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日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第7節

2019年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第7節
前節からの3連勝も通算成績5勝10敗と厳しい状況が続く!

 9月21日〜22日にかけて、群馬県高崎市/高崎市ソフトボール場で日本リーグ第7節が行われた。日立サンディーバは大きく負け越しの状況が続く中、初日のビッグカメラ高崎戦は松岡の先制打を含む3打点と山田の3ラン、そしてペンドリーの本塁打でダメ押し。投げては、先発の泉とリリーフのオカシオの好投で相手打線を最小失点に抑え7-1で勝利し、チームは今期初の連勝を飾った。翌日のNECプラットフォームズ戦は、3回にオカシオが本塁打を浴び先制される展開も、加福のヒットと那須のツーベース、そして松岡の四球で掴んだ5回の満塁のチャンスに、山田がリーグ通算200打点となる2点タイムリーヒットで逆転に成功。投げては、オカシオが最少失点の完投で3勝目をあげた。この結果、前節からの3連勝で通算成績は5勝10敗となるも、依然として単独10位と厳しい状況が続いている。
なお、次の第8節は10月5日〜6日、富山県黒部市/宮野運動公園野球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 ビックカメラ高崎 BEE QUEEN戦 (9月21日 通算成績:4勝10敗)

松岡、先制二塁打含む3打点、山田3号3ラン、ペンドリー3号で首位ビックカメラに快勝!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 0 0 4 0 0 2 1 7
ビッグカメラ高崎 0 0 1 0 0 0 0 1
  • 【バッテリー】泉(3回),☆オカシオ(4回:2勝1敗)−清原
  • 【本塁打】山田(3回:3号3ラン),ペンドリー(7回:3号)
  • 【二塁打】松岡(3回),オカシオ(3回)

試合レポート

第7節初戦の相手は前半戦で悔しい逆転負けを喫している、ここまでリーグ戦で首位を走るビックカメラ高崎との一戦。厳しい星勘定で10位に低迷しているチームとしては、絶対に勝利し前半戦の借りを返したいところ。
初回表の日立の攻撃は、先頭の那須がライト前ヒットで出塁し、続く松岡の送りバントで一死二塁の先制のチャンスを作るが、後続が断たれ先制ならず。日立サンディーバの先発は泉。初回裏、四球とヒットで一死一、二塁のピンチを招くが、後続を落ち着いて抑え無得点。まずまずの立ち上がりを見せる

2回表、日立の攻撃は三者凡退。その裏、泉は一死から四球でランナーを出すと、次の打者に送りバントを決められ、二死二塁の先制のピンチを招く。次の打者のセンター前に抜けそうなゴロに松岡が追いつくも弾いて、内野安打となる。しかし、二塁ランナーが三塁を飛び出したところでタッチアウト。この回も無失点で切り抜け、0-0で試合は中盤戦へ。

3回表、先取点の欲しい日立の攻撃は、加福と那須の四球で一死一、二塁の先制のチャンスを掴むと、続く松岡のセンターへの大きな当たりはセンターオーバーのエンタイトルツーベースとなり、加福が先制ホームイン。なおも一死二、三塁のチャンスが続くと、ここで山田が打った瞬間にそれと分かる特大の3ランホームランを右中間へ放り込み3点を追加。山田は、このホームランで自らのリーグ戦通算記録を44本に伸ばした。引き続きペンドリーの四球とオカシオの左中間への二塁打で一死二、三塁と更にチャンスを拡げると、続く松本の内野ゴロでペンドリーが本塁を狙うもタッチアウト。この後も二死一、三塁のチャンスが続くが後続断たれ追加点は奪えずも、この回一挙4点を先制するビッグイニングとなった。その裏の相手の攻撃、泉はヒットと四球で一死一、二塁のピンチを招く。次の打者の外野フライでセカンドランナーが三塁へ進塁し、二死一、三塁とピンチが拡がる。そして、次の打者の内野安打で三塁ランナーにホームインを許し1点を返される。なおも二死一、二塁のピンチが続くが、次の打者を空振り三振に抑え最小失点で切り抜ける。

4回表、3点リードの展開となった日立の攻撃は、三者凡退に抑えられ無得点。その裏、ピッチャーは前節から3連投となるオカシオに交代。オカシオは相手打者を2三振含む三者凡退に抑える好投で無失点に抑える。

5回表、日立の攻撃は、二死からペンドリーが四球で出塁するも、後続が断たれ無得点。その裏、オカシオは一死から四球のランナーを出すも、後続を難なく抑え無失点。試合は4-1と3点リードのまま後半戦へ。

