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日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第8節

2019年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第8節
1勝1敗で通算成績6勝11敗!単独10位と厳しい状況が続く!

 10月5日〜6日にかけて、富山県黒部市/宮野運動公園野球場で第8節が行われた。初戦のシオノギ製薬戦は、2回に先制点を許すと常にリードされる展開で、3回に倉本のリーグ戦初ホームランで反撃するのが精一杯な状況で敗戦を喫し、連勝がストップした。翌日の戸田中央総合病院戦は緊迫の投手戦が展開されたが、6回に松岡、山田の連続ヒットでチャンスメイクすると、清原がエンドランを決めて決勝点をもぎ取り、投げては先発の泉とリリーフのオカシオが最後まで得点を許さず投手戦を制した。今節1勝1敗も通算成績は、6勝11敗と大きく負け越しており、依然として厳しいチーム状況に変わりはなく、少しでも上を目指した残り試合での挽回に期待がかかる。
 第9節は10月12日〜13日、ホームゲームである神奈川県横浜市/サーティーフォー保土ヶ谷球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 シオノギ製薬 ポポンギャルズ戦(10月5日 通算成績:5勝11敗)

倉本の追撃弾も及ばず連勝ストップ!!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
シオノギ製薬 0 1 1 0 2 0 0 4
日立 0 0 1 0 0 0 0 1
  • 【バッテリー】★オカシオ(5回1/3:3勝2敗),泉(1回2/3)−清原
  • 【本塁打】倉本(3回:1号)
  • 【二塁打】オカシオ(4回)

試合レポート

第8節初戦の相手は、リーグ戦8位と上位につけるシオノギ製薬戦。前節までの3連勝の勢いそのままに是が非でも勝利し、連勝を伸ばしたいところ。日立の先発は3連勝の立役者、オカシオ。初回表、オカシオは先頭打者にライト前ヒットを許し、不正投球などで一死三塁のピンチを招くが、落ち着いた投球で後続を断ち無失点で切り抜ける。その裏、日立の攻撃は三者凡退に抑えられ無得点。

2回表、オカシオは先頭打者にライト前ヒットと盗塁を許し、一死三塁の場面で次打者にセンターへの犠牲フライを打ち上げられ先制点を献上してしまう。更に連続ヒットを許し、ワイルドピッチで二死二、三塁となるも、次の打者の一塁フェンス際の当たりをファースト松畑が好捕しピンチを凌ぎ、この回最小失点で切り抜ける。その裏、1点を追いかける展開となった日立の攻撃は、先頭の山田がレフト前ヒットで出塁すると、続く清原の送りバントで一死二塁の同点のチャンスを掴む。続く松本のライトフライで山田が三塁へタッチアップ。二死三塁とチャンスが拡がるが、後1本が出ず同点ならず。試合は0-1と1点ビハインドで中盤戦へ。

3回表、オカシオはヒットでランナーを出すと、二死まで追い詰めるが次の打者に右中間への二塁打を許し、一塁ランナーがホームインし2点目を献上。送球の間にランナーは三塁に進み、二死三塁とピンチが続くが、後続を断ち、この回も最小失点で切り抜ける。

その裏、2点ビハインドとなった日立の攻撃は、先頭の倉本がリーグ戦初となるホームランを右中間へ豪快に放り込み、1点差に追い上げる。この流れに乗って追撃すべく、4回表にオカシオがセンターオーバーの二塁打で出塁し、無死二塁の同点のチャンスメイク。清原のレフト前ヒットで一、三塁とチャンスを拡げ代走に唐牛を起用するが、後1本が出ず無得点に終わる。

5回表、オカシオは先頭打者に死球を与え、一死から右中間へのタイムリー二塁打で3点目を献上。次の打者にもライト前ヒットを許し一死一、三塁とされたところで、ピッチャーは泉に交代。泉は、いきなり四球を与え一死満塁とすると、レフトへの犠牲フライを放たれ追加点を与えてしまう。なおも二死二、三塁のピンチが続くが、次の打者は三振に切って取りこのピンチを切り抜ける。6回表には、ライトを守る松本のフェンスを恐れない好守にも助けられ、三者凡退に抑えると、味方の反撃に望みを繋ぐ。

