大越がライト前ヒットを放ち出塁するも後続が断たれゲームセット。地元3連勝はならず、通算成績を8勝12敗とした。

[撮影]大木 浩
先発の小薗、1失点7奪三振の好投を見せる!

[撮影]深沢 高敏
2回裏、奥田のタイムリー三塁打で先制!

[撮影]深沢 高敏
6回裏、関口、しぶとく出塁!

[撮影]深沢 高敏
7回裏、大越、リーグ戦初打席初ヒットを放つ!

オーダー表&個人成績

個人成績

記録&記事:横沢 あゆみ,泉 礼花,中山 友紀子,徳田 政昭,古園 敏幸,奥田 透