6回表、日立の攻撃は二死から代打の木村が四球を選び出塁すると、代打に倉本を起用。倉本は期待に応え、センターへのクリーンヒットで二死一、二塁と追加点のチャンスを作る。続く那須はピッチャー強襲の内野安打で二死満塁とチャンスが拡がる。ここで、先制打を放っている松岡がセンター前への2点タイムリーを放ち、6-1と5点リードの展開に。その裏、オカシオは先頭打者にレフト前ヒットを許し、送りバントで一死二塁のピンチを招くも、後続をキッチリ抑え6-1のまま最終回へ突入

7回表、日立の攻撃は先頭のペンドリーがダメ押しとも言えるセンターへのホームランを放ち、6点リードとする。更に二死から清原がレフト前ヒットで出塁するが、ここは後1本は出ずこの回1点止まり。その裏、オカシオはヒットと内野ゴロで二死二塁とされるも、後続をキッチリ抑えてゲームセット。オカシオは前節に続き連勝で2勝目をあげた。この結果、チームは今季初の連勝で通算成績を4勝10敗とした。

[撮影]深沢 高敏
松岡、先制二塁打含む3打点の大活躍!

[撮影]深沢 高敏
山田、勝利を呼び寄せる特大3号3ラン!

[撮影]西野 遼太
泉、3回1失点の好投で試合を作る!

[撮影]深沢 高敏
ペンドリー、3号ソロでダメ押し!

オーダー表&個人成績

個人成績

対 NECプラットフォームズ Red Falcons戦(9月22日 通算成績:5勝10敗)

山田決勝打でリーグ通算200打点達成!オカシオ完投で3連勝!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 0 0 0 0 2 0 0 2
NECプラットフォームズ 0 0 1 0 0 0 0 1
  • 【バッテリー】☆オカシオ(3勝1敗)−清原
  • 【二塁打】那須(5回)

試合レポート

第7節二日目の相手は、下位のNECプラットフォームズとの一戦。下位チームでもあり、確実に勝利し少しでも上を目指したいところ。初回表、日立の攻撃は、三者凡退で無得点。日立サンディーバの先発は、2連勝中のオカシオ。初回裏、安定した投球で三者凡退に抑え無失点。上々の立ち上がりを見せる。

2回表、日立の攻撃は先頭のペンドリーがセンター前ヒットで出塁。一死後、松本のセンター前ヒットで一死一、二塁の先制のチャンス作る。二死後、松畑が四球を選び、二死満塁とチャンスが拡がるが、後1本が出ず先制ならず。その裏、オカシオは先頭打者に四球を与え、次の打者に送りバントを決められ、一死二塁のピンチを招くが、後続を落ち着いた投球で抑え、この回も無失点。0-0で試合は中盤戦へ。

3回表、日立の攻撃は三者凡退で得点ならず。その裏の相手の攻撃、オカシオは二死後、相手1番打者にレフトへのホームランを許し先制点を献上する。続く打者の内野安打と盗塁で二死二塁のピンチを招き、更に次の打者の内野安打で二死一、三塁とピンチが拡がるも、後続を抑えこの回最小失点で切り抜ける。

1点を追いかける日立の攻撃は、5回表、一死から加福がセンター前ヒットで出塁。続く那須の左中間への二塁打で一死二、三塁と、一打逆転のチャンスを掴む。続く松岡が四球を選び、一死満塁とチャンスが拡がり、バッターは昨日3ランを放っている山田。山田は、センター前に弾き返す2点タイムリーで逆転に成功。山田はこの打点でリーグ通算200打点を達成した。その裏、オカシオは危なげなく三者凡退に抑え無失点。試合は2-1と1点リードで後半戦へ。

6回表、日立の攻撃は清原、松畑の連続四球で、二死一、二塁の追加点のチャンスを掴むも後1本が出ず、追加点ならず。 その裏、オカシオはテンポ良い投球で相手打線を三者凡退に抑え無失点。2-1のまま最終回へ突入

7回表、日立の攻撃は二死からの山田が四球で出塁すると、ペンドリーがセンター前ヒットで続き、更にオカシオが四球を選び二死満塁とチャンスが拡がるが、ここでも後1本が出ず追加点ならず。その裏、オカシオは相手打線を簡単に三人で抑えゲームセット。チームは前節からの3連勝で通算成績を5勝10敗とした。

[撮影]大木 浩
那須、左中間への二塁打でチャンスメイク!

[撮影]大木 浩
オカシオ、来日4連投!完投で3勝目!

[撮影]大木 浩
山田、決勝の2点タイムリー!

[撮影]西野 遼太
山田、前人未到のリーグ戦通算200打点達成!

オーダー表&個人成績

個人成績

記録&記事:中山 友紀子,徳田 政昭,奥田 透