しかしながら6回裏の攻撃は三者凡退に終わり、最終回も一死から代打の山口が四球で出塁するも、後続打ち取られゲームセット。常に先行される展開で、最後まで流れを変えられないまま追いつくことが出来ず、連勝ストップ。この敗戦で通算成績を5勝11敗とし厳しい星勘定が続く。

[撮影]川村 可奈子
倉本、リーグ戦初となる豪快な追撃弾を放つも…!!

オーダー表&個人成績

個人成績

対 戸田中央総合病院戦(10月6日 通算成績:6勝11敗)

泉、オカシオ完封リレー!清原決勝打で投手戦を制す!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 0 0 0 0 0 1 0 1
戸田中央総合病院 0 0 0 0 0 0 0 0
  • 【バッテリー】泉(2回2/3),☆オカシオ(4回1/3:4勝2敗)−清原
  • 【二塁打】那須(1回)

試合レポート

厳しい星勘定が続くチーム状況の中、第8節2日目の相手はリーグ戦6位に付ける戸田中央総合病院戦。降雨の影響で試合時間が大幅に遅れたが、ここは是が非でも勝利して1つでも勝ち星を積み重ねたいところ。初回表、先頭打者の那須が左中間への二塁打を放ち、いきなり無死二塁の先制のチャンスメイク! 続く松岡の進塁打と山田の死球で二死一、三塁と更にチャンスが拡がるが先制点は奪えず。その裏、日立の先発泉はふたつの四球で一死一、二塁のピンチを招くが、後続を打ち取り無失点で切り抜ける。

2回裏、泉はテンポ良い投球で三者凡退に抑えるが、3回裏には一死からセンター前ヒットと盗塁を許し、二死二塁の場面でオカシオに交代。オカシオは昨日から制球が定まらず、次打者に四球を与え二死一、二塁とピンチを拡げてしまうが、その後は落ち着いて抑えこのピンチを無失点で切り抜ける。

日立の攻撃は、松本の内野安打や清原の四球などでランナーは出すものの、2回から5回までは相手テーラー投手に抑えられて決定打がなかなか出ない。但し、日立もリリーフのオカシオが制球に苦しみながらも、清原が盗塁を阻止するなど守備に助けられながら、相手打線をしっかり抑え投手戦の様相に。

何とかして得点を奪いたい日立は、6回表に松岡が必死に内野安打をもぎ取り、送球がそれる間に二塁へ進み無死二塁とすると、山田のライト前ヒットで一死一、三塁とチャンスを拡げ、続く清原のエンドランが見事に決まり、松岡がホームイン! なおも続くチャンスには後続が抑えられ追加点は奪えなかったものの、待望の先制点を挙げる。

この1点を守り抜きたい日立は、6回裏にオカシオが四球で出したランナーを、清原の好判断と那須の好捕で盗塁を刺す好プレーで相手チャンスをつぶし、最終回にはオカシオが相手打線をキッチリ三者凡退に抑えゲームセット。泉−オカシオの完封リレーで投手戦を制し、オカシオは4勝目を挙げ、チームは通算成績を6勝11敗とした。

[撮影]深沢 高敏
先発の泉、1安打無失点の好投で試合をつくる!

[撮影]川村 可奈子
6回表、清原のエンドランで投手戦に終止符!

[撮影]川村 可奈子
6回表、松岡好走塁!決勝のホームイン!

[撮影]川村 可奈子
6回裏、那須の好捕で盗塁を刺し反撃の芽を摘む!

[撮影]川村 可奈子
オカシオ、好リリーフ!の完封リレーで4勝目!

オーダー表&個人成績

個人成績

記録&記事:中山 友紀子,古園 敏幸,徳田 政昭,奥田 透